今年初ウルトラ3月のナゴウラ100Kは、あまりに辛い雨やったです
が・・・またまた 今回のウルトラ大会当日だけ 雨予報の島根地方となっておりました
コースは、島根半島一円(松江市美保関町~出雲市大社町)
美保関文化交流館1階(美保神社参道入口より南へ約50m)が受付で
当日受付もできます。(松江市内から車で30~40分ほど)
さて、29日大会当日 松江JR駅前近くにうえぴょん師匠と同じ宿をとっており
一緒に駅前からスタートするシャトルバスに向かう。
ホテルから歩いて5分くらいで到着。
時間は午前3時すぎ シャトルバス3台が待機しております。
バスは予約制となって、事前に入金ずみ。
満員になったら順次発車で最終バスが3時40分だそうです。
おなじく、松江市役所からも6台ほど同じ時刻で発車です。
駅前よりも、やはり松江といえばしんじ湖温泉宿泊となり
一畑電車 しんじ湖温泉駅前にある市役所集合が多数みたいです。
また、市役所に車もとめれるみたいです。
バスで40分ほどゆられ、スタート地点到着。
美保関文化交流館の2階に更衣室があるので移動。
もう人で一杯でしたが、会場内の奥にはランナーのために
キネシオのテープを無料で貼ってくれるサービスコーナ(3名で)
があり、その横っちょに陣取り。
すぐ横で テーピングを入念に説明つきで施してくれるのが拝見でき
次から次にみなさんやってもらう。
パンツ一丁になってテーピング三昧の人もいました
よう考えたら、ここまでして みなさん100Kを走る・・危ない人たちばかり
時間あるのでトイレにいく。 どうもおなかの調子が悪い。下痢
スタート時間30分ほど前となり、えびす様の総本宮 美保神社前に集合です。
(前日も、この当日も美保神社をまったくみず・・ このとき初めて鳥居の前にきただけ)
5時半スタート 約500人の個人の部ランナー集合。
(リレー参加者が約1000人は このあと チーム編成により6時と6時半スタートとなってます)
スタート前 個人ランナーの集合写真をとると放送ありましたが・・
おなかが痛くなり、坊っちゃん再び更衣室までもどりトイレに入りこもり・・参加できず)
スタートぎりぎりに戻ることができなんとか間に合いました。
少ない人数なので、たいした混雑もなくスタート。どんどんみなさん後ろから抜いていく。
マイペースでキロ6分前後で走ります。
左に日本海がずーとみえすばらしい景色です。
もうこの時間は夜があけており、雨はまだふる気配なく曇り空 涼しく
走りやすい。 雨を覚悟してただけに 感謝です。
この涼しいうちに距離を稼いでおくが、この時期のウルトラポイント
境港の方面に向かって走るので、隠岐の島への大型フェリーもみれます。
(前日はみれたのですが、この日?はて、記憶がありません)
おなかはすっきりしたので、まずまずのペースで走れてます。
6キロほど進むを右におれ峠をこえて半島反対側にでます。
今度は、右に日本海が目に入ります。
10Kのエイドは飲み物だけすが、次のエイド14Kでは食事がありました。
ナゴウラでかなり苦労した食事なので、今回はジェルを6個ほど持って走っております。
うえぴょん師匠いわく、ここは食事が豊富なのでジェルいらないくらいとのこと。
ほんとそのとおりで、14Kで朝食とれました
もうこれだけで感謝。
ちなみに、21箇所エイドがあり11箇所が食事がでます
その上に、私設エイドの食事もありですから
高さはないものの、アップダウンがこきざみに続くも
右手にみえる美しい海岸線の景色にみとれながら機嫌よく走っておりましたが・・・
何がおきるかわからないのが100Kドラマ
30Kくらい、中ボスの100Mほどのぼりでおなかに違和感・・きゅるきゅる
やばい・・・でもがまんはできそう。走っているうちに治まるだろう・・
がだんだん黄色信号に・・肛門に力をいれとかないと危ない。
気を抜くとえらいことになる状態です。
その中ボスを上がりきったところで・・いっきに下りが
黄色信号から赤色信号 きたー
額に脂汗、そして下りの脚の刺激に耐え同時に 肛門力いれて
ひたすら耐える。
とにかくエイドが見えるまでがまん。
34キロあたり、左側にエイドが視界に入った。
お疲れ様~とスタッフのみなさんの言葉に返答できず手を振っただけで
エイドをやりすごして左置くにあるトイレめがけて一直線
4~5人トイレ前にたむろしてたのでまさか 違っておりました。
リレー交替選手たちの談笑タイムでした。
飛び込んで・・・・ふ~ ほんま危なかった
しばらくたたずんで立ち上がろうとしてジェル落として拾い・・
外では、おばさまが出るのをまってはりました
ここからが・・だんだん弱気になってくる。
脚に力が入らず・・身体の力が抜けてしまったようで
この先70K近くとても最後まで持ちそうにないと 走れない理由を脳内で
探し始める。
当初曇り空で涼しくなってきてたが、日が照り始め
がんがん温度があがってきて体にこたえる。
さらに臀部、左ハムにも痛みが出始めてきている。
とりあえず、この痛みをなんとかしようと 携行していたロキソニンを探す。??
