徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

私のお気に入りの作家のお話

2024-02-01 12:21:58 | 本・映画・音楽

昨日またまた閃輝暗点が発症しました。29日から中1日で、過去最短の間隔での発症となりました。その前から少しずつ感覚が短くなった後、中25日間が空いたので、「このまま回数が減ると良いなあ」と思っていたのですが、むしろ続けざまに起きる閃輝暗点。特に昨日は「何か見えにくい」と感じて、これは発症しそう・・・・と思ってから5・6分?ひょっとするともう少し長く不快感が続いた後から始まりました。いつもなら、気が付くと始まっていたり、始まりそう!と思ってから1分以内に始まっていたので、またまた新しい発症パターンでした。

 

昨日から、森博嗣さんの、Wシリーズを読み始めました。

一言で言えばウォーカロンのお話?。

この作品では「単独歩行者」と訳されているウォーカロン。

私の認識ではアンドロイドの進化版?

恐らくこの認識が既に時代遅れと言うか、

私が森博嗣さんにとんでもなく劣っている証ですが。

 

因みに森博嗣さんは、

このWシリーズを読む前に読むべき作品はない。

強いて挙げるなら、

百年シリーズとGシリーズと答えたらしい。

私はどちらも読んでいますが、内容を覚えていないので、

実質、読んでいないのと同じです。

 

さて、前から何度も書いてきましたが、

登場人物に天才を書こうとした時、

作者が天才でないと、

納得性のある人物像にならないと思っています。

単純に頭が良い描写は書けるでしょうが、

一番感じるのは会話のクオリティ。

私のような凡人が気が付かない視点。

無意識で行う習慣的な行動が、凡人には出来ないもの。

モチロン小説の中のお話で、

作者が日常生活で行っている思いませんが、

(ひょっとするとしているかもしれません)

何気ない相手の動作の回数を数えていたり、

相手の質問への切り返しの内容の質が、

明らかに私と違っている点。

 

書きたいことの説明すら上手く書けないことが、

私が凡人であることの証ですが、

気が向いたら、

森博嗣さんの小説を読んで頂いた方が早いでしょう。

さて、このWシリーズは10冊。

続編のWWシリーズは今のところ7冊。

これからまだ続くのか未確認です。

 

森博嗣さんの小説は、

始めからかなり緻密で、繊細でしたが、

内容的に、段々、近未来と言うか、遠未来と言うか、

現代から未来へとその設定の時代が変わってきています。

なので、ついていくのにしんどさもあります。

皆様はどう感じるのか?

ちょっと興味があります。

 

さて、今年の目標である年間読書150冊。

14冊目です(今年30日目)

「彷徨う警官 2 特命捜査」 森詠

勝手に評価10点満点6点

 

【参考】

閃輝暗点の履歴です。

2017年8月24日の夜。2018年の10月2日朝。2021年9月22日の朝。2021年11月1日の朝。2021年12月26日の朝。2022年10月1日の朝。2023年1月22日の朝。2023年2月12日の朝。2023年3月2日の朝。2023年3月30日の朝。2023年9月25日の昼。2023年9月29日の昼。2023年10月17日の夜。2023年10月24日の夜。2023年11月14日の昼。2023年11月23日の夕方。2023年11月28日の昼。2023年12月8日の昼。2023年12月16日の夜。2024年1月3日の朝。2024年1月29日の夕方。2024年1月31日夜。

