MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

事業仕分けとか・・・

2009-11-19 22:57:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電!

近頃は何でも仕分けするのが流行っているようなので、私のRCラインナップも仕分けてみました・・・。

【京商 アクロスカイ10】
初フライト 2005年10月 累積176フライト

元々はエンジン付きキットですが、最初から電動化して製作しました。 ちなみに2機目です。 2006年7月の墜落により下主翼を破損したまま3年が経過してしまいました・・・。 お気に入りの機体なので、絶版になって久しいですが既に新品キット(3機目)も確保してあります・・・。 いずれ修理してまた飛ばしたいですね。

判定・・・将来性はないものの、精神的支柱の役割から存続決定。しかし、追加投資は当分凍結。


【アライン T-REX450XL】
初フライト 2007年4月 累積661フライト

2機目の450XLですがオプションパーツ投入で「SE化」しています。 1機目でRCヘリの基礎を学び、この2機目で初めてフリップや背面などの「逆ピッチ系」に踏み込んだ記念すべき機体です。 墜落回数は1機目を含めると軽く100回を超えています。 今はメカをすべておろして抜け殻状態です。

判定・・・既にヘリ入門機としての役割を完了しているため、廃止。


【アライン T-REX600CF】
初フライト 2007年5月 累積615フライト

趣向の変化により一時は退役したが、今秋になって再配備した機体。 久々に飛ばした600mmローターの感触は「やっぱりイイ~」ってことで、今年のカムバック賞決定です。再配備のために、多くの諭吉さんに御足労ねがいましたが、その甲斐があったってモンです。

判定・・・近代化改修による延命措置を行ったため、存続決定。 追加投資のための予算配分も獲得。


【JR スーパーボイジャーE 4Cell】
初フライト 2009年3月 累積278フライト

初めての国産ヘリだが、製品の出来の良さにニンマリ。 追って6Cellバージョンも購入したほど。 スメ[ツフライトは6Cellに任せて、こちらは現在「ベル230」のスケールボディーを装着して楽しんでいます。 先日の不時着でグラスボディの修理が必要になりましたが、早く直してまた飛ばしたいですね。

判定・・・スケールヘリという孤高の存在により存続決定。 ただし既に最終形態のため今後の投資はなし。


【FSK P-38Jライトニング】
初フライト 2009年8月 累積59フライト

これも2機目の機体。 つまりお気に入りというワケ。 1機目に比べてパワーアップしてあるが、飛びは1機目のほうが素直だったかな・・・。 

判定・・・双発という存在は孤高。 よって墜落全損まで存続決定。 しかし今後の投資はなし。


【京商 カルマートST】
初フライト 2009年9月 累積44フライト

操縦テク養成用機。 先日の墜落による修理も完了したし今度のフライトが楽しみ~。 まだまだフライトテク習得のために活躍してもらわねば。

判定・・・存続決定。 操縦テクの習得具合に応じて、性能向上を行うための補正予算獲得に向けて交渉中。


【JR スーパーボイジャーE 6Cell】
初フライト 2009年10月 累積44フライト

今の自分のテクでは余りある高性能のため、あえて5セルで運用中。 3Dフライトが出来るのはいつの日か・・・。

判定・・・存続決定。 機体の性格上、墜落修理に対応した予算を常に確保しておく必要アリ。


【アルファモデル MiG-21 フィッシュベッド】
初フライト 2009年10月 累積15フライト

これまで経験したEDF機の中ではマトモなほう。 操縦には少し神経を使うけど、ジェットスタイルらしい挙動とシルエットには満足~。

判定・・・墜落全損まで存続決定。 性能向上の余地はあるものの予算獲得については見送り。


ま、こんなトコでしょうか・・・。

かるま~と修理など

2009-11-15 23:30:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電!

今日は天気予報大当たり! 雨はチラチラだけど風は台風並み。 さすがにフライトはやめよう・・・。 あー、昨日むりやり飛ばしておいてよかった~。 

さて今日という日は懸案の「かるま~と」でも弄るとするか・・・。


ひさびさの泥付きモーターです・・・。
先週、毎度毎度の指ノーコンで堕としてしまったカルマートST。 低空での墜落でしたので損害箇所は機首と主脚のみでした。 とりあえずカウルやスパッツなどのプラ部品を地元の「み○と模型」で発注しておきました。 京商のキットはスペアパーツの入手がラクなので、修理意欲が出るのがメリットですね。


