デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ガスバーナーの燃焼テストまで漕ぎ着けた     - ボートのボイラーガス焚化目指して -

2012年11月20日 19時12分23秒 | Weblog
2012/11/20 (火曜日) 晴れ


今まで作っていたガス取り出し口は漏れが止まらず失敗だった。
そこで今度は材料も厚めの丈夫なものにして、更にボンベの
ガス出口の高さに合わせられるように変更した。
更にガス出口をOリングで結合してガスが漏れないようにした。
ところがやっぱりガスは漏れる。
漏れる量は極僅かだが、引火性のガスだからこれではまずい。

ところでカセットボンベに詰め込まれたガスの圧力はどのくらいか?
聞くところによると3から5気圧ぐらいあるということだ。
そんなに高い圧力ではこんなヘボ工作ではガス漏れは防ぎようがない。
そこで手持ちの圧力計にボンベのガスを引き込んで圧力を測ってみた。


↓ ボンベのガス出口と圧力計をシリコンチューブで接続した。
   これでボンベのガスを出せば圧力は測れるはずだけど、ちょっと不安・・・・・



↓ ガス出口のパイプを押し下げるとプシュッーと音がして圧力計が振れた。
   針は0.07MPaちょっと。 これは約0.7気圧だ。



↓ 別のボンベも測ってみた。 だいたい同じような値だ。



0.7気圧ぐらいならいつも扱っている蒸気の圧力と大差はない。
これなら何とか対応できそうだ。
だけど、3~5気圧とは大変な違いだ。
計測の方法が誤っているのかな? 
大体、こんな低い圧力でガスが液体になっていること事態が不思議だよ。
一旦、液体にしてしまえば(工場で)後は缶に詰めると低い圧力でも
そのまま液体でいられるのだろうか?

まぁ、どうでもいいや、そんな難しいことは差し置くとして工作を続けよう。


↓ 昨日初めて知ったガスコンロの火力調整部の機構に合わせてガス供給口の改造をした。



↓ 結合部の高さを調整できるようにした。



↓ 止め金具も厚さ1.5mmに変えて丈夫にした。



それでもガスは僅かに漏れてしまう。
何度も何度も調整をするけどやっぱりダメだ。
Oリングはそれを収める受け皿?の加工精度がよくないと気密効果は
発揮されないのだろう・・・・
時間は過ぎて行く。 4時過ぎだ。
よーし、一番単純なシリコンチューブで結合してみよう。
ボンベの圧力測定のときも漏れはなかったんだから・・・・


↓ 漏れは止まったみたいだ。



↓ OK、OK、漏れは止まったよ。



何のことはない。 Oリングの代わりにシリコンチューブを嵌めたら
それで漏れなくガスを取り出すことが出来るようになった。
ただ、シリコンチューブの耐久性が心配だ。
また後でOリングの形式に挑戦してみよう。



↓ 急いでバーナーや火力調整部を繋いで燃焼テストをしてみた。
   やったよ、きれいな青い炎で燃えてくれた。



↓ 火力最大位置での燃焼状況。



↓ 火力中間での燃焼状況。 火力の調整ができるのが便利だ。



↓ 苦心して作ったガス取り出し器具。 もうちょっと背を低く作りたいなぁ・・・




何とかガスバーナーの燃焼テストまで漕ぎ着けた。
あとは船体への取り付けだ。 ガンバロー(っと)



コメント (2)
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