セッコク
25×19cm
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セッコクは、蘭の仲間。
デンドロビュームなどの仲間でもあります。
江戸時代ごろに、様々な品種がつくられ、盛んに栽培されたようです。
いわゆる古典園芸植物ってやつです。
江戸時代っていうのは、ほんとに余裕のある時代だったんですね。
というか、余裕のある人がたくさんいた時代という方が正確かな。
我が家には、このセッコクが40鉢ほどあるのですが
すべて、父の「遺産」。
それぞれに品種の名前もついているのですが
いまではラベルもないので、何がなんだかさっぱり分かりません。
栽培は非常に簡単なので、枯れることはあまりないのですが
やはり、珍しい品種ほど弱いようです。
この鉢(高さ7.5センチ)は、セッコク用の鉢で、絵付けされています。
父は昭和63年に亡くなっているので
このセッコクは、すでに30年近く生きているということになります。