2012/11/25 (日曜日) 晴れ
ボイラーのガス焚き化が完了した。
早くテストしてみたいがちょっと気になることがある。
それはボイラー燃焼室前面の防熱が不十分なことだ。
この燃焼室前面には固形燃料をセットするための開口部が
あり、燃料燃焼中は扉を締めるようになっている。
そして開口部は都合で強制的に消火するための火消BOXを
挿入できるように大きく開くようになっている。
その開口部は多灯心アルコール燃焼器のために更に大きく
開くように改造してしまった。
ところが今回のガス焚きではこれは問題である。
今回使用するガスバーナーはかなり周囲に向って炎を上げる。
そのため、燃焼室の壁も相当の高温になると思われる。
燃焼室の壁の左右と後面はステンレスの熱遮蔽板が取り付け
られているので大丈夫だと思うが、前面は前述したように、
隙間だらけの扉で塞がれているだけなので不安だ。
そこでこの対応として前面にも熱遮蔽を施す改造をした。
↓ 今回使用するガスバーナーの燃焼テストの様子。 炎が外に向って噴き出している。
もともとコンロは鍋などを熱するのだから外に向って炎を上げるのは当たり前だけど・・・
(11月20日のテストの画像)
↓ 燃焼室の前面はこんな扉で塞がれているだけだ。
↓ 蓋を外すとこんなに大きく口が開いている。 左右と奥はステンレスで熱遮蔽をしている。
↓ ガス焚きにすれば燃料をセットする入り口は不要だ。 扉を取り去り、熱遮蔽した壁で塞ぐ。
↓ 熱遮蔽は0.3mm厚ぐらいのステンレス板。 約10mmの隙間を空けて取り付けた。
↓ 燃焼室の四面がステンレスの薄板で熱遮蔽された。
さぁ、ボイラーを組み立てようと作業を始めたが、これが大変。
前面の開口部も塞いでしまったので加温板を取り付けることが出来ない。
コントローラーを外してみたがガス管が配管されているのでダメだ。
あれもダメ、これもダメ、で時間ばかりが経って行く。
大体、オイラの工作はこういうことが多い。
部品を作って、いざ組み立て、というときに・・・「手が入らない」
「ネジが回せない」で右往左往してしまうのだ。
仕方がないので加温板を中央部分で切断して内側と外側から挿入してから
切断部分に小さな当て板を当ててネジ止めにして組み立てた。
そのとき、バーナーの付け根のボンベからのガスが噴き出す穴を見てみた。
その穴は0.5mmほどのとても小さな穴だった。
ふーん、こんな、細い穴なんだ! と感心してしまった。
(いつかバーナーを自作するときにはこれを思い出そう・・・・)
なんとかボイラーの組み立てが終わった。
早速、実動テストをしてみた。
↓ 先ず陸で燃焼テスト。 規定の水量(約600cc)で何分で湧き上がるか確認した。
↓ 点火してから約1分50秒でエンジンが回りだした。
固形燃料のときは3分以上かかったからこれは相当の早さだ。
↓ 圧力もどんどん上がっていく。 陸でのスクリュー空転テストでは固形燃料ではせいぜい0.5気圧
ぐらいまでしか上がらなかったが、0.7気圧を超えそうだった。
通常なら安全弁はこの辺りから少しずつ水が漏れだしてくるのだが全然動作しない。
もしかするとずーっと動かしていなかったのでパッキンが張付いたのかも知れない。
そこで安全弁の調整ネジを回してみた・・・・・・・・
突然、プシューっと勢いよく蒸気が噴き出した!
