5月6日〔土曜日〕
気温16℃~25℃
今年のGWは、畑作業には最適な天候
に恵まれた。
ただ、後半は風が強く、折角植え付けたナス、キュウリ、トマトなど
が風に揺られ、幹が折れたりして被害に遭った畑が多かったようだ。
この時期、天候が不安定なので基本的に寒冷紗や防風ネットで
被うことにしている。
トマトのマルチングベット
■作ってみたい野菜ナンバーワンのトマト〔ナス科〕。
トマトはアンデス原産、熱帯乾燥気候の野菜なので日本のように
高温多湿のところでは病気が発生しやすく、農薬を使わない有機栽培
〔農薬 化成肥料を使わない栽培法〕はなかなか難しい。
されど、難しいほど挑戦の甲斐があるもの。
■トマトの失敗しないコツは
①連作しない〔前作のトマトと同じ場所に植えない。なす科のものとの
連作は避ける〕
②じゃがいもの近くに植えない。〔じゃがいもとトマトは同じナス科
共通の害虫テントウムシダマシが移動してくる〕
③肥料をやりすぎない〔元肥も少なめ 実がピンポン玉くらいになって
追肥。肥料をやりすぎると枝葉ばかりよく茂って実は小さい〕
④南北の高畝で作る〔日当たりよく水はけを良くする〕
⑤早植えしない〔1花咲かせて植えたほうが実が大きくなる〕
⑥病害虫を防ぐには、日当たり、水はけ、風通しをよくし 肥料は適量に。
■定植直後の管理
①根がついて一番花が咲いたら支柱を立てて誘引し、風にあおられない
ようにする。
②苗に寒冷紗を被せる。〔寒冷紗は支柱を立てたら取る〕
③ほとんど風の影響を受けないので添え木は要らない。
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■トマトの生長の規則性
①トマトの花はどの段も同じ側につくので、第1花房を通路側に向けて
植えつけると収穫しやすくなる。
②ただし、第1花房は果実数が多過ぎると尻割れを招くので第1花房の
実は5実くらいにして他は摘果する。
③観察してみると葉が下から8枚になると最初の花を着け果実になる。
そして、次の花が咲くまでの間に葉が3枚つく。
④その時点で回転方向がこれまでの逆となる。その後、また回転方向
を逆にして葉が3枚つき、花が咲く。つまり最初右巻きのものは
右→左→右となり規則性があるのだ。
しかも、一本の茎の周りを90度づつずれて花を着けるので果実は常に
同じ向きに着くことになる。
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ナスのマルチングベット
■ナスの失敗しないコツ
①節間が狭く、葉の色が濃く、葉の厚い苗を選ぶ。
②ナスは肥料食い、トマトは肥料を控えめにする。
③畑にタップリ堆肥を鋤きこんでマルチング畝を準備し、植え付け後
の肥料も2週間に一回くらいあげ、肥料切れにならないようにする。
植え付け後25日後くらいに最初の追肥、株間に一握り施す。その後は
畝の裾に施し、その時中耕し通気を良くする。実がなっても追肥を忘
れないように。
④3本仕立て→主枝と一番花の下の元気のよい側枝を2本伸ばし、
それ以外はすべて摘み取る。
⑤側枝に沿わせるように支柱を2本斜めに差し主枝に交錯させて紐で結ぶ。
⑥連作は難しいので、ナス科〔トマト ピーマン じゃがいも〕を4~5年
作っていない場所でつくる。
⑦梅雨明けに乾燥すると青枯病にかかりやすいのでマルチングが効果、
乾燥、病気、雑草などの対策になる。
⑧7月下旬、収量がなくなってきたら、枝や、根の一部を切って剪定する。
一ヶ月後にふたたび収穫できるようになり秋ナスと楽しめる。
■こちらは添え木を立てて防虫ネットを被せた。
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菜園仲間の黒丸さんの畑
1区画を有効にプランニングしている。
支柱がこれまた立派で真竹を使い頑丈に仕上げられていた。
手前の畝からサトイモ、トマト、キュウリ、アスパラ、
しょうがなど・・。
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■トマト〔二番目の畝〕は不織布で被ってあり、支柱と一体化して見事である。
一条植えで、まもなく支柱に誘引するとのこと。
苗は小生と同じ品種のデルモンテ。
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中玉トマトの苗
すでに花が咲いている。
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キュウリの畝
ガッチリ作られた真竹の支柱とピーンと張った網。
黒丸さんもマルチング派である。
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さぁ~この野菜は何でしょう?
