ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

英国3つの庭園を巡る旅(17)ロンドン

2012-06-21 21:11:39 | 2012イギリス
5/27
チェルトナムで中華の昼食のあと、高速道路を189km走って、イギリス最後の観光はロンドンへ。
         
しつこく菜の花畑。再掲あり。

イギリスは日本と同じく車は左側走行。高速道路は全て無料であり、M22など、わかりやすい表示になっている。
そして、大きな街中にはもちろん信号があるけれど、ふつうの道の交差点は「ラウンドアバウト」というロータリーになっていて、右回りで進入していく。
直行する場合は左の方へ半円周ってから前方の道へ走る。

道幅が狭いとロータリーの中が小さい花壇だったり、大きな道路だとロータリーがこんもり木が茂っていたりする。
都市部以外ではほとんど信号待ちがないので、スムーズに走れてバスに乗っていてもうまいことなってるなぁと感心する。

ロンドン観光まずは大英博物館、ってすでに午後3時40分である。

18年前のロンドン旅行の時はなぜか訪れてなかった。
大英博物館は隅から隅まで見るなら1週間はかかるというところを、1時間ちょっとだから、ガイドさんといっしょにアテネとエジプトのところだけ見ておしまい。

大英帝国が世界中から略奪して大切に保存しておいたお宝なので入場料は無料です。

ダントツに有名なロゼッタストーン

 


 

日曜日なので市内の道路は比較的空いているということだったけれど、天気のいい日曜日とあってテムズ川クルーズ船も大賑わい。乗船まで40分以上並んで待たされてくたびれた。

クルーズはタワーブリッジからビッグベンまで30分ほどで、英語のガイドがずーっとおもしろおかしくしゃべっていたけど、もちろん、友だちもだれも理解できなかった(笑) 

タワーブリッジ


エリザベス女王在位60周年の大きな垂れ幕


国会議事堂のビッグベンが見えてきました


近づいて望遠レンズで見ると迫力あります。


市内観光ツアー用の屋上バスも走っている。

バス車窓よりウェストミンスター寺院


同じく、18年前に行ってなくて今回初めてのバッキンガム宮殿。

 

バッキンガム宮殿の衛兵さん。夕方遅かったので空いているが、交代の時間帯は観光客で大混雑らしい。



車窓からハロッズ百貨店。ハロッズは18年前に行って、ロゴ入りのビニールトートバッグの売り場を探してウロウロして、やっと買えたけど、なんのことはない大阪三越でいくらでも売っていたのだった。

 

ロンドンの街は重厚な石造りのビルが多く、眺めていても飽きない。
そして、これまた、なぜか、間近に迫った2012ロンドンオリンピックの宣伝やポスターなどを街中でひとつも見かけなかった。
日本で開催なら半年前からそこいらじゅう宣伝ポスター垂れ幕や旗だらけになるやろに。


クラウンプラザロンドンヒースローホテルの夕陽、5日間ずーっとお天気でありがとう。
(帰国したら、またイギリス各地は雨マークが多く付いてました)
 
5/28
朝7時にホテルを出発して、ヒースロー空港9:55発のKLM航空アムステルダム乗り継ぎ、29日朝9時過ぎに関空帰国。
英国3つの庭園を巡る旅はこれでおしまい、長い間読んでくださってありがとう。やれやれやっと終わったぁ。
大好きイギリス再確認の旅を思い出しつつ、イギリス本を読んでみるつもりで何冊か積ん読中です。
英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
1出発2ベイクウェルの街3チャッツワース(1)4お土産(1)5チャッツワース(2)6リバプール7湖水地方(1)8湖水地方(2)9チェスター10ボドナントガーデン11ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン12お土産(2)13キンダーミンスター蒸気機関車14ボートン・オン・ザ・ウォーター15バイブリー&ブロードウェイ16スードリー城17ロンドン

英国3つの庭園を巡る旅(16)スードリー城

2012-06-20 23:56:50 | 2012イギリス
5/27
文句なしの晴天。英国3つの庭園を巡る旅の最後のお庭はウインチコムのスードリー城。
10時半開店いや開城まで15分待ち。朝の早よから待ってるのは、もちろん、我々ツアーだけ。

キャサリン・パーとヘンリー8世?

