誰よりも海を愛する少女モアナは島の外へ行くことを禁止されていたが、幼少時に海とある出会いを果たしたことで運命が決定する。モアナは愛する者
たちの救済のため、命をつかさどる女神テ・フィティの盗まれた心を見つけ出して再び平和な世界を取り戻そうとする。未知の大海原へと向かったモアナ
は伝説の英雄マウイと出会い、冒険を共にする。
ストーリーは王道というべき古典的なものでした。南の島で平和に暮らしていたが、なぜかヤシの木が枯れだし魚が取れなくなる・・・
主人公は「絶対に環礁を超えてはいけない」という父の言葉に逆らい、おばあさまの「死」を気に外洋に乗り出す決意をする。
特筆されるのは映像美です。普段この観点で見ることはないのですが、一つ一つのシーンがまるで宝石のように輝く海の映像!まるで本物のようです。
モアナの活発さや前向きな所もいいが、相棒のマウイもなかなかいいキャラクターでした。自信家で自己中で目立ちたがり屋、そんな彼の過去や
行動理由なども意外と深い。 入れ墨の中にいる小さい自分との掛け合いもなかなか楽しい。もう一人の相棒である「海」はセリフも無ければ、表情も
無く、何を考えているかまったくわからない。モアナを選んだわりにあまり協力してくれないし、頼りがい無いと思ったが海とはそういうものなのかも知れない。
強く優しい反面、怖いし融通が利かない、自然そのものを表しているのでしょう。 アナ雪の海版ミュージカル映画?
もののけ姫、ナウシカのような? ジブリリスペクトも感じる作品
いつのまにかバディ物にもなってるし 自然には敵わないってことを忘れずにってことかな ☆☆☆