ぼちぼち、溜まった調律仕事をこなす月間になりつつあります。
昨年4月は、仕事出張兼旅行で関西九州方面に行ったのが今年はないので、この時期、一年定期調律ものは多くはないのだけど(昔は春にはピアノが売れて忙しかったけど、今はねぇ…)、ここ数ヶ月はバンド関係がなにかと忙しかったので、このところやや落ち着いて真面目にブッキングに勤しんでおり。
営業アポ電話をかけまくってると、「子供がまだいいと言ってるから」という断りフレーズにあって、おぉ久々聞いたのぉ、このパターンと思った。
久々に聞いたのは、生ピアノそのものが減ってるし、なにしろ子供がピアノを習う期間が短くなってるし、使わない家はとっとと処分する傾向にあるからなんだけど。
しかし、子供が・・・っていうのはいつ聞いても、すごいなぁと思っちゃう。
そんなに、耳が良いのかお宅の子供は…って心の中で呟くわけです。
プロの経験から言えば、調律師よりピアノの状態がわかってる子供も大人もいるわけないんだけど・・・。
単に言い訳に使ってるとか、あとはまあ、あまり使ってないし金がないし延期したいという親の心理を子供が汲んでたりとかなんですが。
やはり判断は親がして、自分の言葉で喋ってくれと思いますね。
今予算が取れなくてと言われるのが、一番納得がいきます。
子供の音感とピアノの将来にわたるコンディションを考えれば、1~1年半で1万数千円=1ヶ月換算1,000円は高くはないと思うけどね~、なかなか解ってもらえないことも多いです。
そういう人たちには、デジタルが向いているのだと思います、残念ながら。
長く生ピアノを弾いてる方と話してる時、デジピの話になると面白いのは、上手な人にはすごく弾きにくい楽器だということ。
ピアニッシモには対応できないので、音が出ないことがあってすごく弾き難くていやだと皆さん言います。
生ピの受け入れるタッチのレンジに比べて、非常に狭い。
デジピの技術の進化も著しくはあって、録音されたものなどは聴き分けられないくらいになってるけど、どこまで行っても本物のタッチにはたどり着けなくて、生ピアノの打楽器的部分も含めた幅広さにはどうやっても及ばない。
子供がピアノを習う時に覚える事柄は、譜面の読み方や鍵盤楽器での指の動かし方などだけではなくて、キーを叩いてハンマーが弦を叩く感触を体で覚える部分がすごく大きいと思います。
デジタルで練習しても、ピアノの面白さの半分くらいのことにしか接することが出来ないので可哀想だしもったいないことだなぁと思う。
まあしかし、今の子供は他にも塾やらなんやら忙しいし親も教育費がかさんで、それどころじゃないのでしょうが・・・。
と、色々書きましたが、ブッキングはまあスムーズに行って、しばらく調律屋稼業にそこそこ忙しくなりそうです。
あーしかし!、ベーシストとしても報告っ!
新しいベースを、昨日注文したぜーっ!
最初で最後の?オーダー。
PGM吉田氏ブランドの、Finesty。
色はやはり赤のぼかしでラッカー吹きっぱに決定。
次のライブでは、登場だよ。
昨年4月は、仕事出張兼旅行で関西九州方面に行ったのが今年はないので、この時期、一年定期調律ものは多くはないのだけど(昔は春にはピアノが売れて忙しかったけど、今はねぇ…)、ここ数ヶ月はバンド関係がなにかと忙しかったので、このところやや落ち着いて真面目にブッキングに勤しんでおり。
営業アポ電話をかけまくってると、「子供がまだいいと言ってるから」という断りフレーズにあって、おぉ久々聞いたのぉ、このパターンと思った。
久々に聞いたのは、生ピアノそのものが減ってるし、なにしろ子供がピアノを習う期間が短くなってるし、使わない家はとっとと処分する傾向にあるからなんだけど。
しかし、子供が・・・っていうのはいつ聞いても、すごいなぁと思っちゃう。
そんなに、耳が良いのかお宅の子供は…って心の中で呟くわけです。
プロの経験から言えば、調律師よりピアノの状態がわかってる子供も大人もいるわけないんだけど・・・。
単に言い訳に使ってるとか、あとはまあ、あまり使ってないし金がないし延期したいという親の心理を子供が汲んでたりとかなんですが。
やはり判断は親がして、自分の言葉で喋ってくれと思いますね。
今予算が取れなくてと言われるのが、一番納得がいきます。
子供の音感とピアノの将来にわたるコンディションを考えれば、1~1年半で1万数千円=1ヶ月換算1,000円は高くはないと思うけどね~、なかなか解ってもらえないことも多いです。
そういう人たちには、デジタルが向いているのだと思います、残念ながら。
長く生ピアノを弾いてる方と話してる時、デジピの話になると面白いのは、上手な人にはすごく弾きにくい楽器だということ。
ピアニッシモには対応できないので、音が出ないことがあってすごく弾き難くていやだと皆さん言います。
生ピの受け入れるタッチのレンジに比べて、非常に狭い。
デジピの技術の進化も著しくはあって、録音されたものなどは聴き分けられないくらいになってるけど、どこまで行っても本物のタッチにはたどり着けなくて、生ピアノの打楽器的部分も含めた幅広さにはどうやっても及ばない。
子供がピアノを習う時に覚える事柄は、譜面の読み方や鍵盤楽器での指の動かし方などだけではなくて、キーを叩いてハンマーが弦を叩く感触を体で覚える部分がすごく大きいと思います。
デジタルで練習しても、ピアノの面白さの半分くらいのことにしか接することが出来ないので可哀想だしもったいないことだなぁと思う。
まあしかし、今の子供は他にも塾やらなんやら忙しいし親も教育費がかさんで、それどころじゃないのでしょうが・・・。
と、色々書きましたが、ブッキングはまあスムーズに行って、しばらく調律屋稼業にそこそこ忙しくなりそうです。
あーしかし!、ベーシストとしても報告っ!
新しいベースを、昨日注文したぜーっ!
最初で最後の?オーダー。
PGM吉田氏ブランドの、Finesty。
色はやはり赤のぼかしでラッカー吹きっぱに決定。
次のライブでは、登場だよ。