デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

馬で来て下駄で帰る後生掛・・・・・湯治で有名な後生掛温泉

2012年11月03日 19時38分32秒 | 国内旅行
2012/10/25 (木曜日) 朝のうち晴れ後曇り・雨(現地の気象です)


八幡平の峠を越えて秋田県側へ下ったところに後生掛温泉(ごしょうかけおんせん)がある。
昔から湯治の温泉として有名で

 “馬で来て下駄で帰る後生掛”

と言われている名湯だそうだ。
この文句の意味はたぶん、足腰が弱って歩くのもままならない人が馬に乗ってやってきたのだが
湯治の結果、すっかり元気になって帰りは下駄を履いて歩いて帰った・・・ということだろう。
それほど効能があるんだそうだ。

へへへ・・・(ニヤニヤ笑い) そんなに効能のある温泉なら頭を洗えばオイラのボケ頭も少しは
ましになるかもね。


↓ 八幡平の峠を越えて秋田県側に入ったときはものすごい霧で一寸先も見えないほどだったが
   山道を下るに連れて霧は消えて遠くに岩手山の裾野が見えるようになってきた。



↓ やがて後生掛温泉が見えてきた。



↓ こんな立派な玄関ができていた。 でも、こちらは宿泊者用。 ただ温泉に入るだけの人は
   入ってはいけないのだ。




↓ 日帰り入浴のお客はこの坂道を下って浴室のある建物の入り口でチケットを買って入るのだ。



↓ 由緒ありそうな薄ぐらい浴室。 太い柱で支えられた梁や屋根の内側が見事だ。






↓ 浴室には泥湯とか豊富な湯量の打たせ湯がある。 それに面白いのはこの箱の中に入る蒸し風呂。



↓ 扉を開けて中の椅子に座り、首だけ出して扉を閉める。 まるでさらし首みたいだよ。
   ふんわり柔らかい湯気に蒸されてとても気持ちが良い。



↓ 裏の谷間からは温泉が湧き出している湯気がもうもうと立ち昇っている。 やっぱり東北は温泉天国だ。



↓ 温泉巡りを終えてホテルに戻る山道。 せっかくの紅葉も雨で残念だった。


朝、ホテルを出て先ず麓の松川温泉。 次に東日本最高地点にある藤七温泉。 そして効能で名高い後生掛温泉。
3箇所もの温泉を訪れてゆっくり浸ってきた。
今までに何回か八幡平を訪れているが、1日でこんなに何回も温泉に入ったのは初めてだった。
紅葉を眺めながらの温泉はいつまで浸かっていても飽きない。
これは景色ばかりではない・・・ きっと歳をとったせいだ。
年寄りには温泉が一番だ。 これからも元気で温泉巡りを続けたい。

えっ、後生掛温泉で頭を洗って少しは頭が良くなったか? ですかぁ・・・
だめでした・・・・ だってたかだか1時間ばかりの入浴で頭を洗ったのは数分ですからね。
頭から逆さまに温泉に浸かれば少しは効いたかも知れません。
今度行ったときに実験してみます。

                          (続く)
コメント
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