スードリー城はヘンリー8世(テューダー朝のイングランド王1509年~1547年在位)の6番目の妻のキャサリン・パーが未亡人になってから住んでいたお城である。
のちのエリザベス1世(アン・ブーリンの娘)を養育するなど聡明で博識の王妃であった、
女たらしのヘンリー8世はカトリックでは離婚できないので、独自の英国国教会を作って、6人もの妻をとっかえひっかえ、そのうち2人の妻(アン・ブーリンとキャサリン・ハワード)を反逆罪などで処刑している。
添乗員のMさんはバスガイド兼務で、英国王室の歴代在位表を配ったり、歴史のことなどたくさん話してくれた。
私もイギリス映画は大好きなので、Mさんお勧めの「ブーリン家の姉妹」(アン・ブーリンがヘンリー8世の2番目の妻)「英国王のスピーチ」「プライドと偏見」「ミス・ポター」は全部見ていたので、話も面白かったな。
もっと昔、高校生の頃に見た「1000日のアン」も印象的な映画だった。

スードリー城には8つのお庭がある。崩れ落ちた15世紀の納屋の跡。

 


敷地の外の景色もいいね。




王妃の庭。バラがメインなのでまだちょっと花が寂しい。


小型のアリウム?


キレイに刈り込まれた大きなイチイの木

200年の間野ざらしで見捨てられていたが、そのあと修復されて復活した。
隅々まで手入れの行き届いた庭園で、気品があってさすが王妃の城。できうればバラの盛りに来たかったな。


 
スナップ写真比べ(笑)

 
 

セントメアリー教会。キャサリンが眠っています。

 



教会の前のキングサリ


シークレットガーデン


ツルで作られた大きなオブジェみたいなの(説明書きを読むとたぶんそんな内容だった)

制限時間が迫る中、汗をかきながら1人駆けずり回っていたら、同じツアーの人がこの奥に小さなお庭があって、キングサリが満開よ、って教えてくれた。
教えてもらわなかったら、あやうく見逃すところだった。友だち3人はここは知らなかったと言ってた。

      
↑クリックすると大きな画像





ノット(結び目)ガーデン


廃墟の上に木が生えて時の流れを感じる。


崩れ落ちた壁沿いに花が揺れていた。


壁の上のほうにも花が…こういうのも計算されて手入れされているのかも。

半日でもうろつける庭園を1時間でおしまい。
英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
1出発2ベイクウェルの街3チャッツワース(1)4お土産(1)5チャッツワース(2)6リバプール7湖水地方(1)8湖水地方(2)9チェスター10ボドナントガーデン11ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン12お土産(2)13キンダーミンスター蒸気機関車14ボートン・オン・ザ・ウォーター15バイブリー&ブロードウェイ16スードリー城17ロンドン

英国3つの庭園を巡る旅(15)バイブリー&ブロードウェイ

2012-06-18 18:15:52 | 2012イギリス
5/26

ウイリアム・モリス(工芸・デザイナー)がイングランドでいちばん美しい村と絶賛したのがバイブリー。

コルン川沿いのホントに小さな村で、狭い道脇に観光の車がいっぱい止まっていた。


制限時間は30分、よし、廻るぞ。
      
クリックすると大きな画像。壁紙にもなります。

左と真ん中はガイドブックや絵葉書によく載っているアーリントンロウの家並み。人が住んではると思うけどひっそりしていた。 

散策の道、野の花が揺れていて、ああ、イギリス~(笑)

バイブリーに1軒だけのスワンホテル。秋になると壁のツタが真っ赤になる。

それから、また、ちょっと、バスに乗って、ブロードウェイへ。
ハイストリートに沿って、はちみつ色の家がたくさん並んでいる。


 
クレマチスにマロニエの花



この路地みたいなところを入って行ったら、藤の花がからまる素敵な空間が。
今、調べたら「リゴン・アームス」は450年前に建てられた駅馬車宿なんだって。どおりで…

 


絵葉書の世界だなぁ。(笑)

 