ない むむむ トイレでこれも一緒に落としたみたい。
小さい袋やったのでわからなかったのだろう
松江市内方向に近づいてきてる・・やめるならこの辺かな・・などなど脳内ぐるぐる
とにかく腹に力をいれないとと、ジェルを1本投与して中間地点(55K)までは目指す。
ワンウェイコースなので、ゴール地点で受け取るリュックは、この中間地点でいったん
落としてくれるそうだ。余分なパッキングがいらずこれは便利。
そのリュックに、予備ロキソニンがあるはず。
エイドに到着・・すると すごい エイドにはいっただけでリュックを目の前に運んできてくれた。
ロスタイムなし
すぐに、ロキソニンだけとってリュックは戻した。
エイドで水もらい服用し果物を食べる。ほとんどのエイドは、オレンジ、レモンがあり
スイカ、いちごもありました。
ここでやめる・・の思案
先週、あの東の村岡といわれる野辺山ウルトラ100Kを11時間台で走ってきた
うえぴょん師匠はおそらくどんなに脚がしんどくてもあきらめないだろうな。
必死でいまここを目指している。まだ、走りはじめて5時間ほど
フルマラソンくらいの距離であきらめるのか!!と自問自答。
よし行くか!!! ロキソニンも効いてくれるだろうと期待する。
走りはじめると・・・アップダウンはなくなり山の中にはいって抜けると
今度は左に海? いや、宍道湖がみえてきた。残り40K弱。
落ちていた体力がじょじょに戻ってきて少し楽に走れるようになる。
途中のエイドでおにぎりをさらに追加補給。
(全部は食べきれなかったです)
平地になったのはいいが、ここにきて雨が降り始め雨足がきつくなる。
狭い歩道となり、後ろからどんどんリレー選手が抜いていく。
声をかけて抜く分はいいが、ぶつかってくるランナーもいる。
マナー最悪
あと30K くらい・・気持ちがへたってくるころに黄色いウェアーの
兄ちゃんがちょうどいいペースで前を走っているのでついていくことにした。
だんだん離されるが、エイドで追いついて・・また離されを何度かくりかえす。
が、やがてそれも脚に限界が・・追いつけなくなった
と、今度はグリーンTシャツのお姉さんが横を抜いていった。
今度はこのお姉さんを追跡。しばらくすると、お姉さんがヘタってきたらしく
頭と上半身がぶれ始めだし横にならんでしまった
並んだときに、一声。
がんばりましょう~身体がぶれはじめましたよ~とアドバイス。
(いやはや、きっとお姉さんが実力上なのにえらそうに言って)
と、お姉さん 息を吹き返した
身体を立て直したとたんに 脚がまた動きはじめました
背中追跡さらに継続が・・・どんどん離され始めた
なんと、さらに先行く黄色ウェアーのお兄さんの後ろについた。
そして・・・さらに前に行った
雨がどんどん激しく降り始め水溜りを避けながら狭い歩道
段差が腰に堪えてくる
残り20K少々・・と、後ろから白いウェアーの兄ちゃんが刺してきた。
しめしめ・・引っ張っていってもらおうと・・しばらく追跡。
信号待ちで並んだ。話しかけると 坊っちゃん出身地香川からとのこと。
もうサブ10ムリですよね~と二人で納得し おしゃべりしながら
併走。ときおり、リレーランナーがぶっ飛ばして抜いていく。
キロ6分から7分近くに落ちて走っている。
と・・後ろから 大柄な兄ちゃん(100K用赤ゼッケン)が2人を刺した。
ここにきて 赤ゼッケンには抜かれてなかった。
香川の兄ちゃんは、過去2回ほどここをサブ10(峠2個今回より厳しいコース)
やってはるサブ3実力の兄ちゃんです。
おそらく プライドに火がついたと思われます
坊っちゃんでも そう思ったくらいですから(笑)
併走申し訳ないので、どうぞ先に言ってくださいと声かけました。
じゃ、お先にいかせてもらいますね~と
大柄兄ちゃんをあっという間に捕まえて刺した
みるみる見えなくなった。
ということで、今度はこの大柄兄ちゃんの背中に張り付いた。
いいペースです。
サブ10あきらめた脚はめちゃくちゃ重く感じ速度あげれなかったのですが
ここにきて、少し動くようになってきた。
大柄の兄ちゃんに後ろから声かけた。
サブ10ムリですよね~と。
と・・その兄ちゃん いやいや、このペースで最後まで押し切れたら
十分間に合いますよとのこと
えええ!!!あきらめたらあかんの!
ではぴったしマークしてさらに追跡。
15キロ手前のエイドで給水。
ここで、前日受付会場のショップで購入したカフェイン入りメイタンを投与。
うわさによると、最後の追い込みには これが効くとのラン友さんアドバイス
ロスタイム回避のため坊っちゃんすぐに出発。
無論、大柄兄ちゃんにお先にいかせてもらいます~と挨拶。
がんばってくださいとエールいただきました。
共走・・・に感謝です。
と・・・エイドをでてからしばらくすると あれだけ重かった脚が
動くんです!!! 自分でもびっくり。
あのキロ7分の脚が回復するの?と
あきらめたらあかんのです!!
回復するんです。!! これこそ、ウルトラの醍醐味です。
ラップ表みてもらったらわかるかと思いますが キロ5分台の走り復活です。
と・・残り10Kほどで あの黄色シャツの兄ちゃん発見。
そして、その前をグリーンTシャツのお姉さん
が走ってるではありませんか。
どんどん、背中が近づいてきます
横に並んで声かける。 お先にいかせてもらいます~と言うと
兄ちゃんびっくり えええ、もうスパートかけるんですかと。
がんばってくださいとエールいただきました。
ここでも 共走・・・に感謝です。
そして、お姉さんにも一声。お姉さんもびっくりしてはりました。
まだ、脚はもってくれてます。
と・・・先に 香川のお兄ちゃんの白い背中が視界に入りました。
遠くに見える白いシャツを目指して追っかける。
ゴール放送の声が聞こえてきました。
必死で追っかけるも、兄ちゃんもどんどんペースがあがり
追いつくのはムリでしたが・・これもまた
最後の最後まで、あの白い背中に引っ張ってもらい
ゴールに飛び込みました。
共走・・・に感謝です。
一度はゴールをあきらめ
そしてさらにサブ10をあきらめゴールを目指すが・・・
みなさんに助けてもらったおかげで
9時間48分42秒
昨年の隠岐の島で自己ベストよりほんの数秒だけ自己ベスト更新となりました。
(ただ時計の距離は2キロほど少ないので・自己満足でありますが)
ゴール後、お接待にかき氷にぜんざい 雨で冷えた身体にぜんざいはやさしかった~。
そして・・リュックは? スタッフさんに尋ねると 旅館の中とのこと。
そこでは、お風呂も入れました。 感謝です。
この大会、エントリー代 なんと 1万円なんです。
これほどのエイドはすばらしく充実し ソーメン、おにぎり、とうふ味噌汁、 宍道湖名物しじみ汁などなど
そして、コース途中の道案内、コーナいたるところにスタッフさん、道路横断もガードマンさんと配置され
コースアウトはまったく心配なかったです。
抽選となりましたが、高度もさほどなく ウルトラデビュー、練習にはもってこいのお奨め大会に坊っちゃん認定す。
本当にスタッフみなさんお世話になりました。
そして、沿道のみなさん 朝の早くから 、雨の中も ・・・応援ありがとうございました。
残念なのは、ゴール後 雨も降っており 出雲大社 まったく見学してないこと
また、いつかきます~。
旅館で無料お風呂はいってそのまんま
一畑電車 16:59出雲大社駅~途中乗り換え~しんじ湖温泉駅18:00到着。
ゼッケン見せれば 電車 無料でした
駅降りて、JR松江駅行きのバスの時刻を売店のおばちゃんに聞いていたら
背後からレインコートきたお兄ちゃん(たしか出雲大社から乗ってはりました)が声かけてくれ
同じランナー同士。市役所に車置いているので、送ってあげますよ~と
最後の最後まで
共走・・・に感謝です。
が・・・またまた 今回のウルトラ大会当日だけ 雨予報の島根地方となっておりました
コースは、島根半島一円(松江市美保関町~出雲市大社町)
美保関文化交流館1階(美保神社参道入口より南へ約50m)が受付で
当日受付もできます。(松江市内から車で30~40分ほど)
さて、29日大会当日 松江JR駅前近くにうえぴょん師匠と同じ宿をとっており
一緒に駅前からスタートするシャトルバスに向かう。
ホテルから歩いて5分くらいで到着。
時間は午前3時すぎ シャトルバス3台が待機しております。
バスは予約制となって、事前に入金ずみ。
満員になったら順次発車で最終バスが3時40分だそうです。
おなじく、松江市役所からも6台ほど同じ時刻で発車です。
駅前よりも、やはり松江といえばしんじ湖温泉宿泊となり
一畑電車 しんじ湖温泉駅前にある市役所集合が多数みたいです。
また、市役所に車もとめれるみたいです。
バスで40分ほどゆられ、スタート地点到着。
美保関文化交流館の2階に更衣室があるので移動。
もう人で一杯でしたが、会場内の奥にはランナーのために
キネシオのテープを無料で貼ってくれるサービスコーナ(3名で)
があり、その横っちょに陣取り。
すぐ横で テーピングを入念に説明つきで施してくれるのが拝見でき
次から次にみなさんやってもらう。
パンツ一丁になってテーピング三昧の人もいました
よう考えたら、ここまでして みなさん100Kを走る・・危ない人たちばかり
時間あるのでトイレにいく。 どうもおなかの調子が悪い。下痢
スタート時間30分ほど前となり、えびす様の総本宮 美保神社前に集合です。
(前日も、この当日も美保神社をまったくみず・・ このとき初めて鳥居の前にきただけ)
5時半スタート 約500人の個人の部ランナー集合。
(リレー参加者が約1000人は このあと チーム編成により6時と6時半スタートとなってます)
スタート前 個人ランナーの集合写真をとると放送ありましたが・・
おなかが痛くなり、坊っちゃん再び更衣室までもどりトイレに入りこもり・・参加できず)
スタートぎりぎりに戻ることができなんとか間に合いました。
少ない人数なので、たいした混雑もなくスタート。どんどんみなさん後ろから抜いていく。
マイペースでキロ6分前後で走ります。
左に日本海がずーとみえすばらしい景色です。
もうこの時間は夜があけており、雨はまだふる気配なく曇り空 涼しく
走りやすい。 雨を覚悟してただけに 感謝です。
この涼しいうちに距離を稼いでおくが、この時期のウルトラポイント
境港の方面に向かって走るので、隠岐の島への大型フェリーもみれます。
(前日はみれたのですが、この日?はて、記憶がありません)
おなかはすっきりしたので、まずまずのペースで走れてます。
6キロほど進むを右におれ峠をこえて半島反対側にでます。
今度は、右に日本海が目に入ります。
10Kのエイドは飲み物だけすが、次のエイド14Kでは食事がありました。
ナゴウラでかなり苦労した食事なので、今回はジェルを6個ほど持って走っております。
うえぴょん師匠いわく、ここは食事が豊富なのでジェルいらないくらいとのこと。
ほんとそのとおりで、14Kで朝食とれました
もうこれだけで感謝。
ちなみに、21箇所エイドがあり11箇所が食事がでます
その上に、私設エイドの食事もありですから
高さはないものの、アップダウンがこきざみに続くも
右手にみえる美しい海岸線の景色にみとれながら機嫌よく走っておりましたが・・・
何がおきるかわからないのが100Kドラマ
30Kくらい、中ボスの100Mほどのぼりでおなかに違和感・・きゅるきゅる
やばい・・・でもがまんはできそう。走っているうちに治まるだろう・・
がだんだん黄色信号に・・肛門に力をいれとかないと危ない。
気を抜くとえらいことになる状態です。
その中ボスを上がりきったところで・・いっきに下りが
黄色信号から赤色信号 きたー
額に脂汗、そして下りの脚の刺激に耐え同時に 肛門力いれて
ひたすら耐える。
とにかくエイドが見えるまでがまん。
34キロあたり、左側にエイドが視界に入った。
お疲れ様~とスタッフのみなさんの言葉に返答できず手を振っただけで
エイドをやりすごして左置くにあるトイレめがけて一直線
4~5人トイレ前にたむろしてたのでまさか 違っておりました。
リレー交替選手たちの談笑タイムでした。
飛び込んで・・・・ふ~ ほんま危なかった
しばらくたたずんで立ち上がろうとしてジェル落として拾い・・
外では、おばさまが出るのをまってはりました
ここからが・・だんだん弱気になってくる。
脚に力が入らず・・身体の力が抜けてしまったようで
この先70K近くとても最後まで持ちそうにないと 走れない理由を脳内で
探し始める。
当初曇り空で涼しくなってきてたが、日が照り始め
がんがん温度があがってきて体にこたえる。
さらに臀部、左ハムにも痛みが出始めてきている。
とりあえず、この痛みをなんとかしようと 携行していたロキソニンを探す。??
