善ちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園を始めて23年、車で40分程の畑に週一通う菜園日記~

土壌改良 土作り

2007-11-04 | ☆土壌改良 土作り
11月は、秋野菜の収穫作業に追われる。
また、空豆の種蒔き、玉ネギの定植、冬用のホウレンソウ、
小松菜の種蒔きなど忙しくなる。

今年もネギが順調に生長している。
ネギは、下仁田ネギと根深ネギの2種類200本を植えている。
ネギは冷えれば冷えるほど美味しくなる。
甘みを増すのである。
ほうれん草も同様である。

今日はナス、レタスの畝を空けて玉ねぎなどの畝土作りに汗を流した。



■下仁田ネギ〔左〕と根深ネギ〔右〕

下仁田ネギの特徴は、葉がハの字に広がり大きい。




■ナスを撤去して土壌改良〔土作り〕
野菜を育て易い土壌は弱酸性といわれている。
畑は普通に管理してても1年たつと土壌はしだいに酸性になってくる。
そこでアルカリ性の苦土石灰をまいて、野菜の育ちやすい酸度に整える。
PHという単位があって酸性かアルカリ性かを示し、7が中性、それより
小さいと酸性、大きいとアルカリ性で野菜を育てやすいのは、6~6.5の
弱酸性の土壌である。
土壌改良には、前作物を撤去し、1㎡当たり苦土石灰200~300gをまき、
畑の土を30㎝ほど深く掘って鋤きこむ。〔種蒔きの2週間前に〕

■石灰を蒔いて、深く耕す



■堆肥を鋤きこみ仕上げる。〔下写真〕
苦土石灰と堆肥は同時に施さない。
同時にまくと互いが触れ合って石灰によって堆肥が成分が変化するようだ。
1週間後、堆肥を鋤きこむ。
堆肥を入れて団粒構造の土をつくる。
堆肥を施すことにより微生物を繁殖させ、微生物から分泌された物質が
土を団子状にまとめ団粒構造になる。
できれば「完熟堆肥」を選んだ方がよい。
一般的には牛糞堆肥、か鶏糞堆肥がベスト。
あまり堆肥を施すと窒素過多となり作物の生育が悪くなったり、
葉ばかり生長して果実が着かない症状が現れる。





■秋ダイコンとミニダイコン。
ミニダイコンは普通のダイコンの半分サイズ。
味は甘みがギュッと詰まっている食感。




■インゲンの収穫。
霜が下りる前に収穫が間に合ってホッとしている。
秋植えのインゲンも夏作と同様に柔らかく美味しい。



■ブロッコリー〔ハイツ〕
初収穫してみた。
今年もいい感じ!!!