きまぐれあたしの日記。

きまぐれにあたしが書きます。

祭り行かない?

2016-04-14 00:08:20 | 怒髪天
あたしのツアー初日は留萌。
遠くて寒い。
ライブ前に留萌の街を歩いてて、わざわざ来なくてもよかったかなぁなんて一瞬思っちゃったけど、ライブ中に友康さんが
「留萌に(ライブで)帰って来れたのも嬉しいけど、留萌に集まって来てくれたってのも嬉しい」
ってニッコニコで言ってくれた。
やっぱり、行ってよかった!

4月9日
怒髪天ツアー2016
ジャパニーズ中年隊~YOU、50プラス1本やっちゃいなよ~
@留萌LIVE STUDIO NEW PORT

洋品店の裏のスタジオ、NHKの怒髪天ドキュメンタリーで見た通り。こんなドアから中へ。

入るとあら?ってくらいの狭さ。ほぼ最後の方の番号だったけどぎゅーぎゅーにはならずかなりゆったりめ。150人くらいかな。もっと入りそうだったけど、床が抜けちゃう恐れあるらしい。
男祭♪かかってどっから出てくるのかと思ったら、後ろのドアからお客さんの間をぬってステージへ。ステージ低くて坂さんは帽子しか見えない。

★ちょこっとネタバレもしちゃってます★

4人ともが黒い服でした。坂さんは白い帽子しか見えなかったけど。
ライブ前に、ジャンプしないでね、と言われたのにみなさんガンガン飛ぶもんだから、揺れる揺れる、あたしは怖くて密集地帯から若干下がってビビってました。振動でスピーカーも落ちそうになっててヤバかった。
兄ィからは「ジャンプして床踏み抜いちゃダメだよ、解体するのは我々の仕事じゃないからね」と注意アリ。それでもやっぱりみんなずっとジャンプジャンプでした。

セットリストは、ニコ生で言ってた通りで、新曲と同じコンセプトだったり同じキーワードの昔の曲が続けて演奏されて、それに気づいてなるほど~ってニヤついちゃう。
CDで聴いてたけどライブでは初めて聴くって曲もあって嬉しかった。これがCDよりもめちゃくちゃカッコいい。あたしが怒髪天ってバンドの存在すら知らなかった時の曲、それを今聴いて、これいいなぁこれスキだなって思えるって、ホント出会えてよかったって思う。
そして、あたしと怒髪天の出会ったときの原点的な曲もやってくれて、今あらためて聴くと、あのとき怒髪天の良さに気づけてよかった、偉いぞ自分。

(曲名ばれちゃいますけど)留萌の空~♪って歌ったときの友康さんの嬉しそうな顔がものすごく印象的、ちょっと斜め上の方見ちゃって感動噛みしめてるって感じでした。
曲終わりにも増子さんが、るるもっぺ~~~!

最初のMCで、「やってきました留萌、友康のふるさと!」と増子さんが言ったら、友康さんが「うれしー!」
うれしさ溢れてそんな一言だけだったのか、増子さんに「ギター以外は片言だよな。ギターは饒舌なのに。」というツッコミ。
そんな友康さんだけど、MCのたびいっぱい喋ってくれた。
留萌の青春時代のハナシ。
増子さん「このへんはデートだとどこ行くの?生協以外で。」
友康さん「まつり」
増子さん「年に何回かしかデートできないじゃん」
友康さん「貴重なデートの機会。どう誘うか、、、『祭り行かない?』って。祭り行ってスマートボールしたり型抜きしたり。」
もう50になろうっておっさんたちの懐かしの昭和の恋バナ聞いてニヤニヤしちゃう界隈。

中学生のときに文化センターで松山千春さんを見て、そこでギターがカッコいいなぁってフォークギターを始めて、バンドやって、就職して札幌行って、親に黙って東京行って、今に至る、という思い出話。

留萌のことは何も語れないからと言いながら、それ以外のことを増子さんはいつも通り喋りまくってた。
歯が飛んだらそこをマイクで隠すためにヒムロック的なポーズになる。
友康さんのハナシにからんで何かにつけモノマネを入れてくる増子さん、松山千春さん、北島三郎さん「まつり」←結構似てる。
友康さんが子どもの頃からの思い出話をして途中を省略したときに、しみさんがカッツアイ=割愛と言ったら、
キャッツアイ、街は煌く~♪とか歌っちゃうはしゃぎっぷり。

そして長いおしゃべりコーナー、まだ喋り足りないのか何なのか、
増子さん「曲行っちゃうと終わっちゃうからな」
しみさん「大丈夫、今日はマネージャーがいない」
増子さん「今日はどこ?SAの名古屋行ったの?隣のヤツと肩組めよってノリも肩組まされてるんじゃね?だから今日はお喋りコーナー無限大」
そして、無限大∞~♪(シブがき隊)って歌っちゃう。