午後6時45分に撤収。日が長いからこれだけウロウロしてられるのね。
写真撮っただけのコッツウォルズ。まぁ、しかたないけど、もっともっと歩きたかった。
今夜は連泊のバーミンガムヒルトンホテル。8時から夕食だ。
添乗員さんがお部屋のカードキーは2日目を使うときは、上手くドアが開かないときがあるので、その時はフロントに居るので言いにきてくださいと。
手洗いとトイレ済ませたら食堂に直行だと、急いで部屋の前にやってきて、カードを差すものの、赤いランプが付いてエラーばかり。
私の分のカードでもアカン。何度か試してもだめなので、Y子がフロントに言いに行った。
隣の部屋の友だちはとっくに入ってしまい、私ひとり、廊下で突っ立ってた。
しばらくして息せきぎって戻ってきたY子の言うには、ホテルの部屋が変わって、荷物も新しい部屋に移したんやて。なんで、部屋変わった?なんでも部屋のことで苦情があったので、変えましたと。
苦情なんて言うてへんのになぁ。
とりあえず、長い廊下を端から端まで走って、曲がって、曲がって、もらった新しいカードキーの部屋に入ったら、無い!無い!荷物なんて無い。もぬけの空の部屋。
やっぱり、さっきの部屋に荷物あるんやわ。
で、再び、Y子がフロントまで駆けて行った。
また、だいぶ、待たされて、やっと、新しいカードキーをもらって2009号室へ。
私たちのスーツケースは何事もなく、朝出たときのままちゃんとあるやんか。
添乗員さんが、フロントに「ナッシング!」と強硬に抗議してくれたらしいが、ホテル側は別に謝ることもなかったとY子が言っていた。
部屋に入れるまで結局20分くらいかかってしまい、ああ、しんど。
すぐに、食堂へ行くために廊下へ出たら、隣の隣のご夫婦が出て来られて、話をしたら、昨日その部屋のバスルームの排水が床に漏れるのでホテルに苦情を言ったらしい。
で、そのときのホテルの対応は、バスタオル4枚持ってきて、これしいとけばいい。と。
奥さんは水漏れが怖くてお風呂に入るのを止めたって。
今回の旅行でトラぶったいちばんの出来事だった。
スペイン旅行の時は、フロントでもらった鍵で部屋に入ったら、すでに他の人の荷物が広げられていて、びっくりしたこともある。幸い、不在だったからよかったものの、まぁ、欧州のホテルでさえ、こんなふうにええかげんなんやね。

 

相変わらずボリュームあり過ぎのデザート。
英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
1出発2ベイクウェルの街3チャッツワース(1)4お土産(1)5チャッツワース(2)6リバプール7湖水地方(1)8湖水地方(2)9チェスター10ボドナントガーデン11ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン12お土産(2)13キンダーミンスター蒸気機関車14ボートン・オン・ザ・ウォーター15バイブリー&ブロードウェイ16スードリー城17ロンドン

英国3つの庭園を巡る旅(14)ボートン・オン・ザ・ウォーター

2012-06-16 20:37:06 | 2012イギリス
5/26
車窓には菜の花畑が続く。
         
↑クリックすると大きな画像


イギリスの家に欠かせない煙突。♪チムチム・チェリー…♪実際に使える暖炉があるわけでなく、単なる装飾的煙突も少なくないらしい。
そして、今回のイギリス旅行の私の最大の目的地のコッツウォルズ地方へ。
コッツウォルズとは「羊の丘」という意味で、バースとオックスフォードとストラット・フォード・アポン・エイボンの街を直線で結んだおよそ三角形のエリアを指す。
イギリス人の心の故郷に等しいノスタルジックな村々が点在する。
煉瓦以外の灰色の石灰岩で建てられた家はほかでも見かけたが、コッツウォルズの家はホンマに、ホンマに、蜂蜜色なんやなぁと、しきりに感嘆した。
よく晴れた直射日光に照らされているとはいえ、正真正銘の暖かい蜂蜜色だった。
まず、最初は…腹ごしらえである。
「ボートン・オン・ザ・ウォーター」のレストランへ。

 

B&Bとはbedとbreakfast(1泊朝食付)を提供する民宿かペンションみたいな宿のことです。
ここ「マウストラップ(ネズミ取り)」でランチ。
  

パブにもなるのか、お酒の瓶がずらりと並んでいた。


食事は相変わらず、ジャガイモである。でも、美味しい。
散策時間が短いので、食事が済んだら、即、解散。
途中のひっそりした家々を撮ってるヒマもあらばこそ。
 

 



ウインドラッシュ川の流れる中心地までやってきたら、どこから湧いて来たかと思うようなめちゃくちゃすごい人出の大賑わい。
完全に嵐山化している。さずが、名高い観光地のコッツウォルズの中の一等地だ。
ボートン・オン・ザ・ウォーターはコッツウォルズでいちばん観光客が多いとは知っていたけど、これほどとは思わなかった。