安全弁はどこかへ飛んでいってしまった。
調整ネジを回したのだが安全弁の本体も一緒に回ってロックが外れて
吹き飛んでしまったのだ。
慌ててノブを捻って火を消した。
(ガス焚きは消火も簡単で便利だ・・・ でもこんなテストをしたわけではない)
↓ 本体が吹っ飛んで台座だけになってしまった安全弁。 あぁーぁ・・・
辺りを探したが安全弁は見つからない。
(呆然としていたのでどこへ飛んだかは全然わかりません)
芝生の上には落ちていない。 庭(花畑)は枯れ草や落ち葉が散かってこれでは探せない。
また新しい安全弁を作らなくちゃならないよぉー
テストは当分延期だよぉ(涙)
ボイラーのガス焚き化が完了した。
早くテストしてみたいがちょっと気になることがある。
それはボイラー燃焼室前面の防熱が不十分なことだ。
この燃焼室前面には固形燃料をセットするための開口部が
あり、燃料燃焼中は扉を締めるようになっている。
そして開口部は都合で強制的に消火するための火消BOXを
挿入できるように大きく開くようになっている。
その開口部は多灯心アルコール燃焼器のために更に大きく
開くように改造してしまった。
ところが今回のガス焚きではこれは問題である。
今回使用するガスバーナーはかなり周囲に向って炎を上げる。
そのため、燃焼室の壁も相当の高温になると思われる。
燃焼室の壁の左右と後面はステンレスの熱遮蔽板が取り付け
られているので大丈夫だと思うが、前面は前述したように、
隙間だらけの扉で塞がれているだけなので不安だ。
そこでこの対応として前面にも熱遮蔽を施す改造をした。
↓ 今回使用するガスバーナーの燃焼テストの様子。 炎が外に向って噴き出している。
もともとコンロは鍋などを熱するのだから外に向って炎を上げるのは当たり前だけど・・・
(11月20日のテストの画像)
↓ 燃焼室の前面はこんな扉で塞がれているだけだ。
↓ 蓋を外すとこんなに大きく口が開いている。 左右と奥はステンレスで熱遮蔽をしている。
↓ ガス焚きにすれば燃料をセットする入り口は不要だ。 扉を取り去り、熱遮蔽した壁で塞ぐ。
↓ 熱遮蔽は0.3mm厚ぐらいのステンレス板。 約10mmの隙間を空けて取り付けた。
↓ 燃焼室の四面がステンレスの薄板で熱遮蔽された。
さぁ、ボイラーを組み立てようと作業を始めたが、これが大変。
前面の開口部も塞いでしまったので加温板を取り付けることが出来ない。
コントローラーを外してみたがガス管が配管されているのでダメだ。
あれもダメ、これもダメ、で時間ばかりが経って行く。
大体、オイラの工作はこういうことが多い。
部品を作って、いざ組み立て、というときに・・・「手が入らない」
「ネジが回せない」で右往左往してしまうのだ。
仕方がないので加温板を中央部分で切断して内側と外側から挿入してから
切断部分に小さな当て板を当ててネジ止めにして組み立てた。
そのとき、バーナーの付け根のボンベからのガスが噴き出す穴を見てみた。
その穴は0.5mmほどのとても小さな穴だった。
ふーん、こんな、細い穴なんだ! と感心してしまった。
(いつかバーナーを自作するときにはこれを思い出そう・・・・)
なんとかボイラーの組み立てが終わった。
早速、実動テストをしてみた。
↓ 先ず陸で燃焼テスト。 規定の水量(約600cc)で何分で湧き上がるか確認した。
↓ 点火してから約1分50秒でエンジンが回りだした。
固形燃料のときは3分以上かかったからこれは相当の早さだ。
↓ 圧力もどんどん上がっていく。 陸でのスクリュー空転テストでは固形燃料ではせいぜい0.5気圧
ぐらいまでしか上がらなかったが、0.7気圧を超えそうだった。
通常なら安全弁はこの辺りから少しずつ水が漏れだしてくるのだが全然動作しない。
もしかするとずーっと動かしていなかったのでパッキンが張付いたのかも知れない。
そこで安全弁の調整ネジを回してみた・・・・・・・・
突然、プシューっと勢いよく蒸気が噴き出した!
安全弁はどこかへ飛んでいってしまった。
調整ネジを回したのだが安全弁の本体も一緒に回ってロックが外れて
吹き飛んでしまったのだ。
慌ててノブを捻って火を消した。
(ガス焚きは消火も簡単で便利だ・・・ でもこんなテストをしたわけではない)
↓ 本体が吹っ飛んで台座だけになってしまった安全弁。 あぁーぁ・・・
辺りを探したが安全弁は見つからない。
(呆然としていたのでどこへ飛んだかは全然わかりません)
芝生の上には落ちていない。 庭(花畑)は枯れ草や落ち葉が散かってこれでは探せない。
また新しい安全弁を作らなくちゃならないよぉー
テストは当分延期だよぉ(涙)