なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

キクザキイチゲ(キンポウゲ科・イチリンソウ属)多年草

2017-03-27 12:16:29 | 草花
 一昨年、ここ栗東自然観察の森を訪ねた時、初めて出合ったキクザキイチゲ・・その時は日照が
足りなくて、まだすぼんだ状態で、開いていませんでした。でも、何て綺麗な花なんだろうと感動したのを
覚えています。そこで、受付をした職員の方に「キクザキイチゲは咲いていますか?」と一番に尋ね
ました。「咲いていますよ。」と、聞いた時の嬉しかったこと!
でも、実際には5輪ほどしか、咲いているのを見つけられませんでした。
多分時期がやや遅かったためだと思います。
キクザキイチゲは、所謂スプリングエフェメラルの一種で、森に若葉の広がる頃には、地上部は枯れて
無くなり、翌春まで、地下茎で過ごすのだということです。
 花には、花弁が無く、花弁のように見えるのは、全て萼片です。花の中心部に見える淡緑色の部分は
子房です。たくさん集まって、丸くなっています。
 葉は、二回三出複葉で、小葉の切れ込みは深く、水平に開出します。
 職員の方が「ユキワリイチゲも咲いていますよ。」と、案内して下さった所には、ほんの2輪小さな
ユキワリイチゲが咲いていました。





























ユキワリイチゲ




ユキワリイチゲ





最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (takayan)
2017-03-27 21:23:59
なずなさん、こんばんは。
ご無沙汰しています。
風邪と花粉症で、1週間ほど寝込んでました。

キクザキイチゲの薄紫が綺麗ですね。
栗東自然観察の森、takayanも1度行った事があります。

前回のセリバオウレン、今回のキクザキイチゲとユキワリイチゲ共に、この季節に咲くキンポウゲ科の花は可愛いですね。

19日に、土山の瀧樹神社へユキワリイチゲの撮影に行きました。
今年も一面のユキワリイチゲに癒やされました。
寝込んでいたこともあり、まだアップ出来ていません。



お大事に。 (なずな)
2017-03-28 16:18:02
takayanさま お久しぶりです。コメント有り難うございます。
九州からお帰りになって、土山のユキワリイチゲを撮影に行かれた後頃から、
風邪と花粉症にかかられたのですね。
今回は、かなり長い間お苦しみになったようで、大変でしたね。
もう、すっかりよくなられたのですか?
なかなかすっきり・・というところまでは、いかないのでは、ありませんか。お大事にして下さい。
栗東自然観察の森では、今年はキクザキイチゲの開花が見られたので、嬉しかったです。
ショウジョウバカマやカタクリは、まだでした。今年は寒かったですから・・。
少々距離がありますので、連れ合いに頼んで乗せてもらっています。
今度は、電車で草津まで行って、バスで行こうかなと思っています。
ここでは早春の花に出会えますね。 (林の子)
2017-03-31 16:36:28
遠出してその自生地を訪れたりする事も、元気な頃は大事だとは思っていました。
今は植栽されている、移植されている、そう区別する事もしなくなりました。
数少なくなっているものでも無いし、手軽に足を運べる場所で見ることも多くなりました。
花壇の花とは違うでしょうが、咲いている花には変わりない…ですし。
もう何年もユキワリイチゲ、キクザキイチゲ、カタクリ等々を遠出して見に行くことは無いですが、ここはその点足を運ぶには身近な場所のようですね。↓
http://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/15e86f00e5f169f16c98f490834a4642
自然観察の森 (なずな)
2017-04-01 15:18:10
 林の子さま こんにちは。コメント有り難うございます。
 そうなんです。ここでは、早春の花に出会うことが出来ました。
「自然観察の森」というのは、全国にいくつか整備されている施設のようですが、
いろんな植物が集められていて、観察できるようになっています。もちろん完全な自生ではなく、
栽培されたり、移植されたりしたものです。
それでも、植物園などで見るのとは違って、自然な感じで生えています。
「環境にうまく合わないと、弱ったり、枯れてしまったりするので、大変です。」と、職員の方が仰っていました。
でも、お陰でわたしのような年寄りでも、珍しい花が見せて貰えます。

コメントを投稿