水深20cmだから、赤ん坊でも遊べる。
こう配のきつい地形の日本では人工的な水路でしか作れないような川ですね。


いろんな形の石橋が5本かかっている。京都白川にもこんな石橋があります。
川のそばの芝生では上半身裸や、ノースリーブの白人の人たちが肌を真っ赤にして日光浴している。
真夏でもこんなにさんさんと太陽が差す日は多くないだろうし、輝かしい貴重な暑い陽光を思う存分体で喜んでいるという風情である。
私たち日本人ツアーは長袖に(半袖を持ってきてない人も多いけど)に帽子に、日傘(雨傘を)さして、サッサカせわしく移動。
向こうからしたら私らの姿のほうが異様に見えるだろうけど、あんなに直射日光の紫外線浴びて大丈夫だろうか?と、イギリスのどこででも思った。
まあ、ひたすら寒くて暗くて湿っぽい陰鬱な秋冬のイギリス、1年間トータルしたら、浴びる紫外線なんてたいしたことないんかもしれない。

フリータイムが残り30分。だいたいいつも4人で行動していたけれど、ミニチュアワールドの「モデルビレッジ」(5ポンド)に入るかどうかで意見が分かれ、私とKさんは入る、Y子とAちゃんはお土産物屋さんへとなった。
モデルビレッジは実物の街を1/9の縮尺でハニーストーンを使って忠実に作られている。
NHKの「世界街歩き」でも放映してたね。ガリバー気分。
 


      
↑ クリックすると大きな画像表示 人と比べると大きさがわかる。

ゆっくり見たかったけれど、15分で切り上げて、残り10分でお土産物を見て、残り5分で駐車場まで速足で滑り込み。
ほんまにせわしくて、ほとんど街中を小走りで通過しただけだったような。
英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
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英国3つの庭園を巡る旅(13)キンダーミンスター汽車

2012-06-14 10:45:33 | 2012イギリス
5/26
夜が暗くなるのも遅いけれど、緯度が高いので、朝、4時半にはもううっすら明るくなってくる。


毎朝、同じようなメニューだけど、家に居ても、パン、フルーツ、コーヒー、牛乳だもんね。
昼食、夕食とも、1週間、別に和食を食べたいとも思わなかった。
本日もお天気~
トラピックスツアー初お目見え、英国保存鉄道(40か所ほどある)のひとつ、キンダーミンスターの「セバーンバレイレイルウェイ」の汽車に乗車(70分)
キンダーミンスターの駅



出発の時間は10時35分。

切符売り場、待合室。


ここで、不思議発見!初日に添乗員さんが腕時計の時刻合わせの時に、イギリスの時計は適当です、と言っていたことが証明された。
って、ここは駅やでぇ。なのに
 

 

上左の時計は改札入ったところの時計、上右はホームの時計。
下左は待合室中の時計です。
カメラの撮影時刻を確認したら、秒こそずれてるが、全て、同じ分の数値だった。
全部がでたらめなんてことはなく、上左の時計が正確だったけど、わざとずらしてあるんかい??



駅の構内にお菓子売り場やお土産物屋さんもあり、保存鉄道のキャラクターが機関車トーマスなので、トーマスグッズがいっぱい売っていた。
さきちゃんの赤ベストもここで購入。飴菓子はハリー・ポッターに出てくるようなカラフルジェリービーンスなど。


客車はかなりたくさん繋がっていて、先頭の機関車を見にいったけど、ホームから外れていて、見えなかった。


昔の木製客車、4人掛けで真ん中に大きなテーブルが付いてます。

 

バーカウンターでは飲み物など販売。コンパートメント客車もある。

飲み物飲んだら、後半の30分間は、私はデッキに立ってひたすら写していた。
 

小さな駅には、テーマパークみたいに古い牛乳バケツなど置いて雰囲気を出してある。
すれ違った駅で反対方向の汽車に乗ってた子ども。盛んに手を振ってくれた。
 

野原、牧場、丘陵、川、街が車窓を流れていく。
野原でおじいさんとおばあさんも汽車を眺めている。が、日本のように三脚立てて写真撮ってるようなマニアは居ません。



 

対向してくる機関車をパチリ。こんなのが先頭にくっついて牽引してくれてるのね。


 

いくつかの駅に止まりながら、終点のブリッジノースに到着。

英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
1出発2ベイクウェルの街3チャッツワース(1)4お土産(1)5チャッツワース(2)6リバプール7湖水地方(1)8湖水地方(2)9チェスター10ボドナントガーデン11ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン12お土産(2)13キンダーミンスター蒸気機関車14ボートン・オン・ザ・ウォーター15バイブリー&ブロードウェイ16スードリー城17ロンドン

