きまぐれあたしの日記。

きまぐれにあたしが書きます。

大怒髪展 2015

2015-05-21 02:00:00 | 怒髪天
軽井沢から向かった渋谷ではこんなイベント。

(↑これ今見て気づいたけど、端っこにはみ出てる「上原子友康」の文字、去年大怒髪天で使ったやつにポスター貼ってるだけなのね)

大怒髪展 2015 "歌の歓楽街" @渋谷TSUTAYA O-EAST/O-WEST

ライブハウス2つを使った、怒髪天主催のなんでもありイベント。


被りは少ないけど、隙間時間もないので、あんスパ食べる時間とか写真展見る時間、あとライブハウスの行き来とか、できれば前で観たいなーなんてこと考えると、何を選ぼうかって悩んでしまう。
このタイテが発表された時にそんなことで悩んじゃってる自分ってなんてシアワセなんだろーって思った。
ちなみにたった今の悩みは、屋形船にするか居酒屋にするか、です。

■怒髪天アコースティックサービス
EASTの横のちっちゃい方のステージ。
開場時間に間に合わなかったので、入ったときは人がぎっしり。真ん中あたりだったけど見晴しよく全体がちゃんと観えた。
先日の鶯谷と同じく、ぽてとサーカス仕様のオーバーオールにグッズの前掛け着用。就活ヘアから金髪になってたシミさんもTシャツがボーダーでかわいかった。
王子はウエスタンな帽子、カウボーイハット?でした。

1. あんまり濁声じゃない「濁声交響曲」
2. 3年B組宿六先生な「宿六小唄」
3. 祭囃子で水戸黄門な「GREAT NUMBER」
4. ランバダな「己DANCE」
5. 時々さぶちゃんな「ニッポン・ワッショイ」

時間押せないからと増子さんは時計持っての登場、お話も一話ね、と。
西荻をプチジャックしてるハナシで、「ふつうこういう仕事してるとどこ住んでるとか言わないのに、西荻住んで25年とか言っちゃってるからね」
駅構内にもポスター貼ってあるから、最寄り駅行きづらい、と言ってて、怒髪天知らない人にしてみれば増子さん見かけたら、あれ?あの人ってこのポスターの人?ってことになるのかなー。
ハロー西荻では、フリマとかゆるキャラ撮影会してる横でライブするって。

30分きっちりで終わって次SAってなったとこで、すみません、あたしたちあんスパタイムに突入です。どうにもこうにも足がツラくて座りたい。でも座れず(涙)、立ち食いでした。
あんスパは増子さん絶賛の名古屋「ユウゼン」さんの。


上の階に展示してある、石井麻木さんの写真展。
そこに写る怒髪天は、まだ出会う前のものもあるんだけど、年代的なものはしみさんの髪の色の違いでしか判別できないっていう、変化の少ないおっさんならではの写真。
ちょいちょいメンバーのコトバが添えられてて、見る側とは違うあちら側の思いも知ることができる。
ZeppTOKYOでフロアの真ん中で歌う増子さんの写真はホント凄い。鳥肌が立つ。

このあと、WESTに移動。
■グリーンハイツ
しみさんと松原浩三さんのユニット。
しみさんがこういうユニットで歌うのって今までもやってたみたいなんだけど、あたし観るの初めて。
すげー緊張してるって言って、いつものしみさんらしくなく、お客さんの顔見れない感じでギターと歌でいっぱいいっぱい。
浩三さんのボーカルにハモらせるコーラスとか、普段聴かないような(気づいてないだけか?)声がすごくステキだった。こんな声で歌うんだーって、今さらですが。
のんびりほんわかした河川敷の草っぱらに寝っ転がって空見てるみたいな感じの歌。
最後の「工場の月」(←字、合ってますかね?)が浩三さんの声でじんわーり来る感じの歌だった。

この後の坂さんの人生相談はやめといた。
後のライブんときに増子さんが坂さんの人生相談について、ひとっつも答えてない、とダメだししてて、ちょっと見ときたかったなー。

さらに坂さんソロも今年2回も観てるのでやめといて、グリーンハイツ終わりで席が空いたんで座ってこのままモイルさん待ち。やっと座れて待ち時間に寝そうになった。

■MOIL&POLOSSA
上田健司さんと友康さんのユニット。
王子は白Tシャツにジャケット、ジーンズ、スニーカー。
上田さんはとっても落ち着いたおとなーな方かと思ったら、王子のいっこ上だそうで、王子が若いってことか?!

