今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめ、70歳サブ4なんとか維持したいと日々精進
ゆっくり長く走れば強い脚になれる・・信じて。

6.18 隠岐の島ウルトラマラソンに感動・感謝・追走 物語

2017年06月18日 | レース模様
6.16金曜夕方広島入り
 カープファンの赤・赤・赤が駅にわんさか
 初めてみました~ 応援パワー
 そして、カープ通りなんぞあることも

6.17土曜日 広島駅前新幹線口に7時15分までに集合。
3回目の集合経験ですが、今回も予想どおり集合場所に
ちゃんとガイドさんまっていない
JTB側が我々に指示したと言ってる場所と、ガイドさんが
聞いている場所と違う
4回目 果たして・・・来年に期待しましょう

ツアーバスには12名乗車です。

11時過ぎに西郷港到着。
今回は、船が出発するまでに 鬼太郎ロードをたっぷり堪能できました。

船到着後、前日入りしているうえぴょん師匠と合流し受付へ。
そこで、うえぴょん師匠のラン友さん Yさんを紹介していただく。
この方、昨年 武庫川ユリカモメ70Kで ゴール約1キロほど手前で刺され
どんどん引き離された実力者。年齢はうえぴょん師匠と同じくで
60歳以上の部 だんとつの1位に一番近い方 

3人で記念写真撮っていただきました

旅館へ移動。
M旅館・・娘さんはがんばっているのですが
いろいろあり・・次回はパスしたい

スタート会場近くでロケーションはめちゃええんですがね


6.18日曜 朝2時すぎにうえぴょん師匠は外へジョギング
戻ってきて3時に朝食です。

4時、会場へ歩いて移動。10分ちょいで到着です。
ランナーは500人くらいでしょうか この人数の少なさが好きです~
会場付近は、恒例のMCさんのおしゃべりでいやでも盛り上がります。

わりと前のほうでうえぴょん師匠と一緒に位置取りし 5時スタート
空は雲がどんよりかかっており空気もヒンヤリ。
予報は晴れなので、涼しいうちに距離をかせぐべし。

いでたちは、左脚に不安 
上から、ハム用のサポータ、膝用サポータ(その下は膝テーピング)、
足首も痛みありなので足首サポータ。あわせて、右ひざもムカツクで
痛みはしったので安全のため膝テーピングを実施。
そして、ガスター10とセットでハムの痛み止めとしてロキソニンも投与です。






5時スタート マイペースを心がけること・・と、うえぴょん師匠の背中がどんどん
離れていく

身体があったまってきて少しペースあがってくると
徐々にうえぴょん師匠の背中が目にはいってきた。
さらに近づこうとしたらいきなり左にそれてトイレに行った。
2個あり、左側には女性が入った。うえぴょん師匠右側のトイレのドアノブを
とってドア開けたら・・オーマイガー男性が小用してた
小でよかったこと(笑)

声かけられず・・先にいかせてもらった。

25キロあたりからだんだん上りがきつくなって35キロ手前までの約10K 高度250Mまで
ひたすらがまん。
こののぼりで、後ろからすい~と Yさんが抜いていった
さすが
追っかける脚がないです。
誰一人歩く人はいない。 ウルトラマニアばかりです。

Yさんの背中をみながら上っていると、これまたYさん右側にそれてトイレタイム。
これまた、お先にいかせてもらったが・・・
トイレから出てきてすぐに抜かれてしまった

どんどん上りで抜かれていくそして下りで追いつく
ただし、下りはまだ先が長いのでペースを抑えながら脚を残す。

48Kあたりのレストステーションもう少しの位置
大きな道路にでてひたすら走るのだが、隠岐の島のすごいところは
かなり幅広い歩道があるが走りやすい車道を走れる
車そこそこ通過するがランナーに気を使ってくれる。
車道をストレスなく走れること・・これこそ隠岐の島
沿道応援のおばあちゃんたちは、ゼッケンナンバーから名前を調べて名前を
呼んでくれる。
あげくには、愛知からきた坊ちゃんがんばれ!!のエールが飛んできた
大きな声で返答 愛知じゃない愛媛です!! と県知事の宣伝ポスター
通りのやりとりも