英国3つの庭園を巡る旅(12)お土産2

2012-06-13 11:38:59 | 2012イギリス

しょうもないもんは買わんとこと思っていても、ついつい買ってしまうのがお土産。
昔、18年前に初めての海外旅行のロンドン~オランダ、南ドイツに行ったときもやたら買いこんだ。
今でも大事に使っているのは、ゾーリンゲンの鶴の形の糸きりハサミに、↓冷蔵庫に付けてある2階建て赤バスや赤ポスト、アムステルダムの家のマグネット。
飾りやねんから、このマグネットでクリーニングの引換証とかレシートを留めるのは止めてください。


18年物の骨董品?バスは今も同じのが売ってた。

いちばん、下手したのが鳩時計。手巻きだから錘が床まで伸びるし、毎日左右の錘の鎖を引っ張ってねじを巻く。
おまけに毎時00分には留守中であれ、夜中と言わずポッポ―ポッポ―と鳴き叫ぶからうるさくってしかたない。
すぐにお箱入りで、もう捨てようかと思案ながら物置小屋に待機。
お土産用腕時計もすぐにメッキが剥げて汚くなった。時計は日本製に限る。

で、今回買いこんだお土産一覧は↓(さきちゃんのはお土産1で紹介済み)

出発時に関空で現金両替のときは、1ポンド135,6円だった。
クレジットカード支払いなら、両替手数料が不要なのでもう少し安い。
使い切れなかった現金は、ヒースロー空港の免税品店で現金をカウンタにジャラジャラとぶっちゃけたら、ちゃんと計算してくれて、足りない分だけクレジットカードで支払えます。

海外に行ったら、自分用にいつも買うのがスワロフスキーのネックレス。
値段が手ごろで、大きいし(ガラスだから当たり前か)カジュアル向きのデザインも豊富だから。
娘より品番指定のエルメスの小銭入れは娘の7月の誕生日祝いにしてあげよ。
そして、いちばん高かったのはこのバーバリーのショートバッグ。
A4サイズが楽々入る大きさ。
1週間、義父と2人で留守番してくれた夫へのお土産にロンドンバスのキーホルダー一つではあんまりやわな、と我ながら思ったので、バーバリーを奮発した。
賢くも私の通帳から落ちるカードです(エライなぁ)
これで、来年以後の海外旅行も保障されると思えば安い(笑)
英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
1出発2ベイクウェルの街3チャッツワース(1)4お土産(1)5チャッツワース(2)6リバプール7湖水地方(1)8湖水地方(2)9チェスター10ボドナントガーデン11ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン12お土産(2)13キンダーミンスター蒸気機関車14ボートン・オン・ザ・ウォーター15バイブリー&ブロードウェイ16スードリー城17ロンドン

英国3つの庭園を巡る旅(11)水道橋・シェークスピアの…

2012-06-12 23:55:33 | 2012イギリス
5/25 ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン。
昼食後、また、バスに乗って、スランゴレンへ。
その時はウェールズのどこをどう廻っているのかわからなかったが、今頃ネットで地図を検索したりしたり。
バスに乗っているときに、大きな地図を持って道を辿っていたら、もっと面白かっただろうに。
飽きもせずに、牧場田園風景に見入る。
    
↑クリックすると大きな画像

1時間ほどで、ウェールズ、スランゴスレンの世界遺産、ポントカサルテの水道橋と運河へ。
1805年に作られた水路の橋です。英国ででもっとも長く(307m)、地上から38mあり、もっとも高い。

案内板などは英語とウェールズ語が併記されています。

細長いナローボートという船で運河を辿って水路橋を渡るツアーもある。
船に乗っているのに空中散歩みたいな眺めになるんだろうね。

 


南禅寺の水路閣横の疎水風であるが、流れはあんまりなく、とにかく高い。細長い運河の片方に歩道と欄干が付いている。
高いとこ大好きの私は高さより、カメラ写しながら歩くときに、運河に落ちないかとそっちのほうが怖かった。
時間がないので真ん中へんで折り返した。
太った白人のおじさんとすれ違う時などは、絶対に欄干の手すり側に寄っとく。


遠くに見える、鉄道の橋を望遠で撮ると↓あ、列車が走ってると気づいてカメラ向けたら、通り過ぎてしまった。

下を流れているディー川。結局、水道橋の全景を遠くから見ることはできなかったので、大きさが実感できなかった。

再びバスに乗って、200km?

