活性化の会で4月13日に【宮田】に蒔いた蕎麦が芽を出した。
細く赤い茎の先に丸い小さな葉っぱ。そばの芽の赤は「アントシアニン」。
鹿のオードブルになってはかなわんと、ミッチャとせっちゃんがネット張。
※スプラウトとは、貝割れ菜やアルファルファなど、食べられる芽のことです。
ブロッコリー、クレソン、そばの芽、赤キャベツなどの種類があります。
思った通りこの雨で鮎が上ってきた。橋の上から覗くと馬ノ背の上が何となく
黒く見えたので、降りてきたら猿橋から馬ノ背にかけてかなりの群れが上っている。
水温13.5℃。まだまだ冷たいが、この温度で上ってくるのだから、
先鋒の鮎はよほど寒さに強い鮎なのだろう。毎年のことながら、初めて上ってきた
鮎を見ると『今年もきたか・・』とホッとする。
22日に索道を張った。そろそろ特採が始まる。
渇水に備えて、中電さんとの長篠堰堤排砂門の試験放水に立ち会った。
漁協の役員をやっていてよかった、と思うことは殆んどないが
今日のこの景色は格別だ。(ここは関係者以外立入り厳禁)
「オー・・・」足下に拡がる絶景に暫し我を忘れ見惚れる。この景色を皆んなに
見せてやりたい。夢中でシャッターを切る。
・・・そうだ、此処からなら鵜の首の水神様が見えるはずだが・・・。
あった、あった、やっぱりあった。
【鵜の首】右岸の岩盤の窪みに黒い石が挟まっているのが見える。
此処からだと、黒く小さな豆粒ほどに見えるが確かにある。ズームを一杯にして
シャッターを切る。
もう50年以上前になるが、この辺りはどこでも〔川小僧〕たちの遊び場だった。
ダムの上・鵜の首・大淵、何処でも泳いで潜った。水路でさえ泳いだ。
今は猿や鹿や猪やカワウが大きな顔をしているが、あの頃は確かにこの辺の主役は
〔川小僧達〕だった。そして、その頃もあの石はあった。
大水の時はこの辺は一面、水路の高さまでも平らになる。そして巨大な蛇が
のたうつように一気に大淵に流れ込む。あの石が怒涛の激流に耐え残っているのは
奇跡としか思えない。言い伝えによると大昔から彼処にあって、投げ落としても
元に戻ると云うことだが、試してみる勇気はない。
『これで0.3tの放水です』
中電さんの技師の声に我に返る。
そうだ、今日は試験放水の立会だった。
滝川の檻でデカいの二匹獲ったから、今年は良いだろうと思っていたら
いつの間にか籔中ボコボコ穴だらけ。イノシシの目残りにありつけるかどうか・・。
花の木の方から来たのだろうか?、宣戦布告なしに夜中にゲリラ戦で来るから
如何ともし難い。尤も、此方もイノシシをいじめているから仕返しに来ても
文句は言えないのだが。
■お知らせ
《キラッと奥三河観光ナビ》で【鮎滝】を紹介して頂きました。
『走ってきたヨ!』
今年も、鮎滝のハッピを着て名古屋を走ってきたと、
なみ子さんが写真を持ってきた。
お疲れさま。なみ子60歳、フルマラソン完走。あんたは偉い。