クリスマスイブの東京。恵比寿に爆弾を仕掛けたという一本の電話がテレビ局にかかって来た
半信半疑で中継に向かったテレビ局契約社員と、たまたま買い物に来ていた主婦は、騒動の中で
爆破事件の犯人に仕立て上げられてしまう。そして、さらなる犯行予告が動画サイトにアップされる。
犯人からの要求はテレビ生放送での首相との対談だった。要求を受け入れられない場合、18時に渋谷
ハチ公前付近で爆弾が爆発するというが
次々と起こるシリアスな展開でスクリーンから目が離せない。99分がとても短く感じます
テーマはもっと重く私たち日本人の生き方、そして、世界の平和とは何か?を考えさせられる。
日本人の良い所、悪い所が浮き彫りになっている為、観ていて自分の行動を考え直す人も多い?
のではないだろうか。と、言うかそうあって欲しい。。 現実、今のコロナ禍でも少し考えようよ!
渋谷スクランブル交差点のシーンは現実にも起きているハロウィンの光景が目に浮かぶ。
クリスマスイブには若干重々しい雰囲気になってしまうかもしれないが、今の若者達には一度この
作品を観てこれまでの自分と向き合って欲しいものですね・・・そして我々大人はそんな日本を
作らない努力をすべきだと・・・
エンドロールで流れるジョン・レノンの「Happy Xmas (War is Over)」は、1971年に作られた
ベトナム戦争に向けた反戦歌とされている、が「世界はひどい過ちを犯しているけど、みんなが望めば
戦争は終わる。と、言っているのでは? 正直、少し消化不良な所はありますが・・・
でも、私だけは大丈夫という根拠のない自信がどんどんコロナ感染者を増やしている!!
今の日本人が観るにはピッタリの作品かも ☆☆★