なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ノウルシ(トウダイグサ科・トウダイグサ属)多年草

2014-04-23 11:18:13 | 草花
 ノウルシは、高島市新旭町の湖岸にたくさん群生していることで、知られていますが、湿地を好む植物なので、
今の時期、曽根沼でもあちこちで群生しているのが見られます。絶滅危惧種Ⅱ類とされているそうですが、
滋賀県では、群生しているという場所が結構多いようです。
 茎を切ると白い液が出て、触れるとかぶれることから、この名がついていますが、ウルシとは、全くの別物です。
花は、トウダイグサ科特有の杯状花序という面白い形をしています。3月4月に開花し、伸びてきた葦の葉の中に埋まる頃には、花は終わって、種子を散布します。地上部が残っているのは、梅雨の頃までで、夏以降は、姿を消して、休眠状態になります。