なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヨモギの花(キク科・ヨモギ属)多年草

2013-09-23 14:09:55 | 草花
 私たちには、馴染みの深いヨモギに、最近では、花が咲いているのが見かけられます。
筒状花ばかり集まった長さ3mmぐらいの頭状花序を無数につけています。この花のつくりは、どうなっているのかしら
・・・と、疑問に思っていましたが、そよかぜさまという方のブログ「そよ風のなかで」で、昨年の記事から詳しく教えて頂くことが出来ました。
 ヨモギの花は、他のキク科の花と同様に、筒状の小花の中から、まず、雄しべが出てきて、たくさんの花粉を出します。
この花粉をだしている小花は、赤褐色をしていて、よく見ると花弁は5裂しています。花粉を出し終えた花は、次に雌しべを伸ばしてきて、花粉を受ける状態になります(雌性期)。雌しべの柱頭は、2裂しています。
中心部の小花は、このように両性花ですが、周辺部の小花は、雄しべの存在しない雌性花で、2裂している柱頭は、中心部の小花より長くなっています。