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クラシック音楽のお話と吉村妃鞠さんのお話

2023-11-19 18:04:06 | 本・映画・音楽

前にもブログに書いた気がしますが、

寝る前にタブレットでYOUTUBEで色々な動画を視てから寝ています。

その、色々な動画の中には、

チャンネル登録をした特定のYOUTUBERの方の動画もありますが、

時にお勧めとして出てくる動画もよく見ます。

その中で、ストリートピアノの演奏があり、

派生してクラシックの動画が出てきました。

私としては中学生の頃からクラシックも好きで、

その理由や好きな曲は下にアップしたブログに書きました。

私のお気に入りのクラシックの名曲のお話

ところで、お勧めの動画の中に登場してきたのが、

表題にもある吉村妃鞠さんの演奏でした。

2011年6月24日生まれの12才。

慶應義塾幼稚舎在籍していたようですが、

その才能を認められ、超難関のアメリカ・カーティス音楽院に合格。

慶應義塾幼稚舎を小5で一時退学し、現在アメリカで暮らしているらしいです。

一時退学と言う扱いがどうなのか私には判りませんが、

入学したカーティス音楽院は、音楽大学と言う位置づけらしいですから、

音楽以外の授業はなさそうですし、

小学校、中学校等々、習うべく基礎的授業はどうしているのか?

少し興味があります。

 

ところでカーティス音楽院は、

毎年、各楽器毎に数人しか取らないうえ、授業料は全員無料?本当?

合格率の低さはハーバード、スタンフォードを抑えて全米一との噂です。

日本人の出身者には江藤俊哉さんがいるようです。

そんな音楽院に11才で合格した吉村さんの才能はいかばかりか?

と言う事なんでしょう。

 

ここには載せませんが、吉村さんの色々なコンクールでの演奏が、

YOUTUBEにアップされています。

吉村さんのことは下にアップしたウィキペディアを参考にしてください。

HIMARI (ヴァイオリニスト) - Wikipedia

とにかく、演奏は素晴らしいのですが、

何しろ音楽にはド素人の私。

吉村さんの演奏がどれ程優れているのか評価できません。

○○才の年齢にしては素晴らしい・・・・・

という評価は間違いなく出来ますが、

 

3歳からヴァイオリンを始め、6歳でプロのオーケストラと 共演を果たし、

未確認ですが9歳までに39のコンクールで優勝しているようです。

恐らくほとんどの大会で最年少優勝かも知れません。

別に吉村妃鞠さんの礼賛ブログを書くつもりはありません。

ただ、シエラザードの時も、予備知識なく聴いて感動しましたが、

このヴィヴァルディ四季?

協奏曲第2番ト短調 RV 315「夏」(L'Estate)

であってるかどうかも不明ですが、

春しか聞いたことの無かった私に、この夏と言う楽曲は衝撃でした。

正直誰が演奏していてもこの曲の素晴らしさは伝わりますが、

やはり、11歳の少女が、オーケストラの前で奏でるこの曲だからこそ、

心にしみたのかもしれません。

彼女の演奏がこの世で1番と言う訳ではないでしょうが、

才能と努力が素晴らしいと言う事だけは判ります。

応援したくなる演奏家です。

 

妃鞠 HIMARI | Violin - オフィシャルサイト

若手ヴァイオリニストの登竜門と言われる『リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際ヴァイオリンコンクール2021』で史上最年少となる10歳で第1位を上回る特賞グランプリを受賞する...

妃鞠 HIMARI | Violin - オフィシャルサイト

 

Mini Violini 2023 - Concerti - Himari

内容は同じですが、中で交わされる会話の翻訳付きが下の動画です。

【 海外の反応 】世界的コンクールで11歳の少女が魅せた圧倒の演奏!気になる審査員のコメントとインタビュー を翻訳しました!【完全翻訳版 パート2】

こちらは吉村さんのことが少しわかる動画です。

【海外の反応】(HIMARI吉村妃鞠)審査員のコメントがヤバ過ぎた?!フランス語を完全解説!インタビュー内容可愛すぎ?!