菜種油を採るための菜の花畑

シェークスピアの故郷の「ストラッドフォード・アポン・エイボン」へ(なんでこんなに長い地名なの?入力に手間取ってしかたない)
夕方の5時に到着。


通りから見たシェークスピアの生家。
元々は二戸一だった住居を裕福な商売人の父親が中を改築して1戸の家にしたそうです。

反対側のお庭のほうから入館する。
 


 


お土産物のお店は例によってもう閉店。

通りの入口にある道化師の像、下部に「お気に召すまま」の文章が書いてある。
それから。また、バスにちょっと乗って、シェークスピアのお墓のある聖トリニティ教会へ。


例によって、見学時間は5時までで、外観だけ…と思っていたら、戸締りを終えた係の女性が出てきて、ここで添乗員のMさんが交渉してくれて、閉館になっているにも関わらず、特別にちょっとだけ開けてもらえた。入館料1ポンド。


シェークスピアのお墓は教会の中の祭壇の前にあります。

それから、また、ちょっとだけバスに乗って、シェークスピアの奥さんのアン・ハサウェイの生家へ。

もちろん、中には入れなくて、道路側の垣根の隙間からちょこっと覘けた。ここは前庭がとってもきれいなんだけど。


また、バスに乗ってバーミンガムまで30分足らず。
ヒルトンバーミンガムメトロポールホテルはアメリカ系の巨大ホテル。ロビーもやたらに広い。
添乗員のMさんがフロントでチェックインしている間に、私らツアー客はホテル側からの案内で勝手に夕食場に連れて行かれてしまった。
英語の堪能な人がだれも居ないので、「まず部屋に入って、荷物置いてトイレも済ませてから夕食のはずです」と説明できないみたいで、どうしてええのか…。
しばらくしてMさんがやってきて、盛んにホテル側に怒ってくれたけど、結局、先に夕食済ませることになった。

夕食はビュッフェスタイル。食べたいものを食べられる分量だけ取れるのでありがたい。

午後10時半、まだ少し明るみが残っている。明日も心配なく晴れ~
英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
1出発2ベイクウェルの街3チャッツワース(1)4お土産(1)5チャッツワース(2)6リバプール7湖水地方(1)8湖水地方(2)9チェスター10ボドナントガーデン11ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン12お土産(2)13キンダーミンスター蒸気機関車14ボートン・オン・ザ・ウォーター15バイブリー&ブロードウェイ16スードリー城17ロンドン

英国3つの庭園を巡る旅(10)ボドナントガーデン

2012-06-12 17:08:20 | 2012イギリス
5/25
もちろん、朝から快晴。
 

ホテルの前庭。ロビーに並ぶスーツケース。
旅の間は、朝のスーツケースの移動は部屋からロビーまでポーターを頼んであっても、自分のスーツケースがちゃんとあるかどうか確認する。
前々日の朝、同じツアーの人がロビーから玄関前にスーツケースを並べておいたら、別のバスに積まれてしまって、危うく、そのバスが出てしまう寸前に取り戻せたということがあった。
添乗員さんも必ず、バス車体下部に積まれたスーツケースの数を数えていました。
この日は、大型バスが玄関前まで横付けできないので、運転手さんが2個ずつ玄関からバスまで運び初めて、38個分、こりゃ時間かかる、ということで、その辺りに居たツアーの人たち5、6人ほどでバケツリレーよろしく運んだのだった。
私もバス出るまでギリギリまで庭の写真とか撮っていたから、運ぶのを手伝った。
あとで、添乗員さんからバス車内有料販売のお水をお礼にとくれた。  

バスで30分ちょっとのウェールズ、コンウェイのボドナントガーデン(ナショナルトラスト)へ。
案内板はウェールズ語(左)も併記してある。


10時開園までしばらく待つ。入園料は大人8ポンドと書いてあった。
1874年から造りはじめられたボドナントガーデンは80エーカー(って??)谷のほうにおりていくと森の中で道に迷って帰れなくなるので、花壇のあるところくらいを回ってくださいとのこと。
どうせ、90分しかないし。


まだ、扉が開きません。見たことあるようなないような薄紫色の花。
 



ボドナントガーデンの最大の目玉はトンネルが55m続くキングサリという黄色の藤の花のアーチ。
昔、ガーデン雑誌でよく見たので、楽しみにしていたけど、残念ながらあと1週間ばかり早かった。


一部はだいぶ咲いてのもあるが、今年は開花がちょっと遅めだったとか。

 

白いシャクナゲとイングリッシュガーデン定番の木の椅子。ひらパーにもあるなぁ。


ド派手色のシャクナゲやツツジ、クリンソウ?


