なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

タニギキョウ(キキョウ科・タニギキョウ属)多年草

2014-04-25 14:24:28 | 草花
 曽根沼公園の山側、水路近くにタニギキョウが咲いていました。
普段は花を閉じていて、日光の射す間だけ花を開きます。タニギキョウは名前の通り、木漏れ日のある湿った川岸や、林の中などに生育します。地表に接した茎から根を伸ばして群生し、一面を覆って群落を形成します。
 葉は、卵円形で、互生し、葉の表面には、柔らかい毛が生え、縁には粗い鋸歯があります。
上部の葉の脇から短い柄を出し、5~8mmぐらいの花を上向きにつけます。花の色は、白く、花冠は5つに深く裂けています。キキョウと同じように初めに雄しべから花粉を出し、後に雌しべの柱頭が3つに避けます。