きまぐれあたしの日記。

きまぐれにあたしが書きます。

富士山~ヤマレコとおぼえがき~

2012-07-25 00:18:23 | 登山部
今年こそ富士山に登ろう!と思ったときにまずやったのはネット検索。
いろいろなヤマレコを参考にさせていただきました。
そんなわけで今回のいろいろな記録、それとおぼえがき。

<形態>
初心者はツアーが一般的なんだけど、団体のペースについて行けなかったらどうするの?ってことから、個人で行っても迷子になるわけじゃないし大丈夫でしょ、ということでアクセスのいい富士吉田口から個人での登山にした。

<交通>
往路は新宿から五合目までバス。
前日の日程変更も空席があり可。(直前まで変更可なんで空席状況がコロコロ変わる)
当日は満席。
復路は、新宿直行が15時発のみだったので、余裕を見て河口湖駅経由で帰ることにした。
五合目→河口湖駅(バス予約は不要)
日帰り温泉に寄って、19:10河口湖駅→20:55新宿(予約要)
(温泉には寄らなかった)

<装備>
そこいらのお気軽山ガールとはワケがちがう。体力ない分装備には金かける。
着るものは暑さを想定してたんで、半袖Tシャツ(もしTシャツになるならアームカバーしようと思ってた)に長袖の山シャツ。結局半袖姿にはなれず。
レインウェア上下(←ココは金のかけどころ)
寒いときは山シャツの上にフリース
薄手のダウンは持って行ったけど結局は着なかった。
下は、CW-Xタイツに山パンツ、靴下は5本指派。
30リットルリュック、リュックカバー必須。
ストック(2本)

水分は、ハイドレーション用パックに水1.2リットル、500mlのスポドリ(冷凍)、世界のキッチンからのソルティライチを氷入り水筒に入れた。
水は途中で補給しようと思ってたけど、暑くなかったこともあって下山まで十分足りた。(残った水は下山後捨てた)

【あってよかったもの】
ストック(2本)
→これまでの登山は何だったの~ってくらいもう手放せなくなりそう。
 下りなんてコレなしじゃ途中でリタイアしたかも。(リタイアなんてできないんだけど)

ハイドレーション
→富士山前にワンゲル夫と塔ノ岳に訓練登山に行ったお友だちが薦めてくれたもの。
 暑くて喉が渇くわけじゃなく、気圧のせいか、または口で呼吸するせいか、喉の奥がひっつく感じに乾く。それを潤すためにちょこちょこ口に水を含む。ゼイゼイした感じの喉の渇きはなかった。

【あったらよかったもの】
防水または撥水の手袋。
→雨降りなら山なんて登らないからいらないよ、と買わなかったけど、山行って雨ならやっぱり必要。軍手じゃ手が冷たくなる。

<山小屋>
1ヵ月前にそろそろ予約しなきゃかなぁと思ったときには山小屋はどこも満室。かろうじて七合目「トモエ館」のみ空室ありで予約。
ホントは1日目にもうちょっと先まで登っておきたかったけど、高度の低いトコで順応するのも大事なのでココに決めた。
大部屋に雑魚寝を覚悟してたら、ここは寝台列車のコンパートメントのようなとこがグループごとに割り当てられる。あたしたち3人で1区画。(おそらくフツーなら二人用かなぁという狭さ)
狭いけど「個室」なので着替えたりできるので便利。
夕食はハンバーグカレー、ごはんは結構量あったけどあたしは完食。
夕食時に翌日の朝ごはん弁当を渡される(お赤飯のしゃけ弁)

<スケジュール>
夏の富士山は頂上御来光組で大混雑というので、別に頂上じゃなくてもいいか、という事で山小屋3時頃出発して途中で御来光を眺めるスケジュール。
(頂上御来光組は山頂付近で渋滞もあるらしく0時前から出発してる)
このスケジュールだと渋滞にも合わず、頂上での混雑もなく、そういったストレスなしで快適。

<高山病>
なるときはなる、と開き直るしかない。
あたし的には若干自信があって、それは腹式呼吸ができること(中高ブラバンだったので訓練しました!)、血液検査するといつもヘモグロビン量が多いこと(関係あるかはよくわかんないけど)、それと以前ペルーに行ったときクスコ(3600m)では大丈夫だったこと(その後行ったチチカカ湖あたり(3800m)で高山病発症)。
念のため「食べる酸素」ってやつを2,3日前からなめ始めた。(気休め程度)
運よく高山病の症状は感じられず。逆に下山中だんだん頭が痛くなってきて五合目着いた時は頭がガンガン。


以下、30~40代女性グループの実績
(好きなもののためならライブハウスで2、3時間耐えられる程度の体力)

<タイムスケジュール>

1日目
9:40新宿→12:05富士山吉田口五合目 バス(ほぼ予定通り)
食事(天麩羅そば)
出発準備、翌日の帰り用の着替え等をコインロッカーに入れる
小御嶽神社 参拝


14:20 五合目出発
14:40 

14:50 休憩 暑くて着ていたレインウェアを脱ぐ
15:08 休憩 やっぱり降ってきたので着る
15:15 約1時間歩いてここまで1.6キロ、こっから山頂まで5.3キロ

15:40 休憩
こんな砂+石の道を登っていく↓

16:55 七合目「花小屋」着、休憩
17:04 「日の出館」着、休憩
17:15 「トモエ館」着
山小屋前から一瞬虹が・・・

17:40 夕食
19:00 消灯

2日目
眠ると高山病になるというのでうとうとしつつ、0時ごろから起きだす
まだまだ続く岩場、暗いのでヘッドライト装着
3:11 「トモエ館」出発
3:21 「鎌岩館」着ていたフリースを脱ぐ
3:35 「富士一館」着、休憩
3:55 「鳥居荘」着、休憩
4:07 「東洋館」着
時間的にココで御来光見ることにする
ただここの山小屋前のベンチが棒状なんで座りずらい
たぶん御来光↓

4:40 「東洋館」出発 山頂まで3.1キロ
こんな岩場を登ります↓

5:18 八合目「太子館」(標高3100m)5:40出発 山頂まで2.7キロ
5:50 「蓬莱館」着、5:57出発
わずかな太陽の光、あたしたちの御来光↓

6:25 「白雲荘」着、6:32出発 山頂まで2キロ
6:42 「元祖室 着、6:48出発
7:15 本八合目「富士山ホテル」着(標高3400m)、休憩
7:28 「トモエ館」着 休憩
7:40 八合五勺「胸突江戸屋」着
7:58 「御来光館」着 休憩 山頂まで900m
8:32 最初の鳥居
8:35 九合目 山頂まで400m
9:17 次の鳥居
9:20 ゴーーーーール!!!

記念撮影して山バッチ購入。
ぼんやり景色を眺めるも何も見えず。
山小屋でもらったお弁当をちょこっと食べる。

10:15 下山開始
11:10 「御来光館」 休憩
11:37 「胸突江戸屋」 トイレ休憩
11:54 「下江戸屋」分岐点着
12:03 分岐点から吉田ルートへ出発
14:53 五合目ゴーーーーール!!!

おつかれさまでした。

上り:2時間55分+6時間9分
下り:4時間38分

下江戸屋の分岐から吉田口五合目まで「170分」って案内が書いてあったんだけど、なんとピタリ賞ではないかっ!


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする