今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

異臭騒動

2011-02-06 06:38:42 | 日記

最近は、家事優先の日とデスクワーク中心の日とを交互に取り入れた生活を心がけています。
それに従いますと、本日は家事優先の日。
ただひたすら家事に没頭しなければいけません。
ですから、PCとのお付き合いも、ほどほどに楽しむ日。
日記も、本日はお休みでも良かったのですが、昨日は余りに思わせぶりな文章で終わり、
ご覧頂いた方に、大変失礼な態度をとってしまいましたから、我が家の一大事の説明をしなければ、と思いました。

異臭騒動の表現から、皆さんが連想されるのは、サリン事件ではないでしょうか。
あの恐ろしい出来事以来、異臭に対する国民の反応は、一層敏感になった気がいたします。
今回の我が家の異臭騒動で、一番鈍感だったのは私。
お昼過ぎから夕食の準備に取り掛かり始めていたため、その食材の臭いでかき消されていたのかもしれません。慣れもあったでしょう。

最初に変と騒ぎだしたのが、夕方訪ねてきた娘。
我が家で今まで感じたことが無い変なにおいがすると。
次に、孫を迎えに保育園に出かけ戻ってきた夫が、変なにおいがするぞ、と言い出しました。
普段、冷静で度量が大きく、物事に動じることが全くない夫までが騒ぎ出すに及んで、私もさすがに不安になりました。

けれど私は、相変わらず臭いをさほど感じられない状況で、夫は呆れかえっていました。
慣れで、嗅覚が鈍感になってしまったのでしょうか。ある意味、怖い現象です。
しかし良く嗅ぐと、確かにきな臭いにおいがしないでもありません。
娘と、夫はただ事ではない、といった様子です。
私も次第に緊張していき、漏電による家事など、悪いことが頭をよぎり始めました。
それからの一両日は、この騒動に振り回されることに。

私の判断で、東電と消防署の電話番号を調べ、まず東電に電話。
東電の方も、確かに鉄が焦げるような臭いがするとの感想で、二時間かけて、コンセットや分電盤などを、丁寧にくまなく点検して下さった
のですが、原因究明とまではいきませんでした。
もしかすると、ファミリールームの蛍光灯のスターターが原因かもしれないとのことでした。

そして翌日は、東電が紹介下さった電気屋さんに調べていただきました。
しかし、スターターが原因との確証も持てないようで、またあらゆるところを点検。
結局、原因は相変わらず分かりませんでした。
この電気屋さんが、一瞬戦慄が走るほどの言葉を。我が家の前に立った時、鉄が焦げるような臭いを感じた、と。

益々怖くなる一方、もしや外の異臭が家に侵入しているだけでは、との希望的観測も・・・
しかしご近所に電話で問い合わせて、その願いは立ち消え。
やはり我が家だけの現象のようです。

蛍光灯のスターターは新品に取り換えてもらうことに。
ついでに消費電力の少ない蛍光灯に替えて貰えると言った小さな収穫もありましたが・・・
私の不安は一向に収まりません。

次は消防署にまで電話をかけてしまいました。
消防車が来られては、さすがに近所に恥ずかしいと心配で、思わず電話口で尋ねててしまった私。
やってきたのは、、大きな消防車ではなく、真っ赤な小型車。
近所にご心配をかけたくなかったので、それを確認した私はホッと一息。

火事を消すのが仕事で専門外のこと、とおっしゃりながらも、やはり一時間ほどかけ、丁寧に点検して下さいました。
皆さん、お仕事がらでしょう。凛々しいお顔と、清潔感あふれるお人柄に、私は好印象を受けました。
火事の通報が、我が家におられる時にも入り、その時の皆さんの緊張した面もちが、忘れられません。
つまらないことで、お仕事との邪魔をしてしまったようで心苦しく申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

有償になるけれど、電気屋さんに徹底的に点検してもらってはどうでしょうか、との助言も頂きました。

結局、何も解決しないまま、今朝を迎えましたが、私の心の内では、いまだに騒ぎ立てるほどの臭いだったかしら、と、疑問符。
今後のことを考えると、何とも心もとない私です。
次第に臭いは弱くなっては来ているようですから、数日間は様子を見てみましょう。

異常乾燥の日々、皆様も、火の元の点検をお忘れになりませんように。
シニア世代にとりましては特に、暮らしの要注意事項のひとつですね~

ここ数日間、心身ともに消耗甚だしい日々で、本当に疲れ果ててしまいました。
でもやるべきことは私なりに頑張って勤め上げたと思います。
良く頑張ったね、との褒め言葉を、自分自身に掛けましょう。
誰も褒めてくれる人なんていませんもの。(笑)

下の写真は、原因のもとかもしれない蛍光灯です。
私の遊び心で付けた木製の枠、今は殺風景ですが、ドライフラワ―、籐の鳥かご等ぶら下げ
て楽しんでいます。



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