今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

ゴミの日

2006-05-03 | 記念日
今日(5月3日)は、「ゴミの日」
「ご(5)み(3)」の語呂合せ。「ゴミゼロ」の日は 5月30日 だとか。
goo国語辞書で見ると、”ごみ 2 【▼塵/▼芥】 は、(1)物のくず、不要になったもの、役に立たないものなどの総称。(2)水底にたまった泥。泥状のもの。” とあるように、ごみをひとことでいうと“いらないもの”であるが、“いらないもの”とは何か・・・?。この何がごみであるかは人によっても違うし、同じ人でも時と場合によって違ってくるものだよね。何でも「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)によると、廃棄物は固形状のものと液状のものに分けられ、固形状の廃棄物のことを一般にごみと呼んでいるようだ。
今の時代は核家族化し、家の数も増え、大型化し、昔のように、家庭で使う醤油や味噌、酒、米といったものまで、家庭から器を持っていって量り売りを買ったり、又、瓶詰めの酒や醤油など酒屋などが配達したビンの回収をしていた時代から、今は、全てパック詰めのものを買ってきて、消費する時代になっている。家財にしても、電化製品をはじめ、次々と新製品が出てきて、使えるものまで廃棄するといった、使い捨ての消費社会になっている。これで、ごみ(塵)が増えない方がおかしい。しかし、日本の狭い国土が広がるわけではない。ごみ焼却場を増やそうと思ってもどこに造るか・・・?狭い国土の日本に土地が余っているわけではなく、土地があっても、今度は、地域住民の抵抗もあってなかなか処理場を増やすことも出来ない。そして、ごみを焼却すると有害なダイオキシンの発生など、処理上の問題もある。文明の発達とともに、年々ごみ問題が深刻化してきている。そのような諸問題を解決するための諸費用も増加してきており、これからは、住民への負担も増えてくるであろう。
そのような中で、ここ最近、盛んにリサイクル推進が叫ばれている。リサイクルには①ごみを減らす、②再利用する、③再生するの、3つの方法がある。省エネルギーのため、そして、環境保護のためにリサイクルは有意義だろう。
しかし、塵を利用するのは良いことだが、最近廃品を家の周りにかき集めて塵だらけにし近所に迷惑をかけ世間を騒がせている人もいるが、そのような迷惑な塵の収集は困るよね。
そのような中で、2006年4月から、電気用品に「PSE」マークのついたもの以外は販売できなくなり、サイクル業者などからクレームがつき、経済産業省は、ビンテージ物だけは良いとかなんとかわけのわからないことをいって、世間を騒がせている。私に言わせれば、そんなに、使用上危険であるものなら、メーカーが回収をすべきであろう。何がビンテージか知らないが、ビンテージなら安全なのか・・・?本当に、訳のわからないことをやるものだ。
それと、ごみ(塵)問題では、最近、産業廃棄物の処理施設をめぐる汚職事件で、自民党の神戸市議が逮捕された。逮捕された神戸市議は、近隣へのライバル業者の進出を警戒した産廃処理会社の元社長(別の贈賄容疑で起訴)に有利な取り計らいをするため、神戸市に圧力をかけて要綱を改正させていた疑いである。
この実態など、詳しくは知らないが、以下参考の「民主党 神戸市会議員 大井としひろの おーいブログ」を見ると、そこには、根深いものがあり、どうも、業者と神戸市環境局と「の癒着の問題があるようだ。真実かどうかは知らないが、同ブログで示されているデーターなどを見ると、真実のように思われる。そして、もし、これが真実であると、そこには、神戸市民の市税が無駄に使われていたことになる。真実救命の為に、頑張ってほしいものだ。
兎に角、今の時代、ごみ処理問題は、深刻なところにきており、それを解決のための有効な仕組み「循環型社会」を築かねばならないが、「循環型社会」におけるごみ問題の解決には、資源の限界、環境容量の限界、費用の限界、という三つのハードルを乗り越えなければならないことは確かだ。ペットボトルのリサイクルを見ても、効果的な回収の範囲だと資源やエネルギーを余り使わずにできるが、回収率を極端に上げようと汚れたものまで集めて選別・洗浄すると回収よりも消費される資源が多くなってしまうといった相反する問題も発生する。コスト面を考えると、環境汚染のリスクをどこまで減らして健康に影響がないようにする?。・・・・リサイクル一つ取っても簡単なようで、難しい問題である。
今日は「ゴミの日」。皆さんも、今日を、身近な「ごみ」の問題を考える日にしてはどうかな・・・。
参考:
ごみの話(厚生労働省HP)
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1204/h0404-2_14.html
いっしょに考えよう!わたしたちの「ごみ問題」(制作・著作 上越市立国府小学校教諭 古川勝哉 )
http://www.jorne.or.jp/hiroba/kankyo/
ごみ・環境ビジョン21
http://www2u.biglobe.ne.jp/~GOMIKAN/
ごみとリサイクル(長崎大学教育学部社会科教育学ゼミナール 赤瀬妙子&囲 佳子)
民主党 神戸市会議員 大井としひろの おーいブログ
http://blog.goo.ne.jp/kobeooi/
神戸市議汚職 疑惑次々腐敗どこまで(神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000019539.shtml
家電用品のPSEマーク、ネットオークションも経産省が監視
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/02/20/10945.html