たかが”長“と名が就いても、それはこの世の仮の姿に過ぎぬ、と思うべし…。最近に至り文書を読み格言を省察し、箴言を顧りみ、”考えるところありぬべしと思ほゆ”。兼好法師の「徒然草」ではないが、心密かに長年グーグル貼に鋏み、時に読み返して、その折、その時々の心境を、省みる事が多い。表題の文言は、睡眠中に悪夢を数繁く見るが故に、心に留めた自省の簡明な”心がけ“である。「言うは易く行うは難し」とは、多くの先人が、常日頃心に止めた事柄に相違ない。”上長“の心構えは決して生易しいものではない。公憤は有っても決して私憤は罷りならぬ! 況してや口外などは以ての外であり、有ってはならぬと自戒するのが、過去から現在までの私の心境である。昨日は一日中不順極まりない天候であった。今日22日は霽れて、少しは陽の光が射すであろうとは、予報の報ずるところである。是非そう有って欲しい。されば気分も爽快になり、明るく、機嫌良く、親切、寛大、そして丁寧な言葉も、外に現れようと言うものである。折しも今日は夏至の日である。