きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ベジャール・プロ」東京バレエ団(4月14日)

2006年04月14日 | バレエ・ダンス
観るのに慣れたのか、
昨日のサイド席と違い、正面席だったからか、
今日はいろいろ楽しめました。

「ペトルーシュカ」
ペトルーシュカ: 古川和則
若い娘:井脇幸江
友人:大嶋正樹
3つの影:高橋竜太、平野玲、中島周
4人の男:氷室友、辰巳一政、長瀬直義、小笠原亮
4人の若い娘:小出領子、高村順子、門西雅美、長谷川智佳子


古川くんは、鏡の世界から戻ってきたときの表情が良かったな。
魂を抜かれた表情だった。
大きい役は初めて?
でも、気負い無く、自然な動きでした。
影で踊っていたっけ?
笑顔でない古川くんがちょっと新鮮。へへ。
昨日の3人だと、3人仲良し ってカンジだけど
今日の3人だと、ちょっと三角関係風味?特に前半が。
大嶋くんも良かったけど、
木村さんのハイテンションになれているから・・・。ごめん。
井脇さんは吉岡さんより大人っぽかったけど、
男性二人とは雰囲気は合っていました。
高岸さんはいつでもアヤシイ。
ペトルーシュカや友人は、こうやって次の世代にも振られたけど
この魔術師を引き継げる人はいるのかな。
高橋くんあたり?
 

「ギリシャの踊り」
二人の若者:高橋竜太、小笠原亮
パ・ド・ドゥ:高村順子、平野玲
ハサピコ:吉岡美佳、後藤晴雄
テーマとヴァリエーション
 ソロ:首藤康之
 パ・ド・セット:小出領子、田中結子、門西雅美、
         長谷川智佳子、西村真由美、乾 友子、吉川留衣


首藤君は、やっぱり目を惹く。
昨日はサイドから見たので、最初の「海」は
人が重なってよく見えなかったんだけど、
今日は正面席だったので、幕開けから首藤君が目に入ってきた。
とにかくオーラがある。
他の人とは「格」が違う。
昨日は踊り以外の面でいろいろ思うことの方が先立ったけど
今日は彼の「踊り」が、すごく伝わってきた。
髪型も普通だしね~~。
さすがにベジャールの型が入っているなあ。
ベジャールの「言語」を習得しているんだなあ。

他は若めのキャスト。
舞台に出ているプロに言うには申し訳ない表現だけど
「初々しい」。
高橋くん&小笠原くんは、高校生の友情のようだ。
二人ともはつらつとしていて、観ていて気持ちがいい。
高橋くんには、そろそろ大きめの役を与えても良いかも。
かなり個性がクッキリしてきたと思う。
高村さんと平野くんも、高校生のカップルのようだ。
愛らしい、ってか。
吉岡さんはダイアナだな。月の女神。
本来どういう設定かはわからないけれど、
ここの場面は、男性が海(波)で、女性が月の光のイメージがあるの。
吉岡さんは冴え渡る月の光のようだ。
女神を支える男性は後藤くん。
ここは良かったんだけど、他の所では
ポーズの取り方が甘めの所があったような。

野趣溢れるギリシャ(ヨーロッパ文明の源)の海ではなく
日本の海で修学旅行性が戯れているようだけど、
これはこれで好きだなあ。


「ボレロ」
メロディ:上野 水香
リズム:大嶋正樹、古川和則、平野玲、中島周


水香ちゃんは、昨日よりも力強かった。
昨日より「女性的」な部分を切り捨てたようだった。
それがかえって、戦場で戦士を鼓舞する女性のようで、
とっても良かった。ってか、私好みだった。
もう少し躍り込めば、ジャンヌ・ダルクになるかもなあ。
檀きっきアムネリスで例えるなら
「エチオピアを滅ぼしにいきましょう~」のあたり。
でも、あと何回か本番で踊れば
「聞きなさい エジプトは二度と・・・」まで行けると思う。
もちろん、この系統で突き進まなくても、
違うアプローチをしてもいいけどね。

時々入る女性っぽい仕草はいらんと思う。
この辺をもっと削げ落としていければ
なおイイんだけどなあ。
まあ、とにかく今日は引き込まれましたよ!
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「偽りの花園」第10話(花嫁への遺書)

2006年04月14日 | 偽りの花園
・ベッドもソファもあるのに、床ですか。

見つかったーーーー
 でも言い訳無し。潔い。

・羽生さんはジジコンか。
 じーさんが死んでヤケ。
 美琶子と死にたいというより、じーさんの後を追いたい?

・謝る美琶子。
 殊勝な言葉遣い。
 こういう言葉遣いも似合うのう。

・美琶子の頬を打つ美禰子。
 動き鈍し。

・その包丁は、わざわざ買ってきたのね。

・覚悟して、目を瞑り、息をのんだ瞬間の美琶子の顔は
 ちょっとカッパに似ている。

今日も星雲館
 スタンプ・カードも一杯になってそう。

・1話で出てきた心中話は正夢か?
 オチはコレになるのか?

・「逞しくて、きっちり制服を着て・・・」
 美琶子ってば
 制服マニア
 だったのか
 制服萌え~
 
・心中の設定が自分たちに「そっくりだな」
 えっ?話、ちゃんと聞いてた??

・刃物で死ぬしかないのか・・・・・・
帝国海軍の軍人が
死を恐れるな!


・首吊り → それはちょっと・・・・
 我が儘な羽生さん。

・「貴方が考えて。
  間違えなく死ねて、綺麗な死に方を」
 羽生さんに頼むか、美琶子。任せて大丈夫か?

・「美琶子」
 うわずる声。
 前作の役柄で、こういったシチュエーションで声がうわずると
 想像した人も多かったよね(私も含めて)。
 結構、当たるものだな。
 
さやうなら

・風に吹かれる網籠。
 あれに体を詰めて、海に漕ぎ出すかと思っちゃいました。

・今朝からずっと、美琶子の姿が見えない・・・・・・・
 って、今頃になって気が付くのか。
 浮かれすぎだわよ。

・他人の遺書をずっと花嫁遺書の中に入れていた美禰子。
 羽生さんが来たらどうなっていたんダーーーーーッッ!

・こういう時のための「紺の制服」か。
 でも「紺の制服」は海軍大学校のみか??

・死体の川口さん
 顔が白い
 ドーラン塗りすぎじゃないか。

・結局、「間違えなく死ねて、綺麗な死に方」は、
 「荒れた海に船で漕ぎ出す」だった。
 溺れ死んだら、普通は体が膨れるよ。ブヨブヨになるよ。
 羽生さん、もうちょっと違う方法は考えられなかったのかい。

・海軍さんが溺れ死んで、素人女性が生き残るか。 
 鍛え方が足りん!

さようなら羽生さん。
美琶子の再登場はいつになるんでしょう。



諸事情で家を出た顕彦と美禰子。
生き残って娼婦になった美琶子と顕彦が関係を持つ、って展開はアリ?
美禰子が稼いだ金を美琶子につぎ込む顕彦さんとか。
ちょっと見てみたいにゃ。
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