シンボルのカントリーハウス、場違い風なおじさん?おばさん?が写りこんでしまった(笑)



キレイに手入れされた芝生と花木






テラスガーデンは芝生の広場を何段かおりていく。

遠くにウェールズスノードンの山(丘陵)が見える。池の中で掃除する人も、この陽気では気持ち良かったりして。






 
スナップ写真の撮り方、レクチャー。左が私が撮ったもの。どうでしょう?(笑)


コンデジでセルフタイマー撮影。「ほれ、あっち見て!」視線の先には何もないけど、ポーズだ。


岩の壁のところに植えられたベルフラワーとサクラソウみたいな花。

  

遠目に真っ赤な木、マンサクの密集したような花。右は真っ赤なシャクナゲ。

 

ヒマラヤの青いケシもあり、葉っぱはコスモス、花は松葉牡丹のお化けみたいな花も咲いていた。


ボーダーガーデンは真夏になれば、宿根草の花が盛りになるでしょう。


 


昼食はイギリスB級人気グルメのフィッシュ&チップス。
両手の指で丸くしたくらいの大きいのが出てくるよ、と言ってたら。スリッパくらいのが出てきた。
フライの衣はちょっと味がありサクサクして美味しいけど、デカ過ぎ。
マヨネーズクリームやビネガーをかけていただく。ビネガーがスッキリして美味しいかな。
デザートはアップルケーキのカスタードクリーム煮?冷たいデザートが食べたいよ~
英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
1出発2ベイクウェルの街3チャッツワース(1)4お土産(1)5チャッツワース(2)6リバプール7湖水地方(1)8湖水地方(2)9チェスター10ボドナントガーデン11ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン12お土産(2)13キンダーミンスター蒸気機関車14ボートン・オン・ザ・ウォーター15バイブリー&ブロードウェイ16スードリー城17ロンドン

英国3つの庭園を巡る旅(9)チェスター

2012-06-10 22:35:02 | 2012イギリス
5/24
チェスターの街に到着したのは夕方の5時半、イギリスは緯度が高いのとサマータイム実施のため、まだまだ十分に明るい。
 

明るいけれど、時間が遅いから大聖堂も閉館していて、外から眺めただけ。


中世の面影が残るチェスターの木組みの街並みを見るのは楽しみしていたけど、本当に写真やガイドブックで見たのとおんなじだった。
ほとんどが煉瓦や石造りの英国だから、木を使った家を見るとほのぼのする。

 

チェスターの街を囲むローマンハーバー城壁の上は散歩道になっていて、少し歩くとクラシックな時計が見えてくる。


1897年ビクトリア女王即位記念に作られた時計のあるイーストゲートの階段を下りるとザ・ロウズという街の中心に出た。



歩道のポールにコンデジを置いて4人並んでセルフタイマー撮影してたら、見かねて?お姉さんがにっこりと撮ってあげましょうか?ポーズ。
身振りでお願いして、サンキューベリマッチでにっこりお返し。


わかりにくいけれど、2階になったところの白いベランダ手すりのところは回廊のようになっていて、ずーっとつながっている。


木の柱を使って家を建ててあるように見えるが、実際は煉瓦で作った壁に漆喰?を塗っている壁建て建築です。


お兄さんがギターで歌ってお金儲け?してました。クロスという十字路。


重なり合った看板も美しい。
まあ、しかし、お店はことごとく5時で閉まっちゃうので、閑散感ありあり。


赤い看板「To Let」はイギリス中のあちこちで見かけたけれど、意味がわからない。イギリスの不動産屋の名前なんかなぁ。
友だちのKさんも気になっていたというので、添乗員さんに訊いたら「貸家、貸室」の看板なんだそうだ。納得~

 

