トマトの収穫~
今年のトマトは台風被害に遭ったが何とかもちこたえて色づいてくれた。
葉カビ病、栄養過多、等の病害は少ないが、強風で花房4段目から上は生長が鈍い。
一部、元気がいいのは木が支柱の高さと同じくらいになったので主枝をハサミで切って生長を止めた。
トマトは木と実のバランスをとるのが難しい。
木ばかり茂ると実が大きくならない。
茎が大きいものは二股になったりして明らかに栄養過多、肥料のやりすぎなので追肥は控える。
これからトマトの収穫が最盛期!
世界には何百というトマトの品種がある
日本市場で目にふれるのはほんの一握り。
そんな中、最近はいくつかの新種を見るようになった。
トマトを色で分けると生食用のピンク系トマトと加熱用の
赤系トマトに分類される。
日本のトマトは皮が薄いピンク系が主流、大玉トマトはピンク系の代表格。
赤系トマトはピンク系に比べカロテン、ビタミンCを多く含み栄養価が高い。
トマトを輪切にすると切り口も様々である。
ミディトマト(中玉)
大玉トマトとミニトマトの中間ぐらいの大きさ(ミディアム)から、ミディトマトと呼ばれている。
通常トマトの糖度は5~6度といわれているが、糖度が7~8度と高くなっている。
食感が良く、甘みと酸味が絶妙なバランスでお気に入りのトマトである。
大玉トマト
ミニトマト、ミディトマトは完熟すると赤色色素のリコペンを多く含むので果肉も
濃い赤色をしている。
一方、大玉トマトは、日本で最も栽培され市場に流通して
おり、果肉の色が薄いピンク系(色)が主流である。
毎年、栽培に苦戦しており今年は何とか無事収穫をむかえた。
大玉は果汁を多く含んでおり、風味では王様である。
冷やしてガブッといきたい。