久しぶりに”何でしょうシリーズ”です。
温かくなって芽が出てきたところです。
これから次々に芽を出し密生してきます。
ヒント→よく薬味として利用され、独特の風味があって
ソーメンなどに入れて食べます。
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今年のGWは、畑作業には最適な天候
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ただ、後半は風が強く、折角植え付けたナス、キュウリ、トマトなど
が風に揺られ、幹が折れたりして被害に遭った畑が多かったようだ。
この時期、天候が不安定なので基本的に寒冷紗や防風ネットで
被うことにしている。
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■作ってみたい野菜ナンバーワンのトマト〔ナス科〕。
トマトはアンデス原産、熱帯乾燥気候の野菜なので日本のように
高温多湿のところでは病気が発生しやすく、農薬を使わない有機栽培
〔農薬 化成肥料を使わない栽培法〕はなかなか難しい。
されど、難しいほど挑戦の甲斐があるもの。
■トマトの失敗しないコツは
①連作しない〔前作のトマトと同じ場所に植えない。なす科のものとの
連作は避ける〕
②じゃがいもの近くに植えない。〔じゃがいもとトマトは同じナス科
共通の害虫テントウムシダマシが移動してくる〕
③肥料をやりすぎない〔元肥も少なめ 実がピンポン玉くらいになって
追肥。肥料をやりすぎると枝葉ばかりよく茂って実は小さい〕
④南北の高畝で作る〔日当たりよく水はけを良くする〕
⑤早植えしない〔1花咲かせて植えたほうが実が大きくなる〕
⑥病害虫を防ぐには、日当たり、水はけ、風通しをよくし 肥料は適量に。
■定植直後の管理
①根がついて一番花が咲いたら支柱を立てて誘引し、風にあおられない
ようにする。
②苗に寒冷紗を被せる。〔寒冷紗は支柱を立てたら取る〕
③ほとんど風の影響を受けないので添え木は要らない。
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■トマトの生長の規則性
①トマトの花はどの段も同じ側につくので、第1花房を通路側に向けて
植えつけると収穫しやすくなる。
②ただし、第1花房は果実数が多過ぎると尻割れを招くので第1花房の
実は5実くらいにして他は摘果する。
③観察してみると葉が下から8枚になると最初の花を着け果実になる。
そして、次の花が咲くまでの間に葉が3枚つく。
④その時点で回転方向がこれまでの逆となる。その後、また回転方向
を逆にして葉が3枚つき、花が咲く。つまり最初右巻きのものは
右→左→右となり規則性があるのだ。
しかも、一本の茎の周りを90度づつずれて花を着けるので果実は常に
同じ向きに着くことになる。
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■ナスの失敗しないコツ
①節間が狭く、葉の色が濃く、葉の厚い苗を選ぶ。
②ナスは肥料食い、トマトは肥料を控えめにする。
③畑にタップリ堆肥を鋤きこんでマルチング畝を準備し、植え付け後
の肥料も2週間に一回くらいあげ、肥料切れにならないようにする。
植え付け後25日後くらいに最初の追肥、株間に一握り施す。その後は
畝の裾に施し、その時中耕し通気を良くする。実がなっても追肥を忘
れないように。
④3本仕立て→主枝と一番花の下の元気のよい側枝を2本伸ばし、
それ以外はすべて摘み取る。
⑤側枝に沿わせるように支柱を2本斜めに差し主枝に交錯させて紐で結ぶ。
⑥連作は難しいので、ナス科〔トマト ピーマン じゃがいも〕を4~5年
作っていない場所でつくる。
⑦梅雨明けに乾燥すると青枯病にかかりやすいのでマルチングが効果、
乾燥、病気、雑草などの対策になる。
⑧7月下旬、収量がなくなってきたら、枝や、根の一部を切って剪定する。
一ヶ月後にふたたび収穫できるようになり秋ナスと楽しめる。
■こちらは添え木を立てて防虫ネットを被せた。
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1区画を有効にプランニングしている。
支柱がこれまた立派で真竹を使い頑丈に仕上げられていた。
手前の畝からサトイモ、トマト、キュウリ、アスパラ、
しょうがなど・・。
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■トマト〔二番目の畝〕は不織布で被ってあり、支柱と一体化して見事である。
一条植えで、まもなく支柱に誘引するとのこと。
苗は小生と同じ品種のデルモンテ。
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すでに花が咲いている。
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ガッチリ作られた真竹の支柱とピーンと張った網。
黒丸さんもマルチング派である。
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久しぶりに”何でしょうシリーズ”です。
温かくなって芽が出てきたところです。
これから次々に芽を出し密生してきます。
ヒント→よく薬味として利用され、独特の風味があって
ソーメンなどに入れて食べます。
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