きまぐれあたしの日記。

きまぐれにあたしが書きます。

夢でもし逢えたら~素敵なことね♪

2015-06-14 20:11:21 | 怒髪天
先週の木曜日のライブ。
時間たって忘れちゃうかっていうと何故かそんなことなく、こまごまと思いだしてはにやついてます。



MOIL&POLOSSA ファーストツアー "ハッケヨイ" @南青山MANDALA

二人の歌と、二本のアコースティックギター。
何も足さない、何もひかない
純度100パーセントの上田健司と上原子友康をご堪能ください。

こんなコピーがあったけど、ホントそんなライブを堪能いたしました。

ツアーと言っても札幌、京都についで3か所目にして最後。
平日の南青山、開場前に集まるのはいつもと違う雰囲気、普段は女子のカワを被ったおっさんと言われてる界隈女子ですが、何となく皆さんジョシジョシしてました。
中は椅子とテーブルあり、いい番号で入れたのでこれがまぁ近いこと。照れちゃいそうですわ。手元足元口元どこも全部見えちゃう。
始まる前にビールとワインをいただいて、いい気分になったとこでおふたり登場。

はいこんばんはーどうもモイルです
ポロッサです
二人合わせてモイル&ポロッサでーす

とゆるーく始まり。
青山なだけにキレイな青の帽子とシャツの上田さん、黄色いシャツにジーンズ(ボーダーの膝当て風)白コンバースの友康さん。
ふたりの間のテーブルに赤ワインが2本、上田さんいわく信号機みたい。

オリジナルはアルバムの8曲だけなんで、それにカバー曲を6曲、合間のトークが長いんだけど面白すぎてそんな感じしてなかったのに気づけば2時間半越え。南青山のおしゃれなお店で腹かかえて涙ながして大爆笑ってよかったんでしょうか。

ライブはほんとに二人の声とギターだけ。
王子の声、やっぱ若いわー。まっすぐな声。渋みより甘みです。
上田さんの声もスキ。何かの曲でジュリーの声に似てるなぁって思ったときがあって、そんな艶っぽい声。
友康さんの声って、増子さんの濁声にのっかってハモるから際立ってキレイに感じるのかと思ったけど、上田さんのストレートな声にのっかってもすごくキレイ。ってか、上田さんと友康さんのハモりが心地いい。
あたし的には王子が上の旋律でハモってるのがツボ、キツそーな顔してるのとか。

歌詞はほぼ上田さんが書かれたようで、まぁドハツとは別世界(笑)。歌を聴いてると頭ン中に浮かぶのは、爽やかな風が吹くような、澄んだ青空を仰ぐような、そんな景色。
パンクロックから始めた二人がここまで丸くなるとは思わなかった、ほぼゴンチチだもん、刺青だらけの人がパラディースス♪って書いてる、って笑ってた。
パンク極めるとゴンチチ、転じて、ゴンチチ極めるとパンク、らしい。

友康さんが人生初作詩した曲があって、アルバムの収録曲名見たときコレだろうなぁってので当たってた。「!」連発なんで。
しみさんが作詩したりギター練習してるし、坂さんも作詩して歌ってるし、増子ちゃんもギターを楽屋でずーっと練習してるし、自分だけ得意なことしかやってなくて何だか申し訳ないと思って苦手なことにチャレンジしてみよーって思ったらしい。
怒髪天では増子直純という大作詞家がいてそこでは僕の役割ではないのでやらないから、って言い方が増子さんを全面的に信頼してる感じでいいなぁって思った。
友人が遊びに来てギター弾いて一緒に歌ってハッピーだぜ!っていう単純な歌って言ってたけど、よく歌詞噛みしめると深い。王子ったら。。。

ギターのテクニックはあたしにはよくわかりませんが、左手の指の動きを口ぽかーんとあけたまま見とれてしまう。シャツの袖まくった肘から先、マニアックビューポイントです。

トークはほぼ上田さん主導で王子がそれに応えてって感じで(基本つっこみないんで)だらだらと。
あたしは上田さんってどんな方かってのをほとんど知らなかったので、黙ってれば渋いおじさまなのに、喋りまくって意外でした。

