なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

スダジイ(ブナ科・シイ属)常緑広葉樹

2017-05-26 14:42:05 | 樹木
 曽根沼公園の南の駐車場近くに、スダジイが数本植えられていて、大きく育っています。
毎年、今頃になると、シイノキは、たくさんの花を一斉に咲かせます。遠くから見ると、金色の
モコモコとした姿が綺麗に見えます。
ここのシイは実が比較的大きなスダジイだということでした。
シイノキの花は、同じ株に雄花と雌花がつきます。
今年伸びてきた新しい枝に、先の方に6~10cmの雌花序が数本つき、その下に8~12cmの
雄花序がたくさんつきます。雌花の基部は、1cmほどの椀状総苞に包まれ、花柱は、3本です。
果実は、今年の秋ではなく、来年の秋になって、やっと成熟します。







































 

タニウツギ(スイカズラ科・タニウツギ属)落葉小高木

2017-05-25 20:08:14 | 樹木
 「タニウツギの咲く道」とでも名づけたいような山裾の道です。
ヤマフジの花が姿を消し、緑の濃くなってきた木々の中で咲くピンクの花は、ひときわ目を
ひき、美しいです。
 蕾の頃は、赤い色が濃く、開くとピンクになり、だんだんと白っぽくなってきます。
雄しべは5個あり、花柱は、それより長く突き出しています。
北海道、本州の日本海側に多く自生しているそうです。































カマツカ(バラ科・カマツカ属)落葉小高木

2017-05-24 19:14:34 | 樹木
 荒神山の山裾の道を走っていると、白い花の木が目につきました。何年か前から覚えたカマツカ
の木です。同じ木は、この近くでは見当たりません。
 白い小花が集まってついていますが、一つ一つの花の丸い花弁が、離れていて、とても可愛い
感じです。秋には、赤い実になります。
 昔、鎌の柄などを作るのにつかったので、この名がついたとか・・。
樹皮は、暗灰色で、斑紋状になっています。



































タニギキョウ(キキョウ科・タニギキョウ属) 多年草

2017-05-23 15:03:27 | 草花
 荒神山の水が滲み出てきている場所に、今年もタニギキョウが咲いていました。
前回、4月28日に来た時は、曇っていて、たくさん花をつけてはいたのですが、開いていたのが
一つも無かったのです。一昨年4月30日には、たくさん咲いているのを撮りました。
 今回は、もう、花の時期が過ぎていて、所々に少し残っていただけでした。
タニギキョウは、小柄で、柔らかい草です。丸い葉の大きさは1cmぐらいで、花冠は6mmぐらい
です。実は、とても小さな花なのです。キキョウ科の花らしく、花冠は5裂していて、雄しべが5個、
雌しべの周りにくっついています。果実も出来てきていました。































コナスビ(サクラソウ科・オカトラノオ属)多年草

2017-05-22 16:11:53 | 草花
 湿地の木陰で、コナスビの黄色い花が咲いているのを見つけました。
茎が地を這うように伸びて、広がっています。葉は対生し、茎には毛がたくさん生えていました。
花冠は、深く5裂して平開し、細く尖った萼が、裂片の間から見えます。
果実がややナスビに似ているので、この名がつきましたが、ナス科ではなく、サクラソウ科です。