はじめましてモイル&ポロッサです、ってことでデビューライブです。
友康さんが「モイルです」とか言うもんだから、上田さんも「ポロッサです」と、何だかおっかしな感じ。二人合わせてモイル&ポロッサです、とか言いだしたら何だかお笑いコンビ感が高まる。
お正月に上田さんちで飲みながら、何かやりたいねー、やるならちゃんとやりたいねー、ってことで始まって、諸々オトナの事情をクリアしてレコーディングしたとのこと。
ユニット名を友康さんが考えたってのも何だか意外、こういうセンス、あまり持ち合わせていらっしゃらないような感じがしたので。。。(笑)

曲に関しては、デビューライブと言っても歌もギターも安心して聴いていられる。
安心と言えば、上田さんが「友康の隣はやりやすい、増子のキモチがわかる」と言ったときに「(増子さんに)後で聞いてみる、安心?って」って言った王子が、、、、何とも言えず、何だろ、よくわかんないけど、にやけた。(←にやけたのはあたしです)
友康は優しい、昔っから全然変わんない、って上田さんが言ってたんだけど、ある曲の初めのとこで上田さんが「あ、音出すの忘れた」と言ってやり直した時すかさず「俺もよくやる」って言う友康さん、こういうとこが優しいんだなぁ。

友康って王子って呼ばれてるの?と上田さん。
「(手あげて)王子です、って言ったことはないんだけど」
そりゃそうだ、自ら名乗られてもなんだかねー(笑)

まったりトークはさみながらだから4曲くらいかな?
(1曲目以外は曲名わかりません。)
1. スーパーカー
2. なんとかヘブンなやつ。上田さん作詩なんだけどシアワセ感あふれる歌詞だった。
3. パラディーゾ(←ラテン語でパラダイスって言ってたので)お魚の歌
4. 今夜はお前とBABY~♪ってやつ、横浜銀蝿のカバーですかね。

スーパーカー♪で、上田さんのボーカルにコーラスで高めの音でハモらせるときの頑張ってる顔がステキです。
あと最後のカバー曲、ギター弾くのも歌うのも盛り上がり過ぎちゃって、footじゃなくてlegでリズム取っちゃうくらい座ったままだけど激しかった。王子の足、ムチムチしてる。(そんなとこばかりすいません)

遂に「クララが立った=友康が歌詞書いた」曲が披露される来月のワンマンが楽しみだ。

■SCOOBIE DO
モイルさんたちがのんびりペースなもんで少し押しちゃって大急ぎでEASTへ移動してスクービー。
すでに始まってたので、後ろの段差あるとこから。
スクービーのライブ楽しくってスキ。いわゆる鉄板曲もわかってきたので、だいたい聴いたことある曲で一緒に盛り上がれるのが楽しい。
じっと立ってると疲れてること思いだしてますます疲れるけど、動いてるとそうでもない。

今後のためにセトリ拾ってきました。
1. What's Goin On
2. DRUNK BEAT
3. 真夜中のダンスホール
4. Get Up
5. つづきのメロディー
6. 新しい夜明け
7. Back On
8. 夕焼けのメロディー

スクービー終わり、次のドハツ待ちの人がわんさか溢れてる中、WESTに移動。

■フォークソング部
副部長を観るためだけにEASTの階段駆け降りWESTの階段駆け上がりました。自分でも驚くこの体力。
着いた時にはもう始まっていて、NAOKIさんと王子で、冬の稲妻♪
立って歌ってくれてたんで、後ろからもちゃんと観えた。すっごい楽しそうにやってる。

