フロントフォーク オーバーホール
失敗談
ZRX号は新車で購入だが、それ以前のバイクはポンコツ系破格の中古車であった。
それなので各車製造から五年程度で、時間があれば点検・整備をしていた。
例えばZ400FXに乗っていたとき。スイングアームのベアリング交換、ステムヘッドのベアリング交換、エンジン腰上分解整備とあらゆる部分の整備経験をした。しかし、フロントフォークのオーバーホールとエンジン腰下のオーバーホールはしていない。
トラブルが無かったので、必要がなかったからだ。それでこれらに使用する特殊工具は持っていなかった。
さて、人生初の新車で買ったZRXは10年目を迎える、行きつけのバイク屋のメンテナンスもあり、トラブル無く今まで来た。しかし、錆びるものはサビ、減るものは損耗している。過去に大きな分解整備はしていない。
それでフロントフォークのダストシールの交換をきっかけに フォークのO/H(オーバーホール)をすることにした。
嗟呼 これが失敗のはじまり。
CB50、NS-1、APEのフロントフォークは難なく分解組立出来たのだが、ZRX400のフロントフォークO/Hは手こずったのだ。
持っている工具ではできなかった。
フロントフォーク取り外しは問題なくサクサク出来る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/63/8e8619e2f406d6ba9677e0ab938e2424_s.jpg)
フロントフォークを分解しようとすると、持っている六角レンチでは長さが足りない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/f3/d8ffc892c7dd0b47e110a57dd7c935ab_s.jpg)
車載工具では力が入らない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3a/92/5e943e1ae1b89e8a7f719a2fdd4315a3_s.jpg)
そこで長い六角レンチと電動インパクトレンチを購入
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/94/7a1900cb9ed59402d69eead5098b83a5_s.jpg)
しかし、フォーク縮めてインパクト・バリバリでも インナーピストンが回って分解できない。
HELP! 行きつけのバイク屋さんに行った。
あらかじめ自分で出来ない時は、「おいで」と言われていたのである。感謝。
持参したフロントフォークを使い、特殊工具の使用方法を教えてもらう。ふむふむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/0a/3d169f682971bb1c0e42e873f6c40f55_s.jpg)
特殊工具を借用して帰宅、引き続き作業をする。分解・洗浄完。 楽 早い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/b1/c53ca7921ea589f31a2eb2fb18631f6f_s.jpg)
組立に着手すると、あれれれれ。
スライドメタルの幅が違う。この部品はパーツカタログの部品番号と全く同じ、なのになぜ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/1c/5b3d2c2cad4405bec0e3275c739d55ed_s.jpg)
パーツカタログの誤記でした。現在は訂正が済んでいます。
とっとと 組立て 借用工具を返却。
翌朝新しいオイルを入れて組立完。でも問題のスライドメタルは古いもののままなのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/9d/a39cc2225f4bcf506ff15204614a1d63_s.jpg)
再度部品番号を調査し アタリをつけて発注した。
これらの作業をしていて、ウインカーの接触不良を引き起こした様で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/14/2d2fe4d3f138259e424246523d88a6d3_s.jpg)
片側ポジション球が灯らない。
このカプラーが接触不良だった。しっかり取り付け直し。修理完。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/7d/ae77b4e729cb77cde13a4349ac1d5842_s.jpg)
スライドメタル交換のためにフロントフォークピストン固定のアダプタを工具量販店で買ってみた。
原付サイズだった。写真はNS-1のピストン。ピッタリサイズ、しかしZRX号には小さい。ああ散財。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/95/ee5958c6ed45f548212103b7d8392f32_s.jpg)
デッキブラシで特殊工具の代わりにならないか、試してみたが案の定ダメ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/69/17618fcf1fd20a3dd40a2e944956d5ff_s.jpg)
購入しました、取り寄せました、特殊工具。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/6e/2262b5a558d4980edc10ac48e1fa7011_s.jpg)
作業がはかどり、分解完。早い早い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/9a/7e90b81e10da4659c6e5e3e05a426d29_s.jpg)
掃除完。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/a2/7ba67c72b39addfc8d42f9ad77be4f41_s.jpg)
最終型と同じスライドメタルのP/Nがビンゴ。組立始める。
特殊工具の追加、オイルシールハンマーまで購入しフォーク組立完。(塩ビパイプ持っているのにハンマー追加)
フロントフォーク オーバーホールのアトラクション参加費は、歌舞伎を観る以上銭が掛かるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/91/775fa28f6cdb2ddbe691264d8b879efa_s.jpg)
面白かった。しかしO/Hコンプリートに2ヶ月掛かった。フォークオイルも2ヶ月でまたまた交換。もったいない。