まず、モゲてしまった主脚まわりの整えです。
いつものA面飛行場は路面条件が非常に悪くて、最近多い「スーパー肉抜き軽量フレーム」の電動専用機では一発で脚がモゲます・・・。 ですから少々重くても、エンジン機並みの耐久性を持つ京商の機体のほうが精神的にラクなのです。 しかし、さすがの京商ランディングギアでも今回はパックリ逝っちゃいました。


補修しやすいようにチギれた部分を取っ払い、6mm角材で「梁」を作ります。 今までは直接エャLシで接着していましたが、エャLシは木材の内部には浸透せず表面のみで接着するので、意外なほどすぐに「ボコッ」とハガレてしまいます。 そこで、まず瞬着を接着したい箇所と部品に十分染み込ませて表面を硬くしてからエャLシで接着することにしました。 主翼のダウエルの逃げもちゃんと確保しておきます。


梁の上に3mm厚の杉板材を2枚重ねで貼り付けます。 この板材も一旦瞬着を染み込ませた後にエヵtけです。 これでカッチカチになりました。 当分脚モゲがない事を願いたいものです。 しかしコノ手の固定脚って、モゲた時に必ずスパッツの後部で主翼下面のフィルムを衝き刺すから困ったもんですね・・・。


フィルムじゃなくてカッティングシートです。 アイロン出すのがメンドくさかったもんで・・・。


泥モーターもキレイに聡怩オて、曲がっていた十字マウントも曲げ戻して、ようやく搭載し直しです。 この際、手持ちのAXI2820/10でスープアップしたろかと思いましたが、「操縦テク養成機」という使命につき思いとどまりました。 しかしこの意味の無い「極太シャフト」、ペラの内径を思いっきり削り広げにゃならんのです・・・。 あ~、メンドくさ。


以前はアンプを「雨天対策」として胴体下面にツライチ搭載していましたが、涼秋にもかかわらず飛行後は結構な温度になっていたので、今回は冷却重視でヒートシンク部分を露出させてみました。 LEDは電圧降下時に点滅する仕様です。


なんとか復活~。
いたるところにカッティングシートのツギハギがあり、だいぶ練習機らしくなってきました・・・。 修理ついでの変更点として、タクシー中の「お辞儀」を少しでも抑えるために、主脚の取付位置を2cmほど前に移動しました。 あと、墜落時にペラが折損したので、手持ちにあった「アエロノウト10×7」を付けてみました。 キット標準は「京商製11×7」でしたので、1インチダウンです。 サイズダウンとはいえ、別銘柄なのでフィーリングの違いが楽しみです。

RC文化の日なので・・・

2009-11-03 11:14:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電!

せっかくの祝日なのに、外は完全に冬の寒さ。 天気予報見ると徐々に回復傾向にあるものの、朝から冷たい雨がシトシト。 RC文化の日に飛ばせないのはシャクですし、飛行機2機・ヘリ2機を積んで、尚且つバッテリーフル充電で強行出撃!
いつものA面は雨でグチャグチャなのが容易に想像できましたので、芝生のサッカー場へ行くことにしました。 飛行場に着いた頃には、時おり日差しが射すぐらいの意外な陽気。 しかし今日は手袋とホッカイロは放せませんでしたね。 

飛行機は「京商かるまーとST」&「アルファ MiiG-21 フィッシュベッド」
今日はやや風にムラがあるのでダクト機にはチョット厳しいかも。 MiG-21はダクトの吸気口から排気までの距離が長く、且つ直線的なので、まさしく「筒」ですね。 そのため、飛行中に迎角がキツくなりすぎると吸気量が減り、失速気味になるのではないかと思っていましたが、実際に若干そのような傾向が見られます。 大きなループを描くときは事前に充分にスピードを乗せる必要がありますね。 ALFA製では見られませんが、他メーカーのダクト機には、機体の下部にも吸気口が設けられていて、迎角がついても吸気量を稼ぐことが出来るようになっているものもありますね。
ダクトユニットはMiG-15のお下がりのALFA製3枚羽根です。 手投げ初期は空気をグリップするまでに少しガマンが必要で、徐々に機速を乗せていくタイプです。 本当は5枚羽根にすれば空気の食いツキも良くなるのでしょうが、羽根は用意してあるものの、ガッチリ接着された3枚羽根がどうしてもハズれなくて・・・。
飛行特性については機体形状から想定できるとおりです。 ジェットスタイルにありがちな表裏の解りずらさ、クイックなロール、速度が乗ってないと厳しい旋回性・・・など。
でも、この冷戦時代のソ連製ジェット戦闘機独特の凄味のあるスタイルが好きなんですねぇ~。 「Su-24 フェンサー」とか出ないかなぁ~。

