今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

アロエヨーグルトの日

2007-12-10 | 記念日
12月10日「アロエヨーグルトの日」
森永乳業が制定。1994(平成6)年、森永乳業が日本で初めてアロエ葉肉入りのヨーグルトを発売した日だそうだ。
森永ホームページのアロエヨーグルトの商品案内のページを見ると、次のように書いてあった。
”ナタデココの大ブームの後で、次世代のデザートを捜していたときに、アロエベラと言う素材に出会った。健康によいヨーグルトと組み合わせることにより誕生したのだという。当時ヨーグルトもアロエもどちらも健康食が強すぎて失敗すると言わた。また、キダチアロエのもつ「苦い」「食べられない」と言うイメージがあり開発に否定的な意見もあったが、「この味ならいける」との強い意見もあり、最初はキャンペーンもせず、食べた人から口コミで広がり都市部でヒットしそれが全国に広まっていったという珍しい製品だ”・・・と。
正直言って、私は、「アロエヨーグルト」を飲んでいないので、この製品のことをなんとも言えない。しかし、キャンペーンも打たずに、口コミで広がったというのはすごいことだよ。以下に書くことは、一般論の話しであり、森永のアロエヨーグルトとは、直接関係のない話しであることを先に断っておく。森永アロエヨーグルトのことは、ここでどうぞ。
口コミは、噂のうち物事の評判などが人伝に伝わることを言うが、これは、戦後の日本を代表するマスコミ人・ジャーナリストそして毒舌評論家として有名であった大宅壮一のユニークな造語のなかの1つであり、「マスコミ」との対比的に生まれた言葉「口頭でのコミュニケーション」の略とみられる。
一般人にはマスコミのような利害関係が生じにくい事から、口コミによる評判は、一般的にマスコミでのものより信憑性が高いと認識されている。しかし、逆に一方では、マスコミのように情報の正確性が問われないため、偏見などによって誤った情報が大きく歪められて伝えられる事もあることには注意が必要であろう。
インターネットの普及した現代では、ネット上での評判も口コミに含まれ、ネットにおける口コミをマーケティングに利用する動きが盛んになってきている。その流れの一つが消費者形成型メディアと呼ばれるCGMという考え方であり、この考え方が登場した背景にはブログSNSの爆発的な普及もあるが、企業の利害関係が生じにくい生の声による判断をする人の増加が考えられる。多くの新サービスが特定カテゴリー+口コミという形で生まれている。ただし、企業がこうしたコミュニティを利用した宣伝活動に暗に関与している場合もあるので注意が必要である。このような横道にそれた、広告の話しはここまでにしておこう。
5月15日 が「ヨーグルトの日」だそうだ。ヨーグルトを研究したロシアのメチニコフ博士の誕生日であることから明治乳業が制定した。現在では特にイベントは行っていないようだ。ブルガリアでは高齢者がヨーグルトを食べていることから、博士が、”ブルガリア菌が腸内で増殖して腐敗菌を退治するという理論を証明しようとしたことは、残念ながら今日ではその理論は否定されている"というが・・・(ヨーグルト豆知識参照)。その後ヨーグルトが世界中で広まったのは、彼の説がきっけであったことは事実なのであろう。
このブルガリアヨーグルトが、日本で発売当時(1973年=昭和48年)、その味に慣れないことから、「これは腐っている・・・」などと言って、客から苦情を受けるので販売を止めたという話しをあるスーパーの店長から聞いたことがある。今は、改良されてどんな味になっているのかは知らないが、私も、発売当時、食べてみて、とっても食べることが出来なかったことから、それ以降、食べる気がしなくなり未だに食べてはいない。
アロエヨーグルトは、そんなヨーグルトと、アロエ(蘭: Aloë)とを組み合わせよう言うのだから、よくそんなこと考えついたと思うよ。
アロエはアロエ科アロエ属の多肉植物の総称であり、非常に多くの種類があるようであり、また分類の仕方で違うのか200種以上とか500種以上有るとか色々書かれている。アロエの仲間は薬用植物として有名であるが、日本で広く普及しているのはキダチアロエだそうで、一般に「医者いらず」の愛称で知られている。胃痛、便秘には葉を生食するか、汁を飲用するが、大変苦いものだ。また、火傷、外傷、虫さされ、化膿などには葉の汁液を塗布したり、切り開いた葉を貼ることが有効だと伝えられている。また、赤い花が咲くことから観葉植物としても利用されている。キダチアロエは、日本の特産種で、海外にはほとんど見当らないそうだ。このほか、ケープアロエやアロエベラなどが多く利用されているようだ。
私が現役時代会社の同僚から家の庭の隅にでも癒えておくとよいとアロエを貰ったことがあるが、これは、なにか、中国産のものとか聞いた気がする。余り日本の庭には会わないよう感じだったので、庭木の入れ替え時に抜いて捨ててしまったが、鉢にでも植え換えておいたらと今は思う。私はアロエについて、詳しくもないので、興味のある人は以下参考に記載のアロエについてのホームページでも見てください。ざっとどんなものがあるかなどは以下を見られるとよい。
アロエの雑写真集 /アロエ物語(平田農園)
http://aloe100.jp/zatusyashin.htm
(画像は、アロエベラの花。フリー百科事典Wikipediaより)
参考:
森永乳業
http://www.morinagamilk.co.jp/
アロエ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%A8
身近な野生植物のページ
http://www2.odn.ne.jp/~had26900/index.htm
伊豆白浜アロエ栽培家@日本アロエセンター
http://www.izu.co.jp/~aloe/index.htm
アロエ物語(平田農園)
http://aloe100.jp/
アロエの効能
http://www.ja-numakawa.or.jp/aroe/kounou.html
口コミ- Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E3%82%B3%E3%83%9F
ヨーグルト - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%88
明治ブルガリアヨーグルトヨーグルト倶楽部(明治乳業HP)
http://www.meijibulgariayogurt.com/index2.html