近所に自転車屋がなくなってしまった。
この街に引っ越してきたのは昭和56年だったと思う。当時は近所に3軒の自転車屋さんがあった。そのうち私が通ったのは、祖父が愛用していた店であった。
自転車という奴は、パンクをすることが多く、自転車屋さんには年に数回は自転車を持ち込んでいた。パンクだけでなく、チェーンの締め直しや、ブレーキの点検など、けっこう小まめに整備をお願いしていた。
子供の頃から自転車大好きで、大人になっても車のハンドルを握っている時間よりも、自転車のハンドルを握っているほうが多かった。しかし、数年前から、なるべく歩くことを優先するため、自転車を止めてしまった。
止めたというか、正確には盗まれてしまって無くなったのだが、買い直すと徒歩優先が崩れると思ったので止めたが正しい。歩くよりも自転車のほうが楽なのだが、体重減量のため、なるべく歩くよう心鰍ッている。
だから、気が付いたら馴染みであった自転車屋さんが閉店していた。たぶん、店主の高齢化が原因だと思う。それが2年前のことだった。ところが、その後駅近くの自転車屋が2軒、ひっそりと閉店していることに気が付いた。
徒歩15分以内の自転車屋が全滅である。これ、けっこうショックだ。残すは徒歩で20分ほどかかる店と、車で10分ほどのオリンピックという大規模小売店だけだ。
自転車という奴は、けっこう整備を小まめにする必要がある。十代の頃は、自分でパンク修理から油さしまでやっていたが、やはりプロの手による整備は大事だと思っていた。だから定期的に整備をお願いしていたのだが、その自転車屋がなくなってしまうとは思わなかった。
もっとも世間一般的には、自転車の整備など念頭になく、油が切れて軋んだチェーンのまま自転車を漕いでる若い人も珍しくない。壊れたら捨てれば良いとでも考えているのだろう。
少し車を走らせれば、大規模な自転車屋がある。今はこのようなタイプが流行らしい。時代の流れなのかもしれないが、いささかさびしい気持ちにならざるを得ない。
目標体重まで減量したら、再び自転車を買うつもりだったのだけどなァ・・・
この街に引っ越してきたのは昭和56年だったと思う。当時は近所に3軒の自転車屋さんがあった。そのうち私が通ったのは、祖父が愛用していた店であった。
自転車という奴は、パンクをすることが多く、自転車屋さんには年に数回は自転車を持ち込んでいた。パンクだけでなく、チェーンの締め直しや、ブレーキの点検など、けっこう小まめに整備をお願いしていた。
子供の頃から自転車大好きで、大人になっても車のハンドルを握っている時間よりも、自転車のハンドルを握っているほうが多かった。しかし、数年前から、なるべく歩くことを優先するため、自転車を止めてしまった。
止めたというか、正確には盗まれてしまって無くなったのだが、買い直すと徒歩優先が崩れると思ったので止めたが正しい。歩くよりも自転車のほうが楽なのだが、体重減量のため、なるべく歩くよう心鰍ッている。
だから、気が付いたら馴染みであった自転車屋さんが閉店していた。たぶん、店主の高齢化が原因だと思う。それが2年前のことだった。ところが、その後駅近くの自転車屋が2軒、ひっそりと閉店していることに気が付いた。
徒歩15分以内の自転車屋が全滅である。これ、けっこうショックだ。残すは徒歩で20分ほどかかる店と、車で10分ほどのオリンピックという大規模小売店だけだ。
自転車という奴は、けっこう整備を小まめにする必要がある。十代の頃は、自分でパンク修理から油さしまでやっていたが、やはりプロの手による整備は大事だと思っていた。だから定期的に整備をお願いしていたのだが、その自転車屋がなくなってしまうとは思わなかった。
もっとも世間一般的には、自転車の整備など念頭になく、油が切れて軋んだチェーンのまま自転車を漕いでる若い人も珍しくない。壊れたら捨てれば良いとでも考えているのだろう。
少し車を走らせれば、大規模な自転車屋がある。今はこのようなタイプが流行らしい。時代の流れなのかもしれないが、いささかさびしい気持ちにならざるを得ない。
目標体重まで減量したら、再び自転車を買うつもりだったのだけどなァ・・・