You're Rollin' Thunder
HAAAAAAA!←ココ

王子はどうもうまくいかないようだ。なんだか「あぁ~ん」みたいになってたとこもあったりして。
最後のキメジャンプも激しく回転したんだけどうまく決めきれずマイクにぶつかっちゃうっていうね、バッチリ決まらないとこが王子らしいってか、あ、これ、褒めてます。

1曲だけやって、大事なお仕事に向かう友康さんと同じくあたしも今日イチ大事なお仕事のために再び階段駆け下りて階段駆け上がってEASTへ。

■怒髪天<客演:八代亜紀>
入口のとこは混雑してたけど、中は意外と余裕があったんでほぼセンター、増子さんの延長線上あたり。SEで前ブロックはぎゅーーーっと詰まったみたいだけど、バーの後ろだったんで全く問題なし、余裕の視界良好エリア。
いつもは上手に張り付いちゃって目の前しか見えない(見ない)ので、こうしてバンド全体が観えるってのもいい。正しくライブを楽しんだって感じ。狭いライブハウスなんで後ろでも近い。

SEの後、よーそろーよーそろー♪と宜しく候のイントロ、よく来たー!飲めーーー!で酒爆スタート。
もうこの時間、おそらく客の飲酒率高いと思うけどさらにエア飲みしまくりな酒爆♪坂さん雄叫びは「歓楽街!」

ビール・オア・ダイ♪ではやっぱり増子さんのアテブリが面白すぎて目離せなくなっちゃう。
テレビカメラいくつか入ってたんだけど取材された方、「給料、安い!税金、高い!」と全員で歌うの、どう思われたんでしょうか。

アコースティックでもやった曲を本編でもやってて、宿六小唄♪とかどっかで宿六先生がはいっちゃうのかと思ったけどそれはなかった。

それと旧譜全部買ってないんで今だに出てくるあたし的新曲、放吟者♪
ライブでの、えっ?ナニこれ?知らない、っていう感覚、こういうのも結構楽しいんだけどね。(次はこのアルバム買いましょ)

MCであんスパについて熱弁ふるってる隣でお客さんに手振ってるしみさんに
増「オマエ話聞いてんのかっ」
し「みんな手振ってるから」
増「オマエがそうやってるからだろ、お前ら話聞けよ、俺が先生だったら内申書下げる、集中力ないって書いてやる」
し「3年B組」
増「宿六先生!」
この流れが面白かった。ボケツッコミの漫才みたい。

増「(アコースティックで)モノマネ入れたけど似てないっていうね」
友「似てたよ」
増「優しいーーーーーーーー(ニッコニコ)、(しみさんに)似てた?」
し「本人かと思った」
増「うるせー」
これまたテッパンの流れです。

八代さんとの共演はボーカリストとして苦行ですよ、と兄ィ。
しみさんも「俺達もプレッシャー凄いんだよ」と。リハではマネージャー氏に「気絶しそうな顔してる」と言われたとか。
増「それくらいの緊張感もって俺んときもやれや!」

長々MCのあと男らしい曲ってことでグレナン♪己DANCE♪と続く。
ギターがジャンジャンジャジャンジャジャジャンジャーンと始まって、あっ、トウキョーロンリーサムライマン♪と思ったら、スタッフさんが譜面台を運び込んで、ドレス姿の八代亜紀さん、下手からにこやかに登場。テレビで見たまんま。
すごい盛りあがり。
ドハツの曲を八代亜紀さんが歌うっていう、凄いよ、コレ。
八代さんの声にどよめく。不思議としっくりくる。
友康さんがコーラス入れてる。兄ィ踊ってる(笑)←このまま踊って終わるかと思った。
2コーラス目は兄ィの番。
いつものドハツの曲になるんだけど、八代さんの声のインパクト強すぎてフツーに聴こえちゃうっていう、フツーでいいはずなんだけど。
兄ィと八代さんのデュエット、声が合ってたなー。
最後のサムラ~~~イを八代さん、よかったぁ。