あ、英国ミステリドラマでおなじみの市松模様の制帽をかぶったイングランド警察のお巡りさん。
観光客も居なくなり、地元の人がときおり散歩しているだけの城壁の道。


鉄柵のそばの草っぱらをリスが駆け抜けていった。

この日はチェスター近郊のマナーハウス「ブルッククラブウォールマナー&スパ」で泊まり。

迷路のようになった廊下、途中で防火扉と書いてあるふつうのドアをいくつもくぐって部屋にたどり着ける。食事に行くたびに迷った。クラシカルな洗面台も2つあります。
 

ダブルベッドで2人寝る?いえいえ、このサイドテーブルの横に右側にもう一台同じダブルベッドがあるという特大の部屋で、トランク開閉も広々。


ホテルの夕食。食事は基本的に前菜と主菜とデザートの3品。
野菜はサラダかボイルかソテーか。ポテト、ニンジン、グリーンピース、マッシュルームくらい。
皮つきポテトなど美味しいけれど、シンプルかつ大量である。
日本みたいに一日30品目、和洋中バラエティに富んでる国は珍しいんだろう。
翌日のお天気の心配なんてぜーんぜんノープロブレム(笑)
英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
1出発2ベイクウェルの街3チャッツワース(1)4お土産(1)5チャッツワース(2)6リバプール7湖水地方(1)8湖水地方(2)9チェスター10ボドナントガーデン11ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン12お土産(2)13キンダーミンスター蒸気機関車14ボートン・オン・ザ・ウォーター15バイブリー&ブロードウェイ16スードリー城17ロンドン

英国3つの庭園を巡る旅(8)湖水地方2

2012-06-09 22:18:12 | 2012イギリス

5/24 湖水地方はピーターラビットの作者のビアトリクス・ポターが自宅や周辺を買い取って、遺言でナショナルトラスト管理となり、すばらしい自然の景観が守られている。

 

また、少し、バスに乗り込んで、ボウネスのピーターラビットの居る「ビアトリクス・ポターワールドアトラクション」に入館した。
2007年に映画『ミス・ポター』も見ていて、ビアトリクス・ポター役のレニー・ゼルウィガーがちょっとふくよか過ぎて内面の葛藤や悲しみが伝わりにくかったかなとここに感想に書いてるけど、中身はすっかり忘れてる。

 


ひらパーのイベント館の中みたいで、ピーターラビットのストーリーの場面が続く。
途中でキッチンガーデンに出るドアがあったけれど、とりあえず、先を急いだら、ショップのところに出てしまって、後戻りできなくなった。
どうしても、外のお庭が見たかったので、添乗員さんに言ってみたら、お客さんほとんど居ないから、その出口のところから入って逆行したらええよ、って言ってくれたので、Y子と2人館内を走る抜けて、キッチンガーデンに出た。

追加:↑Y子が撮った写真拝借


ホントにささやかなお庭だけど、花が咲き乱れて、園芸用品がさりげなく飾られて、寒暖湿度計もあって、雰囲気よかったです。
ピーターの上着が干してあったり…
 



まさに26度の夏日!


昼食前に、少し自由タイムがあり、街中のお土産屋さんを覘いたり…しかし、このきつい日照り、傘をさすとカメラ撮れないので、ひたすら帽子で日焼け防止。
午後2時になって、ようやく、ランチ兼のアフタヌーンティー。
三段のお皿に乗って出てくる。このトレイのことを「ティースタンド」や「ハイティースタンド」と言います。
と、まあ、記事に書くたびに正確な名前を調べたりせんとアカンので、ホンマに文章にするのはたいへん。
会話なら「ホラ、あの3段になったヤツ、ケーキなんやいろいろ乗ってる3段の飾りお皿でお茶飲んだ」で済むんだけど。(笑)


正式サンドイッチはキューカンバー(ただのキュウリ)、スコーン、プチケーキ。(追記:これは5人分です)
スコーンはクロテッドクリーム(脂肪分の高い牛乳を、弱火で煮詰めたものをひと晩おいて表面に固まる脂肪分を集め作られる)やジャムを付けていただく。
クリームはコクと風味があって美味しいけどいかにも脂肪が多そう。

私は完食したけれど、食べきれずに残した人も多かった。
食後、着ぐるみのピーターと写真撮影してから、バスに乗って170Km離れたチェスターの街へ。ツアーは本当に忙しい。けど楽しい(笑)
英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
1出発2ベイクウェルの街3チャッツワース(1)4お土産(1)5チャッツワース(2)6リバプール7湖水地方(1)8湖水地方(2)9チェスター10ボドナントガーデン11ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン12お土産(2)13キンダーミンスター蒸気機関車14ボートン・オン・ザ・ウォーター15バイブリー&ブロードウェイ16スードリー城17ロンドン