今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

結婚式当日、長女夫婦に贈った書物

2011-02-28 07:39:55 | 読書

そとは久しぶりの雨。いつになく穏やかな雨音で、こんなことにさえ優しい春の訪れを感じてしまいます。
菜種梅雨には、まだ少々早すぎますでしょうか。
眠りから目覚め、活動を開始した草木には、まさに慈愛の雨。
今朝は割と暖かです。ひと雨ごとに、大地もよみがえり、春の匂いがたち込める季節ですね~

さて、今日は珍しく本について触れたいと思います。
学生時代は、それなりの読書家で、文学書をむさぼるように読んだ時期もありました。
母親になった頃は育児書、その他子育て関連の本も、夢中になって読み漁りました。
しかしその後、子育てと家事に益々追われる人生となり、、読書から次第に遠ざかってしまいました。
もしかすると、人生で一番後悔していることかもしれません。1番ではありません。2番でした。(笑)
1番についてはすでにお話していますから、ここでは省略です。
しかし、50代になった頃から、新聞を読む楽しさに目覚め(皮肉なことですが、一番目、投資の後悔の所作のお陰だったのです)、活字に
触れたい思いが、片手間でも読める新聞で十分満たされてきた私です。

そんな私ながら、十数年前、心から感動した書物が一冊あります。
今も、肩身離したくない心境から、すぐ手の届くシステムキッチンに据え付けられた小さな本棚に、常に置いています。

その本とは、松下幸之助著、「道を開く」。
表紙は真っ黒で、手に取ると、まるで讃美歌のような装丁。
その表紙の地味さが、この本の内容の崇高さを、かえって際立せているようにさえ感じます。

最近の新聞記事に、私が尊敬する京セラの創立者(日本航空の会長)稲森和夫氏が、まだ迷いの多い頃、松下さんの講演を聞き、
発奮されたとの記事を読み、なんだか急に、また読みたくなりました。
余談ですが、稲森氏の著書を数冊読み、いたく感動し、電話を5~6年前でしたか、NTTからKDDIに替えたほど。
お陰で通信料が2500円位安くなりましたよ。(笑)

「道を開く」は、いつ紐解いても、その度に新鮮に受け留められ、美しいリズムの文とともに、慈しみ深い言葉が心にしみこんでまいります。

実はこの書物を私は、長女が結婚式を挙げる日の朝、門出の二人に贈りました。今後の人生の座右の書物にしてほしいとの願いから
でした。
偶然にも、式の主賓者の方がスピーチで、この本の言葉を引用されました。私は、わが意を得たりと、とても嬉しく、ちょっと得意な気分に。(笑)
もちろん、若夫婦にその話を致しました。そして一層強く、この本を読むように薦めは致しましたが・・・
果たして読んでくれたでしょうか。
精神論を好まない若者には、敬遠されてしまったのかもしれませんね~

しかし、松下さんは、丁稚から身を起こし、並々ならぬ輝かしい実績を上げられた方。
その裏付けのもとに書かれた書物には、説得力があります
本の題にふさわしい最初の章の文をここに引用させていただきます。もし宜しければ、お読みください。
実際に手に取って読まれますと、それぞれの人生にあった金言にきっと巡り合えると思います。

                          

                                  道

自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、

二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ

汗する時もある。

この道が果たして良いのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。

あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない

大事な道ではないか。

他人の道に心うばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め懸命に

歩まばならぬ。

それがたとえ遠い道に思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

 

マジョリンさま

おはようございます♪
又末筆となり、失礼をお詫び申し上げます。
私の抱いてきたガーデニングヘノ悩みをこんなに的確に表現して下さるなんて、本当に感動でした。

> わたしも イングリッシュガーデンを目指している一人ですが、本を何冊か買って、かれん桜さんが行かれた、英国のコッツウォルズにも
    いきました。
  そしてそこで見た美しい佇まいや庭に一段と惹かれたのです。lovely
  でも、私は、性格が万事アバウト。そして思考回路がメチャクチャですから、何かに特化しようとしましても回路が枝分かれして整然とした
    形を作れ ないのです。
  目指す目標、コンセプトは、確立させてはいるのですが(大袈裟ですねぇ~)・・・・実行力が伴わないのです。(苦笑)coldsweats01

私も、マジョリンさんとそっくり同じ思考回路で~す。(笑) マジョリンさんは、謙遜していらっしゃるだけと思いますが。
私は、本当です。

ガーデニングは、本を見ていると夢は膨らむ一方ですが、イングリッシュガーデンの実現目指して具体的に行動を起こすとなると、本当に難しい
ですね~ 
植えた草花が年中咲き続けてくれたなら、どんなに楽かしら。でも、実際は四季の移ろいに対応して心細やかな作業を計画的にしませんと、夢の
実現など遠く、叶いそうにありません。私はその対応をこなすには、あまりに知識がなさすぎです。
結構頭を使い、心も潤うガーデニングは、ボケ防止には大変良いそうですね~
ボケ防止のためにも、細々とでも、イングリッシュガーデン目指してお互いに頑張りましょうね。(笑)

 実は一昨日、培養土25リットルの袋を6袋、楽天ポイントを使用し、とても安く購入しました。
そして昨日は花壇の一部を掘り起こしました。
我家の花壇は、ほかの樹木が植わっており、花が植えられるスペースは僅かですから、土壌改良なんて難しい作業は、今回は省略してしま
いました。古土は思い切って捨て、培養土と入れ替えると言った、いかにも私らしい横着ガーデニングの開始です。

先が思いやられますが、作業が進むたびに順次写真をアップしていきますね~

アバウトなかれん桜の園芸作業なんて、皆さま絶対期待しないでくださいね。(笑)

                      

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今日もご訪問、有難うございます。
今後とも宜しくお願い致します。

 

 

 


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