モイル&ポロッサではライブ前は飲まないってのが鉄則だそうで、ライブ始まったらお客さんに追い付くためにワインをガンガン飲む上田さん。
人ってこうしてだんだん酔っ払っていくのかぁってのを目の当たりにした。途中でトイレ行っちゃうし、毒舌トークだし、歌い始めるって瞬間に「あれ、空白になった、水飲もう」ってなったり。
友康さんもそれなりに飲んでたけど全く酔っぱらった感じはなく、強いのかなぁ。(酔っぱらったとこ見たいなぁ)
上田さんは友康さんと1歳しか違わないのに、怒髪天かわいいよねーってずっと言ってた。
友康がイチバンかわいいって言ったかと思うと、坂さんがイチバンかわいい、キーホルダー作って売ればいいと言ってみたり、しみがイチバンかわいい、ホントのかわいこちゃんは真ん中にいるね、って。
溺愛ですよ。
100バンドくらいプロデュースしてるけど、怒髪天は仲いいよねー、レコーディング終わって増子が「坂さん帰るよー」って50近いのに一緒に帰る、ってハナシがそれこそかわいかった。
友「いまだに電車で4人横並びってよくあります。」
友康さんですか?って聞かれるんじゃなくて(4人でいるから)怒髪天ですか?って聞かれるって。並びも増子さんが真ん中で友康さんが左側。
友「坂さんは車両の端っこに一人で座りたがるんだけど、増子ちゃんが呼ぶんです、ここっ、ここっ!って」
目に浮かぶーーー、坂さん渋々増子さんの隣に座る画。

この日はしみさんと、しみさんとグリーンハイツってユニットやってる松原浩三さんも観に来てた。
ステージから友康さんが「しみ、どこにいるのかな~」って言ったら、いちばん後ろに座って「王子ステキ!」とか「上田さん尊敬してます!」
トーク中にトイレに立ったしみさんが、「友康さん、たぶんトイレ行きたい人いると思うよ~」って言ってくれて、しばしのトイレタイムになったり。
しみさんって怒髪天の中にいても気配りの人だなぁって思うことしばしば。上田さんも、しみは先輩3人に囲まれて気配りの人なんだよ、って。友康さんも、しみはいつも気遣ってくれるよね、って気づいてるのね。(よかった)

最後の曲の前に、酔っぱらった上田さんが、しみ出てきて~ってしつこく呼び込んで、グリーンハイツが飛び入り、しみさんは譜面ないと弾けないってんで、浩三さんが友康さんのギター弾いて歌ってしみさんコーラスで一曲。
酩酊状態の上田さん、しみさんにべちゃべちゃくっついちゃってた(笑)
ちょっとお得でした。

友康さんが選曲したカバー6曲はこんな感じ。

初恋
木綿のハンカチーフ
横須賀Baby
モーニングムーン
旅立ち
夢で逢えたら

友康さんが単に歌いたい曲を選んだってことで、好きなんだろうなぁ。オリジナル曲よりもリラックスしてた。
どれもいい曲なんだけど、木綿の~♪は、それ歌い終わってから聞きたかったよーっていう上田さんの解説が歌前にあって、もう抱腹絶倒の曲になってしまった。
男女の掛け合いの歌詞、ふたりで歌うとホモのカップルに聞こえてくるって。。。
いいえ~あなた~♪って王子が歌いだすと、みんなくすくすしちゃって、ケンジ~、トモヤス~、とか悪ノリしちゃうし、名曲がぁぁぁぁもったいない。
曲終わりで上田さんが差し出したハンカチーフで汗拭く王子、そこは拭くのは涙でしょ。

モーニングムーンとか歌いこんでるんだろーなー。声も似てたかも。
足を大きく動かしてリズム取って歌ってる一生懸命感がよいです。

終了予定21時ってなってたのに、気づけば22時でした。終始にやにやしちゃって、口角上がりっぱなしの2時間半。
どのタイミングだったか上田さんが、「まさか王子見ながらお食事しながらふんぞり返って観れるなんて最高でしょ」って言ってたんだけど、いえいえふんぞり返ってなんて見れません。
思わず前のめりになっちゃいそうなとこをあえて抑えて観てました。

またライブやって欲しいな。

…と思ったら上田さんバースデーフェス2daysですかっ。
(月末か、行けるかな、行けないけど、行きたいな)

オリジナル8曲は、

スーパーカー
テケルイルイ
パラディースス
僕のひとりごと
Party! Guitar! Happy!
最初のパンチ
ポプラ並木
君といてヘブン

あたしは、パラディースス♪と君といてヘブン♪がお気に入り。
コメント (4)
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