そして、Tシャツロゴをみて 激沈がんばれーとも(笑)

もうこのあたりでは、前後数十M以上ランナー間隔があり辛さが一段と堪えるので
沿道応援がありがたいです。

左の脇道にはいりアップダウンを1回するとアナウンサーの声
ようやくレストステーションです。
ここに入ってきたとたんに、すでに中間荷物を持ってきてくれている
見事な連携プレーです。が・・・荷物はとらずでお礼を言ってさらに脚を進め
ランチタイム 目指すは、カレーです。
1週間前には、まったく食することができなかったが 今回は食欲あり

カレーコーナへ行き注文。と・・・女性が近寄ったきて
坊ちゃんさんですか?と。
見知らぬ女性から名前を呼ばれ・・坊ちゃん興奮
ランナー姿でなく一般応援の方みたいですが・・

お話きくとびっくり。愛媛から女性ランナーさん5名参加のうちのおひとり。
松山のラン友さんたちからウルトラ練習でよくお名前聞くM野さんではありませんか。
スタート会場で、ゼッケン番号記憶していき ご挨拶しようと思ってたのですが
ついに見つからず。どこかでお会いできたらと思っていたらまさかの こんな
形で初ご挨拶するなんて

カレーがつがつ食べながらで恐縮でしたが・・M野さんお気の毒に
数日前に脚を故障してしまったそうで
でも、お友だちも来てるので応援マラソンバスでここまできたそうです。
10分くらいでしたが、食べながらの談笑を

お別れして出発 が・・・10分で筋肉が固まった
併せて、お腹パンパンで さらに脚が前にでない。
ここからしばし・・・川沿いを進むのが一番辛い。

さらに、気温がどんどん上昇してきて 体力をうばってくる。
応援も川沿いと山道で少ない。

しかし、数キロにひとつあるエイドでは 水もスポドリもかぶり水も
氷でキンキンに冷やしてあり エイドのたびに気合をいれてもらう。
エイドの少し前で、高校生の先行部隊がゼッケンを確認して
エイドのメンバーに大きな声で伝える。

よれよれになりながらエイドにたどりつくと、スタッフみんなが
坊ちゃんがんばってくださいと エールをくれるんです

どのエイドでもこの状態です
そのたびに、エネルギー注入してスタートできます

と、60キロあたりから 高度150Mクラスの山 のアップダウンの連続コース。
ようやく身体がこなれてきたころに いよいよ中盤の 粘り、がんばりを
試されるコースです。 そして、11時30分にスタートした50Kの部
そう、あの川内選手が 独走で後ろからひたひたと追い抜いていく区間でもあります。
どこで抜かれるかが、その年の自分の実力を知ることになるのです。

その前に・・・そうあのとっくに前に行ったはずの Yさんがとぼとぼ走っているでは
ありませんか
暑さがきつくなってきたので体力を奪われたみたいです。
エールを送ってお先にいかせてもらう。

ブルーのシャツを着たお兄ちゃん、きれいなフォームでたんたんと
前を走るので横に並んで 声かけさせてもらった。
ウルトラは5回目だそうです。フルは3時間ちょいとのこと。
だからですね~ほんま、きれいなフォームでした

このあと、のぼりで置いていかれ 下りで背中につくを繰り返し
よくにたペースで進んでいく。

途中のエイドでも、サプライズでした。
ぜんざい(餅二個いり)をいただいているとこれまたM野女子さまが登場。
びっくりです。餅を食べながらのご挨拶でした(笑)
元気を再びいただきました

80キロあたりからほぼフラットな道路に入るが なんと前後誰もランナーがいない
ひたすらもくもくと走る。第三の試練です。

暑さに頭がくらくらしてくるが・・エイドの白いテントをとにかく頼りにがんばる。
途中私設エイドでは、冷たい飲み物を配ってくれ オロナミンCをボトルごといただけた。
またある私設エイドでは、飲むことも食べることもできないので元気だけもらいますと
お断りしたら ではこれ持っていき と 氷砂糖をラップにいっぱい包んで渡してくれた

さらには、私設エイド 煙がたっておいしい匂い
なんと焼肉エイドを設営 これは、ごちになっとかなあかんと
立ち寄る。が・・・口に放り込んだもののいくら噛んでも 喉を通過しない
走りながら飲み込めない。 申し訳ないですが、道の肥やしにさせていただきました


いよいよ隠岐の島空港のあるでっぱりの最後の拷問10K(高度100Mあがり小さなアップダウンが続く)ののぼりに入る。

ず~と前後していた女子さまがこのあたりからするする~と前にでた
びっくりです。坂道をがんがん上っていく

とっくに先に行ってると思ったブルーのTシャツ兄ちゃんがその先に見えてきた。
その兄ちゃんも、女子さまが抜き去った

必死で追っかけ始めたが離れていくばかり・・・あきらめてマイペースに。
途中で親子の私設エイド 冷たいタオルをお父さんが走りながらランナーに渡してくれ
拭いたころを見計らい、息子さんが並走しながら受け取ってくれる絶妙のコンビネーションで
ランナーさんたちのお世話 感激です。

脚をつった50Kの上位ランナーさんを、お父さんが がんばれとエール送り
タオルを何枚も渡しお世話する感動のシーンも拝見いたしました。

これでもかとこの辺りは、アップダウンが続く。
岬カフェの幟が見えた。これですこれです。このあたりで、冷たいコーヒやらあったかいコーヒ
食事を提供していただける名物私設エイドです。

前回は、このエイドを期待して 途中のバナナを食べずにきたのですが・・エイドがない
ガス欠になってしまいふらふらでした。
今回は、その予防で 携帯ジェルはきっちり持って走っております。

むろん、立ち寄らせていただき 冷たいコーヒをいただきました
元気をもらい、踏ん張って坂を上る。
残り3キロほど あの女子さまの背中が目にはいった

その前に、ブルーの兄ちゃんがかなりよれてしんどそうにペースダウンしたのか
坊ちゃんが追いついた。
あと少し、ここからは気合だけですよ。がんばりましょう!!と
エールを送った。

下り続きで一気に追い詰める 背中10Mくらいまでに張り付き 刺そうとするも・・・
距離が詰まない
これは速い!!!! ここにきて、まったく速度が落ちない。
キロ5分台で追い込んでいるのだが

残り500Mを切った。 もうほんの5Mくらい そのままの距離で
いよいよゴール手前ののぼり坂 
ここでも一気に女子さま押しあがっていく
差はまったくつまらない。
ゴールが目にはいり直線コース・・ つまらないまま女子さまゴール。
女子さまが飛び込んで落ちたゴールテープを拾ってもらいまっすぐになるのをまって
ゴールに飛び込んだ。
サブ10は50Kあたりから貯金が余裕なく無理と判断し、10時間半を目標に切り替え
必死でこの女子さまを追っかけたおかげで10時27分のタイムでゴールとなりました。






と、そのあとすぐに あのブルーの兄ちゃんがゴールしてきた
二人のバトルに、後ろを必死でくらいついてきたそうだ。
ありがとうございます~と感謝、握手されました
終わってみれば、3人バトル状態やったみたいですな。

そして・・なんとうえぴょん師匠もしばらくしてゴール。
最初のトイレハンディだけくらいの誤差とは

さらに、年代別では 最初に3人並んで撮った写真がまさかの予告写真となりました。
せっかくなので、再度ゴール後 撮り直し






このあと、うえぴょん師匠と隣のプールへ移動しジャグジーでクールダウン。
そこへ歩いて移動する間も、沿道の応援の皆様からお疲れさま~、また来年もきてね~と
声かけてくれました。ほんとここにきてよかったと思える瞬間でもあります。

よく朝は、5時過ぎから5キロほど散歩。
そして、13時のフェリーで隠岐の島とお別れ。
やっぱり隠岐の島のこの大会 いただいたTシャツの背中の文字
「小さな島に大きな感動」 看板にいつわりなしです。
お世話になりました。ありがとうございました~島のすべての皆様に感謝です。
最後の最後まで熱いお見送りいただきました。






PS  道中の素敵な写真は、尊敬するブロガー黄門さまのこちら でごらんください。














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