なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

マメグンバイナズナ(アブラナ科・マメグンバイナズナ属)越年草

2017-06-13 15:44:11 | 草花
 あっ、これじゃないかな・・マメグンバイナズナ!  写真で見せて貰っていた草花を、実物で
見つけた時は、嬉しいです。
 道端の草むらの中に、白い小さい花をつけたナズナのような草を見つけました。
上部から分かれて、果実をたくさんつけた枝が目立ちます。ナズナのような三角形の果実ではなく、
丸い軍配のような形で、上が少し凹んでいます。この中に種子が2個ずつ出来るそうです。
 茎についた葉は、上部は、披針形、中ほどからは、鋸歯のある線状楕円形です。
花は、4弁花で、雄しべは2個です。


































アオカモジグサ(イネ科・エゾムギ属)多年草

2017-06-12 13:29:14 | 草花
 畑に数本、草丈が60cm程もある、イネ科の草が穂を垂れていました。
花軸に小穂が直接ついていて、小穂の柄はありません。(穂状花序)
小穂の長さは、2cmぐらいでした。長い芒が生えています。
 調べてみると、これは、どうやらアオカモジグサという草のようでした。
カモジグサとアオカモジグサはよく似ていますが、穂が緑色をしているのがアオカモジグサです。
相違点は、護穎に細かい毛が生えていること、また、内頴が護穎より短く、先がまるくなっている
ことです。詳しく調べようと、摘んできた小穂に触れると、パラパラと護穎が落ちました。
もう若い果実が稔ってきているようです。
 イネ科の草は、難しいですが、少しずつ覚えていきたいと思っています。





























ミツバ(セリ科・ミツバ属)多年草

2017-06-11 15:33:44 | 草花
 ミツバは、もともと山地の日陰などに自生する野草だったのですね。
最近では、水耕栽培の柔らかいミツバが、年中スーパーでも販売されています。
 うちの畑でひとり生えしてくるミツバは、春に、まだ若い葉をお吸い物に入れたりして
その香りを楽しんでいます。その畑のミツバもすっかり大きくなって、花が咲いてきました。
ミツバの花は、とても小さな花ですが、何とかカメラに収めることが出来ました。
花弁は、5枚で、雄しべも5個です。雌しべは2個で、果実も2個ずつくっついて出来てきます。
 ハナアブが飛んできました。茎や若い実には、アブラムシがついています。


































ヒメコバンソウ(イネ科・コバンソウ属)1年草

2017-06-10 16:39:52 | 草花
 ヒメコバンソウもわが家の畑の雑草です。今はまだ、小さいのですが、どんどん草丈が伸びて
きます。スズガヤとも言われ、耳元で振ると、かすかな音をたてます。
 コバンソウに比べると、小穂は、とても小さく、三角形のお握り型をしています。
細かく枝分かれして、たくさんの小穂をつけます。1つの小穂には、5~6個の小花があります。
鱗のようなものが重なった間から雄しべ雌しべを出す風媒花です。
 ヨーロッパ原産の帰化植物だということです。
























コモチマンネングサ(ベンケイソウ科・マンネングサ属)越年草

2017-06-09 19:55:03 | 草花
 わが家の畑に生えているマンネングサは、みんなコモチマンネングサです。
茎は、横にねて斜上し、たくさんの花をつけています。葉腋に珠芽(むかご)をつくって
増えるので、コモチ・・の名がついているそうです。
萼片は、緑色で、5個、いろんな大きさが混じっています。花弁は黄色で5個、披針形で
鋭く尖っています。雄しべは、10個で、葯が橙色をしているのは、花粉を出すために
裂開したものだということです。