いつの間にか、すっかり国際空港に様変わりしていた羽田空港にキョロキョロしながら、夜中の23時半にテイクオフして、翌朝の5時すぎにシンガポールに到着しました。
今日はシンガポールのホテルの部屋からの中継(?)です。
今回はラップトップパソコンを持ってきたので、インターネットの環境は日本と同じ。便利な世の中ですね。
インド人の同僚とホテルからクラーク・キーまで歩いて、屋台みたいなところでチキンのラップサンドみたいなものを食べてきました。オープンエアな環境で、おいしいファーストフードを食べていると、身も心も軽くなってきます。
周りには重厚な格調高そうなレストランもたくさん並んでいたけど、そういうのはめんどくさい。そういうところでご飯を食べる金銭的な余裕はあっても、簡単な気楽な食事に心惹かれるのはどうしてでしょうか?ブランド品に興味がなくなったのと同じかな?
そんなオープンエアなところでご飯を食べて帰ってきて、昨日自分で書いたブログを読んだら、なんだか違和感。
率直な印象は、「何でこんなまじめ腐ったこと書いているんだ?」
シンガポールのオープンな雰囲気に1日でやられてしまったようです。
記憶宗室さまに、「もっと気楽になったほうがいいよ」と言われたのは1週間前。「気楽にってどうすれば?ギャグのセンスを磨くとか、そういうこと?そういうのってどうやって勉強するの?」「だからさぁー、そうじゃないんだよ」と全くかみ合わない話をしていた時には、言っていることが良くわからなかったのですが、シンガポールに来て「気楽になるってこういうことなのかな」と肌で感じたようです。
でもこの気楽さを日本に持って帰れないのが残念。
日本に帰って、翌朝通勤電車に乗ると、元に戻ってしまいます。
つかの間のオープンな雰囲気を楽しみつつ、仕事に専念します。
なんてH元上司に言われたら、すぐに顔を洗いに行きます、プロアクティブで。よく効くんです、これがにきびに。
先輩すごいな。
私はいつも同じところで、しかも妻とほとんど24時間一緒。その妻がここ数年、一言余分なことを言ってきます。「その一言がなければどんなに幸せか」と思います。みんなプロアクティブだと、私は困るのです。
全ての人が顔を洗いに行く必要はありません。私一人で充分です。
おおみくんの幸せのために、ちょっと控えめにしておきたいと思います。