なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

セイタカアワダチソウ(キク科・アキノキリンソウ属)多年草

2014-10-10 12:35:52 | 草花
 道端も、川べりも、山裾も、これからは、セイタカアワダチソウの黄色一色に染まります。
写真は、荒神山の山裾で撮ったものです。ハラナガツチバチの仲間でしょうか、たくさんお食事に集まっていました。
花は、大きな傘型の花序で、美しいつくりをしています。たくさんの頭花がついていて、一つの頭花には、5個前後の
筒状花があり、開花すると、雄しべの葯を伸ばし、更に花柱が突き出してきます。花柱の先端は、2裂します。
頭花の周囲を舌状花が取り巻き、細くカールしています。
セイタカアワダチソウは、他の植物の生長を抑える物質を出す、アレロパシーという作用で、一時的に凄い繁殖ぶりを見せ
ました。しかし、現在では、自らもその成分の影響を受けてしまったこと等により、やや派手な繁殖ぶりは、少なくなりつつ
あるということです。花粉症の元凶などと考えらていたりもしましたが、虫媒花なので、無関係です。