なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

サルトリイバラ(ユリ科・シオデ属)落葉つる性半低木

2015-04-17 13:55:49 | 樹木
 木に登り着いたサルトリイバラのつるに若葉が出て、小さな花がたくさん集まった散形花序の花が咲いていました。
サルトリイバラは、雌雄異株です。この花は、すべて雄しべの退化した雌花のようでしたので、雌株だったのでしょう。
雌しべの柱頭は、3裂していました。一つの花の花被片は、6個で、反り返っています。
秋には、実が赤く熟して、目を楽しませてくれることでしょう。

























キランソウ(シソ科・キランソウ属)多年草

2015-04-16 13:56:59 | 草花
 久しぶりに曽根沼に行きました。キランソウが幾株も咲いている所がありました。
根生葉が地面に張り付くように生え、ジゴクノカマノフタとも言われるということです。
花の顔がユニークで、怪獣が口を開けてるみたいと思えて、笑えました。
茎にも葉にも花冠にも毛がいっぱい生えています。

























荒神山公園お花見

2015-04-13 16:25:31 | 風景
 昨日はよいお天気でしたので、荒神山公園にお花見に出かけました。
遠くの山々は、霞んでいましたが、荒神山の木々は若芽を出し始め、桜の花と混じって、綺麗に見えました。
ソメイヨシノは、はや散り始め、ヤマザクラが美しく咲いてきました。宇曽川の水辺には、菜の花が彩りよく咲いています。







































ムシクサ(ゴマノハグサ科・クワガタソウ属)一年草

2015-04-12 13:07:44 | 草花
 これも雑草の一つで、湿った場所によく見られる草なのですが、その白い小さな花を撮りたくて、何度も生えている所へ
通っていました。ところが、この花も普段は花を閉じていることが多く、よほどしっかりと日射しが続かないと、開いて
くれません。やっと撮れた時は、とても嬉しかったです。
 葉腋に小さな(2~3mm)花を一つつけ、花冠は、基部まで4裂しています。2個の雄しべと1個の雌しべがあります。
萼は4mmと花より大きく、深く4裂しています。1枚目の写真の左側のものが、さく果で、先端がへこんでハート型をして
います。ムシクサという名前は、ゾウムシの仲間の昆虫が卵を産み付け、果実の子房が肥大化して、虫こぶを作るので、
名前の由来となっているそうです。

























ムラサキケマン(ケシ科・キケマン属)越年層

2015-04-11 13:44:10 | 草花
 春のなると、庭の雑草の中に毎年花を咲かせるムラサキケマンです。曽根沼公園でもよく見かけました。
やや湿ったところが好きなようです。葉は、2~3回の羽状に細かく裂けています。花は、茎の上部にびっしりと総状につき、
紅紫色が美しいです。花弁は、外側の上下2個の内、上の花弁は、後ろが袋状になって、つき出ています。
内側の花弁2個は、先端部分が合着していて、この中に雄しべ雌しべがあります。果実は豆の果実の小型のようです。
全草有毒ですので、注意が必要です。



















                              オマケ画像は、今年も咲いてきた鉢植えのイカリソウです。