カルマートは純粋に操縦テクニックの再確認と向上を狙って導入したものです。 最近は、お手軽発泡スケール機ばかり飛ばしていたので、フライトテクが全く上達していませんでした。 カルマートは練習機の範疇とはいえ、スタント機の素性を持った機体なので、結構「キレイに」飛ばすことが可能です。 直線飛行が楽しい~。 ラダーを使ったテクも積極的にマスターしたいですね。
今日の飛行場は芝生なので、離陸と着陸の「キレイさ」にこだわった練習もできて非常に充実しました。

ヘリは「JR スーパーボイジャーE 6C」&「ALIGN T-REX600」
SV6はだいぶ調整も煮詰まってきてイイ状態を保っています。 あとはテク次第といったところですね。 実際、今の私のテクではこのSV6は完全に宝の持ち腐れだと思います。
機体の仕様はキット標準のノーマル状態ですが、機体的には何の不満もありません。 パーツの精度や劣化に対する耐久性も素晴らしいと思います。 さすがJR製ですね。
私はアライン製のT-REXから「ヘリ入門」しましたが、その時はT-REXの製品精度に十分満足していましたし、逆に、お高い日本製ヘリなんか要らねぇんじゃねぇ~の?と思っていました。 今になって思えば結構頻繁に必要だったパーツ交換についても「ヘリはこんなモノ」と納得していました。 しかしJR製SV4を手にして愕然としました。 率直に感じたことは「価格の差にはソレなりの理由がある」ということです。 これは実際に使用比較した方なら感じていると思います。 とにかく飛行回数が多くなるにつれての「ヤレ」の進み具合が全く違うと感じています。 あまりにも長期間に渡って好調を維持するので、メンテを疎かにしてしまう程です。
しかし、この感覚は「頻繁な墜落修理を伴う入門者」や「安ければイイというエコノミストの方」にはナカナカ理解しにくいと思われます。 私がそうでしたし・・・。
そんなわけで、私の場合はSV4の出来の良さに感嘆し、さらに上級仕様のSV6を配備し、尚且つT-REX600に一時は見切りをつけたくらいです。

T-REX600が抜け殻になった状態がしばらく続きましたが、貧乏根性から来るものなのか放置しておくのがモッタイナく思えてきましたし、やはり50クラスの浮遊感も捨てがたく、心の中で復活の機運がフツフツと沸いてきました。 しかしコレを再配備させるにはサーボやジャイロ、フレーム、ローター等の新調を含め、軽く見積もっても約6諭吉が必要でしたので、長期計画で地道に調達しておりましたが、ようやく飛行に必要な最低限の機材が揃いましたので一気に組み上げて今日のテスト飛行にこぎつけました。
T-REXにとっては新たな門出ですので、再出発を記念してキャノピー再塗装で第2章の始まりです。 スケールヘリではないので視認性のみを考えたらこうなりました・・・。
ローターは新発売の「K&S製CB-600」。 VJプロダクト代表の小林さんが監修したということで是非使ってみたいと思いました。 ローター幅は若干せまめですが、捻り剛性は以前に使用していたラディックス並の硬さがあり期待できます。
ジャイロは新調した「JR G750T」。 2機のSVに搭載してある「G770T」の後発機だけにフィーリングが楽しみ~。
フレームが破損していましたので、今回の新調にあたり前々から気になっていた「2.0mm厚」のカーボンフレームにしてみました。 ノーマルの1.6mm厚は非常にフニャフニャで、とてもこのクラスに必要な剛性を確保しているとは思えませんでした。 0.4mmの違いは大きく、多少重くなりましたがカッチリした仕上がりで好印象です。 でも、「剛性」って非常に奥が深くて、高剛性による副作用もしっかりあるんですよね。 もしかしたら1.6mm厚でバランスの良い飛びになっていたのかも・・・。 まぁいいけど。

あと、今回は実験的に「強制空冷ファン」を付けてみました。 冬に向けて装着してどうすんだって感じですが、いろいろと思うところがありまして・・・。
現在使用している受信機用電源として、フライトパワーのリモニレギュレーターをセットで使用しています。 このレギュは最近多い「スイッチングBEC」ではなく「リニアBEC」で、ノイズのリスク低減を狙った製品というのが気に入って導入しました。 面白い仕様として「2重系統の電源入力」「出力電圧の可変機構」「常時出力のスルー電源」などがあり、このスルー出力を利用してファンを回そうと考えました。 レギュの電流値のMAXは連続8Aですが、ファンの消費電流は0.2Aとなっていますので、デジタルサーボ4個とジャイロを同時使用しても十分余裕があると思います。
夏になるとモーターの発熱が悩みの種で4分程度の飛行時間でヤバくなっていましたが、コレで少しは放熱効果を期待したいところです。

