なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

チャノキ(ツバキ科・ツバキ属)常緑樹

2013-11-06 13:45:25 | 樹木
 チャノキは日本中で栽培されていますが、古くから栽培されているめに、逸出して山林でも見かけることが多いと
いうことです。曽根沼公園の縁の木立の中にも、白い花をつけたチャノキが生えていました。
葉は互生し、短い葉柄があり、葉身は5~7cmの長楕円状披針形です。先端はわずかに尖り、縁には細かくて背の
低い鋸歯が並んでいます。表面にはつやがあり、葉脈に沿ってくぼんでいますが、その間の面は、丸く盛り上がり、
全体に波打っています。
花は葉柄基部に一つずつつき、短い柄で、ぶら下がるように下を向いています。花冠は、2~2.5cmで、ツバキの花に
似ていますが、花弁がたくさんの雄しべを抱え込むように丸く開いています。雌しべは1個で、先が3裂しています。
花期は、10月11月頃です。