なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

フジバカマ(キク科・ヒヨドリバナ属)多年草

2014-10-08 13:58:40 | 草花
 ご存知、秋の七草の一つ、フジバカマです。
干すと、桜餅のような よい香りがして、平安時代の女性が、芳香剤として利用したとか・・・。
花は、ヒヨドリバナと似ていて、茎の上部に多数の頭花をつけます。一つの頭花は、5個程の筒状花からなり、花冠の先は
浅く5裂しています。花柱の先が二つに分かれ、長く伸びています。
葉は、3深裂しているのが、特徴です。サワヒヨドリも3裂していることがありますが、サワヒヨドリには、葉柄が
ないことで、区別できます。花の色が藤色で、花の形が袴のように見えることから、この名がつけられたそうです。
本来のフジバカマは、自然の中で自生していることが少なく、サワヒヨドリとフジバカマの交雑種が園芸種のフジバカマと
して 出回り、野生化しているものが多いということです。