さて、T-6のテスト飛行ですが、久しぶりの大型機の操縦で新鮮味を十分感じました。 500クラスとは明らかに違う浮遊感にニンマリ~。 キャノピーの色も大正解で逆光でも視認性に不満はありませんでした。 ローターのバフバフ音も派手気味でイイ感じ~。
ただ、ただ・・・、やはり動力系統のやかましさに精度の甘さを感じますねぇ~。 なんせメインギヤのバックラッシュにムラがありますからね。 正確な「円」ではないということ? このT-REX600に関しては今までのスタンスを少し見直し、違った付き合いかたを通して存在意義を見出していきたいと思います。 ガツガツ飛ばすじゃなくてね。


【本日の放課】
カルマート・・・6フライト(累積41F)
MiG-21・・・5フライト(累積12F)
SV6・・・3フライト(累積37F)
T-REX600・・・2フライト(累積605F)

地味練シミュレータ「スイフト」登場!

2009-08-28 23:57:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電!

やはりと言うか、とうとうと言うか、結局買っちゃいました。
東京マルイ製IRCヘリコプター「スイフト」です。

最近は、コノ手の2重反転ローターヘリが、国内外のあらゆるオモチャメーカーから発売されていますが、ウチらのようなRCマニアの目からすれば、やっぱり「ヒロボー・XRB」がパイオニアですよね。 あ、でも昔「キーエンス・レボリューター」ってのがあったっけ。 コレを知ってるのはかなりの古参マニアでしょうね・・・。
私がRCヘリに手を染め始めた頃、ちょうど「XRBラマ」が全盛を極めていた頃でした。 部屋の中でもホバリング練習ができるというXRBは、ある意味あこがれのような商品で、本気で買おうと思ったことも一度や二度ではありませんでしたが、その頃はT-REX450を毎回のように墜落させておりましたので、その修理代でXRBどころではありませんでした。 なんたってヒロボー製ですからお値段が・・・ね。

この東京マルイ・スイフトは発売直後、とある模型店でデモ機がありましたので「試ホバ」させてもらいました。
まぁ、いちおうRCヘリは普通に飛ばせますので、ちょっとナメて鰍ゥったのが失敗・・・。 いや、難しいのなんの、普通のRCヘリと違い「スロットル」「エレベータ」「ラダー」の3Chで「エルロン」はなし。 しかも左レバーがスロットルで、右レバーがラダーとエレベータ。 つまりクルマ仕様です。 ハッキリ言って指とアタマがついていけません。 「思い切って1mぐらい上げた方がラクだよ」との店長のアドバイス通りにフワッと上げたものの、そのままパニクってハード墜落・・・。 やっちゃった・・・。 でも全然損傷なし! あぁ、よかった。
以前に別の模型店で、発売直後の「京商ロボホッパー」のデモ機をフライトさせてもらってハード墜落し、ロボホッパーの右大腿骨を複雑骨折させてしまったホロ苦い思ひ出があるもので・・・。

そして1週間ほどしたある日の飛行会の後、MASの用事で模型店へ付いて行った時、レジ前で衝動買いという結果となりました・・・。

最近はコノ手のオモチャRCでも2.4GHzの時代のようで、さすがに弱電関係は進歩のスピードが速いですね。 このスイフトは赤外線コントロールで、要はTVのリモコンのような方式ですので屋外の晴天時のフライトはまず無理でしょうね。
この機体ならではの特徴は、その「質感」ですね。 なんと唯一無二の「メタルフレーム」です! しかもデザインはT-REXを強く意識したモノ、つーか完全にパクリですね・・・。
モーターはメインローター用に2個。 2重反転ですので、上下それぞれの回転数を変化させることでラダー制御を行います。 あと、テールについているのがエレベータ制御用のモーターです。 なんとテールローターが上向きに取り付けられており、テールを持ち上げるように働くことでヘリ全体が前傾し前進する仕組みです。 逆に、テールを下に押さえるように働くとヘリが後傾し後退します。
こんな方式は初めて見ました。 過渡的なジャンルの製品って挑戦的なアイデアが多く見られて面白いですよね。 例えばクルマ好きとしては、これから十数年間の電気自動車(EV)の発展ぶりは非常に見モノだと思いますね。
マイクロRCの世界は「電動」しか選択肢がないわけで、このスイフトも当然リン牛レです。 バッテリは3.7V 130mAh。
充電はプロ?p電池からの「おすそ分け充電」のほか、パソコンのUSB端子からの充電に対応しています。 これは私がこの製品の購入を決めた大きなャCントです。 確かにインドア専用なら手軽なUSB電源を活用しない手はないですよね。 プロンd池の残量を気にする必要もありませんし。
充電時間は、カラの状態からだと45分とうたわれていますが、実際にはリモェカラになるまで飛行するのは不可能ですので、おおむね30分以内で完了します。

