内藤丈草
下京を廻りて炬燵行脚かな
ハガキ
葦ペン
●
【句解】
せめては近くの下京あたりまで出かけ
知友をたずねまわって炬燵のふるまいにあずかり
旅心を味わってみたい。
*
丈草は病弱のため諸国遍歴などは断念し
草庵に籠居することが多かったが、
自由な旅の楽しさをうらやむ気持ちもあったのである。
(『日本古典文学全集72 近世俳句集』)による
内藤丈草
下京を廻りて炬燵行脚かな
ハガキ
葦ペン
●
【句解】
せめては近くの下京あたりまで出かけ
知友をたずねまわって炬燵のふるまいにあずかり
旅心を味わってみたい。
*
丈草は病弱のため諸国遍歴などは断念し
草庵に籠居することが多かったが、
自由な旅の楽しさをうらやむ気持ちもあったのである。
(『日本古典文学全集72 近世俳句集』)による