ない むむむ トイレでこれも一緒に落としたみたい。
小さい袋やったのでわからなかったのだろう
松江市内方向に近づいてきてる・・やめるならこの辺かな・・などなど脳内ぐるぐる
とにかく腹に力をいれないとと、ジェルを1本投与して中間地点(55K)までは目指す。
ワンウェイコースなので、ゴール地点で受け取るリュックは、この中間地点でいったん
落としてくれるそうだ。余分なパッキングがいらずこれは便利。
そのリュックに、予備ロキソニンがあるはず。
エイドに到着・・すると すごい エイドにはいっただけでリュックを目の前に運んできてくれた。
ロスタイムなし
すぐに、ロキソニンだけとってリュックは戻した。
エイドで水もらい服用し果物を食べる。ほとんどのエイドは、オレンジ、レモンがあり
スイカ、いちごもありました。
ここでやめる・・の思案
先週、あの東の村岡といわれる野辺山ウルトラ100Kを11時間台で走ってきた
うえぴょん師匠はおそらくどんなに脚がしんどくてもあきらめないだろうな。
必死でいまここを目指している。まだ、走りはじめて5時間ほど
フルマラソンくらいの距離であきらめるのか!!と自問自答。
よし行くか!!! ロキソニンも効いてくれるだろうと期待する。
走りはじめると・・・アップダウンはなくなり山の中にはいって抜けると
今度は左に海? いや、宍道湖がみえてきた。残り40K弱。
落ちていた体力がじょじょに戻ってきて少し楽に走れるようになる。
途中のエイドでおにぎりをさらに追加補給。
(全部は食べきれなかったです)
平地になったのはいいが、ここにきて雨が降り始め雨足がきつくなる。
狭い歩道となり、後ろからどんどんリレー選手が抜いていく。
声をかけて抜く分はいいが、ぶつかってくるランナーもいる。
マナー最悪
あと30K くらい・・気持ちがへたってくるころに黄色いウェアーの
兄ちゃんがちょうどいいペースで前を走っているのでついていくことにした。
だんだん離されるが、エイドで追いついて・・また離されを何度かくりかえす。
が、やがてそれも脚に限界が・・追いつけなくなった
と、今度はグリーンTシャツのお姉さんが横を抜いていった。
今度はこのお姉さんを追跡。しばらくすると、お姉さんがヘタってきたらしく
頭と上半身がぶれ始めだし横にならんでしまった
並んだときに、一声。
がんばりましょう~身体がぶれはじめましたよ~とアドバイス。
(いやはや、きっとお姉さんが実力上なのにえらそうに言って)
と、お姉さん 息を吹き返した
身体を立て直したとたんに 脚がまた動きはじめました
背中追跡さらに継続が・・・どんどん離され始めた
なんと、さらに先行く黄色ウェアーのお兄さんの後ろについた。
そして・・・さらに前に行った
雨がどんどん激しく降り始め水溜りを避けながら狭い歩道
段差が腰に堪えてくる
残り20K少々・・と、後ろから白いウェアーの兄ちゃんが刺してきた。
しめしめ・・引っ張っていってもらおうと・・しばらく追跡。
信号待ちで並んだ。話しかけると 坊っちゃん出身地香川からとのこと。
もうサブ10ムリですよね~と二人で納得し おしゃべりしながら
併走。ときおり、リレーランナーがぶっ飛ばして抜いていく。
キロ6分から7分近くに落ちて走っている。
と・・後ろから 大柄な兄ちゃん(100K用赤ゼッケン)が2人を刺した。
ここにきて 赤ゼッケンには抜かれてなかった。
香川の兄ちゃんは、過去2回ほどここをサブ10(峠2個今回より厳しいコース)
やってはるサブ3実力の兄ちゃんです。
おそらく プライドに火がついたと思われます
坊っちゃんでも そう思ったくらいですから(笑)
併走申し訳ないので、どうぞ先に言ってくださいと声かけました。
じゃ、お先にいかせてもらいますね~と
大柄兄ちゃんをあっという間に捕まえて刺した
みるみる見えなくなった。
ということで、今度はこの大柄兄ちゃんの背中に張り付いた。
いいペースです。
サブ10あきらめた脚はめちゃくちゃ重く感じ速度あげれなかったのですが
ここにきて、少し動くようになってきた。
大柄の兄ちゃんに後ろから声かけた。
サブ10ムリですよね~と。
と・・その兄ちゃん いやいや、このペースで最後まで押し切れたら
十分間に合いますよとのこと
えええ!!!あきらめたらあかんの!