模型店での苦いファーストインプレッションでしたが、猛特訓の末に、なんとか部屋の中を空中散歩できるレベルになりました。 ハッキリ言って異様にムズいです。 例えるなら、理不尽なまでの難易度を誇った昔のファミコンゲームのような感じです。
むしろ普通のRCヘリの経験がないピュアな人のほうが上達が早そうです。 特にエルロンがない不便さときたら・・・。 横移動するには、機体を横に向けて前進か後退をするということです。 つまり定点で微動だにしないホバリングを続けるのは機構上不可能ということですね。
ラダーの制御も左右でクセがあり、バッテリの残量に応じてフィーリングが変わってきます。 あと、ホバリング状態ではエレベータが若干アップトリムで、後退ぎみになるようにセッティングされているようですが、これは考えようによっては前進中にスティックを離すとブレーキが鰍ゥるように作用することになるので、初心者には意外に都合がよろしいかと思います。

飛行可能時間は公称どおり約5分です。 現在まで30フライト程しましたが、最初の10~15フライトぐらいは全く制御できずに落としまくりました。 正直、普通のRCヘリを部屋の中でホバリングさせる方がよっぽどカンタンじゃないかと感じましたね。 まぁ、エアコン入れっぱなしが難易度を高めているのですが・・・。
しかし、壁に激突したり、フローリングの床にハタキ落とされたりしても壊れません! これは夢のようですね。 商品にはスペアのメインローターも付属されていますが、いらねぇんじゃね~の?っていうくらい頑丈です。 ヘッド部分も華奢な割には持ちこたえてくれます。

浮かなくなってきたら降ろして、即USBで再充電・・・。 リモノは厳しい使い方ですが耐久テストも兼ねてガンガン飛ばすのが最近の日課になっております。
こんな感じで3Dの練習も出来たらPCのシミュレータよりも有効だろうになぁ~。 マイクロヘリがもっと進化することを期待しましょう。


あとで色々調べてみると、ハイテックから発売されている「ナインイーグルス・ソロ」などは本格的な4ch制御で、バカ安定しつつも操縦性が相当イイらしい・・・。
なんか、この系統のマイクロヘリにハマっていきそうな予感がするなぁ~。 ヤバイヤバイ。

TOS工房・・・

2009-08-27 23:55:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電!

先日の飛行でエルロンをモギ取られたペロハチ。 広大な草原の中を探しても見つかるハズもなく、仕方なく自作することに・・・。
FSKはスケール感重視の製品なので、こういう時は要らぬ苦労を強いられる訳です。 しかし、FSKもこういうこと想定済なのか、キットの中にはフリーの材料が何種類か入っています。 その中の発泡系の板素材を使ってエルロンを再生してみることにしました。

とりあえず、それっぽく切り出し・・・。
後縁側は薄く削って上下2枚を貼り合わせます。 取り付け部側は主翼の厚みに合わせて貼りあわせ、何とか三角形断面のエルロン翼が形になりました。
しかし、本当はアウトラインが緩やかなテーパー状になっていなければならないのですが、TOS工房の技術力を冷静に診断した結果、シンプルな直線状になりました・・・。

FSKの場合、表面にリベットが表現されていますので、木工用ボンドを駆使してその表現に挑戦してみました。 が、意識しすぎてクドくなり、かえってオモチャっぽくなってしまうという、ディティールアップやウェザリングなどのスケール感アップ作業でよくある落とし穴に陥ってしまいました・・・。
まぁ、今さらやり直すつもりはサラサラないので、一気に塗装へ・・・。

既に気力が底をついていますので、裏面はリベット表現もなく、単なる塗装仕上げ・・・。
とりあえず仕上がりましたが、無事だった反対側のエルロンと比べると自作感が強烈に漂っています・・・。
無事だったほうのエルロンもいずれチギれるのでしょうが、ちょっと引っ張って見た感じではまだしばらくは使えそうな感じ。
というわけで、都合良くこのままテスト飛行に突入して見ましょう~。