失敗談
ZRX号は新車で購入だが、それ以前のバイクはポンコツ系破格の中古車であった。
それなので各車製造から五年程度で、時間があれば点検・整備をしていた。
例えばZ400FXに乗っていたとき。スイングアームのベアリング交換、ステムヘッドのベアリング交換、エンジン腰上分解整備とあらゆる部分の整備経験をした。しかし、フロントフォークのオーバーホールとエンジン腰下のオーバーホールはしていない。
トラブルが無かったので、必要がなかったからだ。それでこれらに使用する特殊工具は持っていなかった。
さて、人生初の新車で買ったZRXは10年目を迎える、行きつけのバイク屋のメンテナンスもあり、トラブル無く今まで来た。しかし、錆びるものはサビ、減るものは損耗している。過去に大きな分解整備はしていない。
それでフロントフォークのダストシールの交換をきっかけに フォークのO/H(オーバーホール)をすることにした。
嗟呼 これが失敗のはじまり。
CB50、NS-1、APEのフロントフォークは難なく分解組立出来たのだが、ZRX400のフロントフォークO/Hは手こずったのだ。
持っている工具ではできなかった。
フロントフォーク取り外しは問題なくサクサク出来る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/63/8e8619e2f406d6ba9677e0ab938e2424_s.jpg)
フロントフォークを分解しようとすると、持っている六角レンチでは長さが足りない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/f3/d8ffc892c7dd0b47e110a57dd7c935ab_s.jpg)
車載工具では力が入らない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3a/92/5e943e1ae1b89e8a7f719a2fdd4315a3_s.jpg)
そこで長い六角レンチと電動インパクトレンチを購入
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/94/7a1900cb9ed59402d69eead5098b83a5_s.jpg)
しかし、フォーク縮めてインパクト・バリバリでも インナーピストンが回って分解できない。
HELP! 行きつけのバイク屋さんに行った。
あらかじめ自分で出来ない時は、「おいで」と言われていたのである。感謝。
持参したフロントフォークを使い、特殊工具の使用方法を教えてもらう。ふむふむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/0a/3d169f682971bb1c0e42e873f6c40f55_s.jpg)
特殊工具を借用して帰宅、引き続き作業をする。分解・洗浄完。 楽 早い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/b1/c53ca7921ea589f31a2eb2fb18631f6f_s.jpg)
組立に着手すると、あれれれれ。
スライドメタルの幅が違う。この部品はパーツカタログの部品番号と全く同じ、なのになぜ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/1c/5b3d2c2cad4405bec0e3275c739d55ed_s.jpg)
パーツカタログの誤記でした。現在は訂正が済んでいます。
とっとと 組立て 借用工具を返却。
翌朝新しいオイルを入れて組立完。でも問題のスライドメタルは古いもののままなのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/9d/a39cc2225f4bcf506ff15204614a1d63_s.jpg)
再度部品番号を調査し アタリをつけて発注した。
これらの作業をしていて、ウインカーの接触不良を引き起こした様で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/14/2d2fe4d3f138259e424246523d88a6d3_s.jpg)
片側ポジション球が灯らない。
このカプラーが接触不良だった。しっかり取り付け直し。修理完。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/7d/ae77b4e729cb77cde13a4349ac1d5842_s.jpg)
スライドメタル交換のためにフロントフォークピストン固定のアダプタを工具量販店で買ってみた。
原付サイズだった。写真はNS-1のピストン。ピッタリサイズ、しかしZRX号には小さい。ああ散財。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/95/ee5958c6ed45f548212103b7d8392f32_s.jpg)
デッキブラシで特殊工具の代わりにならないか、試してみたが案の定ダメ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/69/17618fcf1fd20a3dd40a2e944956d5ff_s.jpg)
購入しました、取り寄せました、特殊工具。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/6e/2262b5a558d4980edc10ac48e1fa7011_s.jpg)
作業がはかどり、分解完。早い早い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/9a/7e90b81e10da4659c6e5e3e05a426d29_s.jpg)
掃除完。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/a2/7ba67c72b39addfc8d42f9ad77be4f41_s.jpg)
最終型と同じスライドメタルのP/Nがビンゴ。組立始める。
特殊工具の追加、オイルシールハンマーまで購入しフォーク組立完。(塩ビパイプ持っているのにハンマー追加)
フロントフォーク オーバーホールのアトラクション参加費は、歌舞伎を観る以上銭が掛かるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/91/775fa28f6cdb2ddbe691264d8b879efa_s.jpg)
面白かった。しかしO/Hコンプリートに2ヶ月掛かった。フォークオイルも2ヶ月でまたまた交換。もったいない。