デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

自作スチームエンジンボートのボイラーをガス炊きにします

2012年11月17日 19時15分32秒 | 工作実習
2012/11/17 (土曜日) 曇り後雨



昨日はあんなに暖かかったのに、今日は曇り空のとても寒い一日だった。
夕方からは雨になって一段と寒くなった。

自作したスチームエンジンボートのパワーアップを目指して多灯心アルコール燃焼器を
工作してボイラーに取り付けてみたが、やっぱりこの灯心が9本もある燃焼器はいろいろ
問題がある。

陸上でのボイラーテストでは問題なく動作したが、船体に取り付けての窮屈な環境では
燃焼器をセットするときに傾いてアルコールが漏れてしまう。
それに燃料をちょっと多めに入れると、燃料が漏れて燃え上がって危険だ。
少なめだと燃焼時間が短くて5、6分しか持たない。
燃料切れで燃やし続けると灯心が焦げて消耗してしまう。

そこで今度はガス炊きのボイラーに変更しようと思っている。
ガス炊きのボイラーは定置型のものを作ったことがあるので何とかなるだろう。
今日、ホームセンターでカセットコンロを買ってきた。
1,980円だった。
先の多灯心燃焼器を作るために購入した真鍮板は1枚1050円、それを2枚だから
2,100円もした。
そしてロウ付けやらなんやら手間をかけて、この有様だ・・・・・・・
最初からガス炊きボイラーにすればよかったよ。


↓ 地元のホームセンターで購入したカセットコンロ。 1,980円とお買い得だった。



↓ 内部の様子。



↓ 火力を調整するツマミの部分。
   どのコンロにも同じような部品が付いている。 レギュレーターっていうやつかな?
   中はどうなってるんだろうか?



↓ ゴムのタイヤみたいなもの(ダイヤフラムっていうのかな?)見えた。
   なるほど、これでカセットボンベの高圧ガスを低圧ガスに戻しているんだな。



↓ カセットボンベのガス出口を嵌める受け口。
   O(オー)リングで気密にしている。 今回はこの辺を工作する必要がある。



↓ ガス炊きボイラーで必要なのはこの部分だけだ。 分解して取り出した。




↓ カセットボンベからガスを取り出してボイラー燃焼室に引き込む必要がある。
   カセットボンベのガス取り出し口はどんな構造なんだろうか・・・・・



↓ こんな構造だ。 




↓ 出口の細いパイプにはこんな小さな穴(1mmより細いかも?)が開いている。
   普段はバネでゴムパッキンに押し付けられてガスがもれないようになっている。
   コンロにボンベをセットすると細いパイプが押し下げられて小さな穴が露出してボンベの
   ガスが出口から噴出す仕組みだ。 なるほど・・・・・・・




↓ カセットボンベからガスを取り出すにはその細いパイプを押し下げてやればいいんだよ。
   そうすると出口からガスが噴出してくるから漏らさないように気密にして取り出せば
   良いじゃん・・・  そこでボンベの細いパイプを押し下げる仕組みを工作した。



↓ ボンベの鍔に引っ掛ける固定部品。



↓ ボンベの細いパイプを押し下げる部品。 細いパイプから噴出すガスを漏らさないように
   取り出すように工作する。




今にも雨が降り出しそうな厚い雲。
まだ4時前なのに薄暗くなってしまった。
今日の工作は早仕舞いとしよう。
明日は晴れそうだ・・・・・・・・・
コメント (1)
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