2曲目は雨の慕情♪。
無粋なものはひっこみます、と横にはけてた兄ィがイントロで浜村淳さん風の曲紹介
『歌は世につれ世は歌につれ、昭和が生んだ演歌の女王・八代亜紀さんが今宵大怒髪展のために歌います。曲は「雨の慕情」』
完璧だ☆
あたりまえだけど上手い人の歌を聴くことの心地よさ。声もね、オリジナルな声、「八代亜紀」の声。
雨雨降れ降れもっと降れ~わたしのいい人連れてこい~♪
会場中みんなして振り付きで熱唱です。昭和の名曲は残るなぁ、記憶にもココロにも。怒髪天世代なら知らない人はいないもん。

「怒髪天さんはロックだけど演歌ロックだと聞きました。そうですか?」
と話しかけられたしみさん「リズム&演歌と名乗らせてもらってます」
しみさんの緊張っぷりったら。
「こういうの、、、、(むにゅむにゅ)、、、、接しないから、、、、増子さん、MCのときだけ出てきてぇ」とそでにいる増子さんに助け求めてた。ホントしみさん倒れるんじゃないかと。
後のMCで、「急に話しかけられてビックリしちゃった」ってシロートかいっ。

じゃあ演歌を、と舟唄♪
ホンモノですよ、ホンモノの八代亜紀、ホンモノの歌、ホンモノの声。沁みてくる。
バックバンドのみなさん(笑)、顔が真剣。友康さんとしみさんが真剣に顔見合わせてタイミング取ってるとことか。見た目では坂さんはそのまんま演歌のバックバンドの人っぽい。曲中いいタイミングでドラムが入るときの顔がかっこいい。

もう一曲は兄ィとデュエットでFly Me to the Moon♪
エヴァンゲリオンのエンディング曲とかで、兄ィがあれですよね、と四つん這いになって何だか変な格好したんだけど、あたしもわかんないわけですが(おそらく八代さんも)、どんなときも手抜きしない全力の兄ィ。

八代亜紀さん登場ですごく盛り上がっていい雰囲気のあと、自ら失笑しながら「この後これやんのかよー」と宜しく候♪
完全にどうかしてる曲。
あのメタルなパートでは狂いきってた。王子は水浴びした大型犬がぶるぶる~ってしてるみたい。
そして宝塚パートは意味もなく楽しい。なんであそこでラララララーラララ―ラララなのか、意味がないことが楽しい。必死にラララララーラララ―ラララするの楽しい。

アンコールで日本全国酒飲み音頭♪
これをライブでやるとは!酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞーってそれだけの歌。
飲まずにはいられないよねー、ってことで終演直後に当然乾杯

いやはや楽しいが盛りだくさん過ぎてよくわかんなくなるくらい。
楽しいときって疲れ忘れちゃうってのはホント、怒髪天ライブのときなんて足痛いのとか忘れてたし、いつもより広々してたんで思いっきり動けてた。(その反動はのちのち来るんですけどね)

MCで八代亜紀さんの歌聴いた年末感から、増子さんが「今年も終わった、いい年だったねー、来年もよろしくねー」ってこと言ってたんだけど、あたしたちも楽しいことつづき、このあとも楽しい予定つづきで今年も終わるね、なんて話してる。
まだまだ続く楽しいことのために、体力つけてガンバロー。



増子兄ィ、八代亜紀とデュエット!豪華企画とゲストで盛況「大怒髪展」(ナタリー)

翌朝テレビでちょこっとやってたんだけど、八代亜紀さんが「ジャンル関係なく若者とやりたい」って言ってた。若者って


セトリ
1. 酒燃料爆進曲
2. 押忍讃歌
3. ビール・オア・ダイ
4. 宿六小唄
5. 放吟者
6. 俺様バカ一代
7. GREAT NUMBER
8. 己DANCE
9. トウキョー・ロンリー・サムライマン
10. 雨の慕情(八代亜紀)
11. 舟唄(八代亜紀)
12. Fly Me to the Moon
13. 宜しく候
EN. 日本全国酒飲み音頭

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする