デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

バカではできない・・・ だけど利口な人はこんなバカなことはしないシリーズその2

2012年11月12日 19時23分46秒 | 工作実習
2012/11/12 (月曜日) 曇り後晴れ



苦労して作り上げたスチームエンジンボートはパワー不足でヨタヨタと
動くばかりだ。 風が吹いたら風に押し戻されてしまうほどだ。
ボイラーの火力が弱いのと、スチームエンジンの精度が悪くて蒸気漏れが
激しくてパワーが出ないのだろう。

でも何とかしてこのスチームエンジンボートをもっと力強く走らせたい”の
一念でこんなバカなことをしている。
それは強力な火力を生み出す(はずの)アルコール燃焼器の工作だ。

現在のところは固形燃料(一人用の小さな鍋などを熱するときに使うもの)を
4個まとめて燃やしているが多分これでは発生する熱が足りないのだろう。
固形燃料を5個、6個と増やしてみればいいのだが燃料を収める皿は4個
しか入らない。
そこでこんなものを作ってみた。


↓ アルコールを燃やす灯心を21個取り付ける燃焼器。 



↓ このスリーブに灯心を通して燃焼器に立てる。



↓ 燃焼器にはタンクからパイプを通じてアルコールを供給する。



↓ ボイラーの燃焼室で強力な火力を生み出す(はずだけど・・・・)




↓ 灯心を立てるスリーブをロウ付けした。(とても苦心した。 原因は些細なことだった。)



↓ 燃料が漏れないように底板を張ってロウ付けして気密構造にした。





↓ 燃料タンクの工作。 給油口は空き缶のネジ口を利用した。



↓ 燃料タンクには高熱はかからないだろうと想定して半田付けで気密にした。



↓ 燃焼器と燃料タンクを接続した。



↓ 固形燃料の収納皿と今回作った燃焼器を並べてみた。 多分固形燃料5、6個に相当すると思う。







果たしてこの燃焼器でどのくらいのパワーが出るのだろうか?
このタンクでどのくらいの時間、燃焼が続くだろうか?
緊急の場合、燃え盛る炎を消すことが出来るだろうか?
(船火事はゴメンだよ・・・・)
燃料がなくなっても灯心には火が残るから消耗が激しいだろうか?
(グラスファイバーを灯心にする手はあるけど・・・・)

まぁ、やってみなければわからないことばかりだ。
明日、燃焼実験をしてみよう。

ずーっと前に灯心8個のアルコールランプを作って、えらい目にあっているけど
またその二の舞にならなければいいのだが・・・・


この燃焼器を作るのにはとても手間がかかってしまった。
こんなものを作るくらいなら、ガス炊きのボイラーに改造したほうが楽だったかも。


バカにはできない・・・だけど利口な人はこんなバカな事はしない

うん、そのとおりだ。 オイラももう少しお利口さんにならなくっちゃ・・・・(反省)





コメント (4)
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