ではぴったしマークしてさらに追跡。
15キロ手前のエイドで給水。
ここで、前日受付会場のショップで購入したカフェイン入りメイタンを投与。
うわさによると、最後の追い込みには これが効くとのラン友さんアドバイス
ロスタイム回避のため坊っちゃんすぐに出発。
無論、大柄兄ちゃんにお先にいかせてもらいます~と挨拶。
がんばってくださいとエールいただきました。
共走・・・に感謝です。
と・・・エイドをでてからしばらくすると あれだけ重かった脚が
動くんです!!! 自分でもびっくり。
あのキロ7分の脚が回復するの?と
あきらめたらあかんのです!!
回復するんです。!! これこそ、ウルトラの醍醐味です。
ラップ表みてもらったらわかるかと思いますが キロ5分台の走り復活です。
と・・残り10Kほどで あの黄色シャツの兄ちゃん発見。
そして、その前をグリーンTシャツのお姉さん
が走ってるではありませんか。
どんどん、背中が近づいてきます
横に並んで声かける。 お先にいかせてもらいます~と言うと
兄ちゃんびっくり えええ、もうスパートかけるんですかと。
がんばってくださいとエールいただきました。
ここでも 共走・・・に感謝です。
そして、お姉さんにも一声。お姉さんもびっくりしてはりました。
まだ、脚はもってくれてます。
と・・・先に 香川のお兄ちゃんの白い背中が視界に入りました。
遠くに見える白いシャツを目指して追っかける。
ゴール放送の声が聞こえてきました。
必死で追っかけるも、兄ちゃんもどんどんペースがあがり
追いつくのはムリでしたが・・これもまた
最後の最後まで、あの白い背中に引っ張ってもらい
ゴールに飛び込みました。
共走・・・に感謝です。
一度はゴールをあきらめ
そしてさらにサブ10をあきらめゴールを目指すが・・・
みなさんに助けてもらったおかげで
9時間48分42秒
昨年の隠岐の島で自己ベストよりほんの数秒だけ自己ベスト更新となりました。
(ただ時計の距離は2キロほど少ないので・自己満足でありますが)
ゴール後、お接待にかき氷にぜんざい 雨で冷えた身体にぜんざいはやさしかった~。
そして・・リュックは? スタッフさんに尋ねると 旅館の中とのこと。
そこでは、お風呂も入れました。 感謝です。
この大会、エントリー代 なんと 1万円なんです。
これほどのエイドはすばらしく充実し ソーメン、おにぎり、とうふ味噌汁、 宍道湖名物しじみ汁などなど
そして、コース途中の道案内、コーナいたるところにスタッフさん、道路横断もガードマンさんと配置され
コースアウトはまったく心配なかったです。
抽選となりましたが、高度もさほどなく ウルトラデビュー、練習にはもってこいのお奨め大会に坊っちゃん認定す。
本当にスタッフみなさんお世話になりました。
そして、沿道のみなさん 朝の早くから 、雨の中も ・・・応援ありがとうございました。
残念なのは、ゴール後 雨も降っており 出雲大社 まったく見学してないこと
また、いつかきます~。
旅館で無料お風呂はいってそのまんま
一畑電車 16:59出雲大社駅~途中乗り換え~しんじ湖温泉駅18:00到着。
ゼッケン見せれば 電車 無料でした
駅降りて、JR松江駅行きのバスの時刻を売店のおばちゃんに聞いていたら
背後からレインコートきたお兄ちゃん(たしか出雲大社から乗ってはりました)が声かけてくれ
同じランナー同士。市役所に車置いているので、送ってあげますよ~と
最後の最後まで
共走・・・に感謝です。