なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヒガンバナ(ヒガンバナ科・ヒガンバナ属)   別名 曼珠沙華・リコリス

2013-09-25 13:25:24 | 草花
 ヒガンバナの咲く季節になりました。以前は、田んぼの畦やお墓などにいっぱい見られたのですが、最近では、あまり
見かけることも少なくなりました。今日は、うちの本堂の裏に少し咲いていたものをご覧いただきます。
 ヒガンバナをよく見ると、6個の花が外向きに輪生して、シベを広げているのがわかります。雄しべは6本、雌しべは、
1本です。花弁は6枚で細長く縮れています。
ヒガンバナは、中国原産の史前帰化植物とされています。猛毒成分を含むことは、知られていますが、幾度もさらして、
非常時の食用にしたこともあるそうです。墓地に多いのは、ネズミや獣から埋葬者を守るためで、田の畦や土手に多いのは、ネズミやモグラの穴あけ防止に植えられたということです。