すごいリラックスできてる理由は2本目だからじゃなくて、そういう理由(ノリさんいない)だったのかぁと納得する増子さん。
しみさん「こないだもベッシーの階段のとこでずっとメモ取ってた」
増子さん「いっつもオーダー表みたいなのつけてて、ライブ終わってヘトヘトになって楽屋で座った途端にすぐ来て、『2曲目の、、、』って、俺なんて『うんうん、わかった(息もゼイゼイのヘロヘロ状態))』」
友康さん「『あそこちょっとハナシ長いな』とかね」
増子さん「『俺も気をつけようと思ったんだけど、次から気をつける(泣きそう)』。ホントに言ってるからね(笑)。坂さんも詰め寄られてるよね。『坂詰さん、あれじゃあお金いただけませんよ』」
いや~、鬼マネ、すげー!
でもちゃんと言えるブレーンがいるって大事、おだてていい気にさせるだけがマネージャじゃないですもん。

アンコールで出てきたとき、留萌のハナシになるかと思ったら、北海道の寒さから灯油ストーブのモノマネする増子さん。似てるかどうかはわかりません。
そして子どもの頃の雪降りつもったときのいたずらっこバナシ、人んちの屋根に登っちゃうとか、塀を歩いてて友だちが落ちたとか。いつも吠える犬にちょっかい出そうとして、う○こが跳ね返ってきたハナシし出したら
友康さん「留萌で汚い話しないで。品のある町なんで。ダメ。明日小樽でやって。」

そしてアンコールのあと、たまには友康〆て、と増子さんに言われて
「ほんとにありがとうございました。生きてまた会おうぜ!」
友康さんからのこのコトバ、凄く新鮮。うん、また会う、ここで会う!

真ん中あけて、とお客さんの間をはけていくメンバー。
友康さんとハイタッチ、あー手の位置が高いなぁなんて冷静に考えちゃって全然顏見れてないや(*_*;

友康さんにとって特別な場所は、怒髪天にとっても特別なライブで、ツアーで回る中の一か所であるに過ぎないライブだけど、そこに参加できたことのうれしさは格別。いつもより歓迎されてる感溢れてた。町にというよりも友康さんにようこそ!って言われてる感じ。実際MCでも「ようこそ留萌へ」って。
増子さんが「みんなは友康に誘われて祭りにきたわけだしな」
そうそう、王子に祭りに誘われたらそりゃ行かないわけにいかないでしょ、やっぱり。

『五十乃花』ライブ初見の感想(セトリ順じゃないです。初めてじゃないのもありますが。)

天誅コア♪
激しい。特に増子さんの声、よく咳き込まないなーってくらいのがなりっぷり。
ギターソロの指の動きがどーなってんだって謎だらけに動いてました。

無敗伝説♪
ライブ2回目にして増子さんのアテブリが完璧だったなー。どういう動きだっけ?と歌詞カード見て思いだそうとしても全部は覚えてないんだけど、変身もない、で変身ポーズしてたり、とにかく全詞にアテぶってた。

セイノワ♪
冬の留萌の疾走感って考えてみたけど、正直よくわからなかった。でも、この景色の中でこの人は育ったのかぁって、こっからスタートしてるのかぁって考えたらちょっと感動。ここで聴ける喜び。
みんなで歌うとこでグッときた。

可燃モノ♪
これ聴けば聴くほど、おっかしな歌詞。あんたは紙くずって(笑)。
増子さんよりちょこっと下がったとこで、友康さんとシミさんがめちゃくちゃ楽しそうに顔見合わせて弾いてて、こっちにもニコニコがうつる。
熱く熱く燃えます。

69893♪
イントロが前の曲から一転って感じなんだけど、テーマは一緒。兄ィが任侠な人になって口上がカッコいい。こんときのベースもカッコいい。

鰯ヘッドBOP♪
絶対!って叫ぶのがキモチいい、そしてカモンカモンドリーム~が楽しい。そうかっ、ドハツでは珍しく英詞じゃん(笑)

ソーシャル・スペクター・ブルーズ♪
うらめしや~な坂さんのドラム。

焼け木杭に火をつけろ!
オチがある曲だけど、ラブい曲と思って聴くのもまたよし(笑)

せかいをてきに…♪
増子さんチカラ入っちゃう曲みたい、ちょっと歌詞飛んだ。グッと来てうるっとしてる感じ。最初にCD聞いたときに一番いいなって思ったのがこの曲。
せかいをてきにまわしても、自分の好きなもの大事なものは絶対だって思い。

歌劇派人生♪
怒髪天、ふり幅広いなーを実感する曲。天誅コア♪を悪人顔で歌うボーカルが、鈴持ってしゃらしゃらさせながら、歌って踊る~~とか裏声で歌っちゃうんですもん。
しかしこの曲の上手的見せ場は、もちろん!の後の決め顔王子、上手界隈もれなく腰砕けてます。

もうすぐ取り壊されちゃうライブハウスの壁のサイン。3年前の。


足元も撮ってみた。


セトリ20160409
コメント (2)
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