なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

サネカズラ(マツブサ科サネカズラ属)常緑つる性低木  別名ビナンカズラ

2013-11-29 14:01:47 | 樹木
 愛知川の堤防の大きな木にサネカズラが絡み付いて、赤い実をつけていました。かなり高い所まで、登り付いています。
また、地上近くに枝を広げているのもありました。
 果実は集合果で、肉質の果托に球形の液果が多数つき、全体として、球形で美しく見えます。食べると苦味があるそうですが、
漢方では、強壮薬として利用されているということです。
 百人一首の「名にし負はば逢坂山のさねかづら人に知られでくるよしもがな」という歌は有名ですが、万葉集にもいくつかの歌が
詠まれていて、古くから日本人に親しまれてきた植物といえそうです。