リスボンの市街地を走っているケーブルカーに乗りました。
車体は落書きだらけ、走行距離はわずか1キロぐらい、坂の上から下に降りておしまい。
その上料金は3.5ユーロぐらいだったから、500円ぐらいする。
『何だよこれ、ぼろもうけじゃん』
最初から分かっていたけど、観光客はとりあえず乗ってみたくなるものなのです。
分かっているけど、敢えて騙されたい客は、日本人だけじゃなくて欧米諸国からもたくさん集まり、
満員になったところで、しゅっぱ~つ。
時刻表もないこのケーブルカーは運転手の判断で、「こんなところでしょ」というタイミングで動き出す。
その上、料金も運転手にキャッシュで払うというアバウトさ。
「どこで切符を買うの?」 と聞くと、
「俺に払え」 というので、お金を出したら、胸ポケットからおつりを1枚、2枚出してぶっきらぼうに渡された。
全く、顧客サービスがなってない!なんだそのやる気のない態度は!
日本の 『お・も・て・な・し』 を見習えと言ってやりたい。
ところでこのケーブルカーは日本人には何で有名かというと、『消臭力』 のコマーシャルの撮影に
使われたことで有名。ミゲル君はポルトガル人らしいです。
知ってました?