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いにしえの深夜の過ごし方

2023-02-07 11:50:25 | 本・映画・音楽

先日のカーリング日本選手権はロコソラーレが優勝しました。もちろん好きなチームであり、実力は周知の通りですが、個人的には他のチームの世界での戦いも見てみたい気がします。ロコソラーレも最初から強い訳ではありませんし、いつも強い訳でもありません。これから勢力図をどんどん変えていって欲しいものです。

 

今このブログはタブレットで書いていますが、

昔はタブレットどころか、スマホも携帯もiPhoneもありません。

もっと言えばパソコンすらなかった時代を生きてきました。

私の中高生時代はもっぱらレコードとラジオの時代。

もちろんテレビもありましたが、

リビングに1台ドーンと置かれているテレビは、

見ることが出来ない訳ではありませんが、

親の目を気にするし、勉強もしなくてはいけない。

必然的に部屋にこもれば、

ラジオとカセットテープしか娯楽手段はありませんでした。

私は基本的に夜型の人間。

学校から帰るとまず寝て、夜遅くに起き出し勉強。

楽しみはラジオの深夜放送。

オールナイトニッポン、オールジャパンポップストウェンティ?

ジェットストリーム、ヤマハコッキーポップ。

懐かしい番組が浮かんできます。

ジェットストリームはまだ続いているようですね。

初代機長が城達也さん。

今は福山雅治さん。

ミスター▪ロンリーで始まる番組。

今も同じスタイルなのでしょうか?

 

そして、コッキーポップ。

私の青春はコッキーポップと共にありました。

コッキーポップ - Wikipedia

機会があったらコッキーポップのお話も書くかもしれません。

そしてオールジャパンポップスト20。

オールジャパンポップス20 - 徒然雑感 by おとぼけの父上

当時、ビートルズの終盤。

レットイットビーをリアルタイムで聞けたことは幸せでした。

1970年だから私が12才?

兄貴が聞いていたので私もつられて聞いていた記憶が。

 

それはそれとして、今より音楽が生活に密着していた気がします。

今もそれは同じかもしれませんが、

生活における音楽のウェイトが小さい?

いろんな種類の動画やゲームが侵食していますよね。

どちらが幸せかと言うより、

我々の時代は選択肢がなかったのですから仕方ないのです。

よき思い出です。

さて、今年の目標である年間読書150冊。

18冊目です(今年37日目)

「龍天ノ門ノ里 居眠り磐音 江戸双紙5」 佐伯泰英

勝手に評価10点満点6点

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小説から学ぶこと

2022-12-07 12:30:22 | 本・映画・音楽

バスに乗ると運転手がアナウンスすることがあります。その多くのケースが運転中や止まり際に席を立つことを止めて欲しいと言うものです。要するにケガされると運転手の責任になるからしょろしょろするなと言うもので、人によっては恫喝紛いのものもあります。感じ良い運転手は元々安全運転なので言わなかったり、言っても「バスが止まってから席を立ってください」と言う感じです。感じ悪い運転手は、バスが止まるまで席を立たないで下さいと言い、立とうものなら大声を張り上げます。気持ちは解らないでもありませんが、接客業としてどうなんでしょう?

 

今日はある本を紹介します。

1987年に刊行され、1990年に文庫本になり、

私はいつ読んだか思い出せませんが、

多分、ツインが小さい頃に読んだはずの本です。

 

今回久しぶりに図書館で借りてきました。

「人はなぜ探偵になるのか?損害保険調査員の事件簿」

作者は靏井通眞さんで、

表題には探偵と言う言葉が入っていますが、

ミステリーではありません。

ノンフィクション?

あるいはそれを基にしたフィクションと個人的には思っています。

損害保険の調査員として働き、関わった、

数々のエピソードを取り上げた内容です。

大袈裟に言えば(大袈裟に言わなくても)保険金詐欺のお話やら、

疑わしい事故報告でしたが、調べると本当の事であったり。

個人的にこういう類のお話は、面白く読めます。

 

ほんの少し内容をご紹介すると、

1:人通りの多い場所での事故で目撃者はいないと言う自己申告

2:事故の後に傷に錆まで出ていて、アフターロスが疑われる

(アフターロスとは事故を起こしてから保険に入り、加入後の事故と偽る事)

3:車同士の衝突なのに、被害者の車の傷の位置が上にあり疑わしい

等々、これらを調査した結果や如何に?

ネタバレをして良いのか悪いのか?と言う事で、

ネタバレは最後にしておきます。

 

沢山のエピソードは、保険請求書の文字だけ見ていても判らないことも、

実際に現場に行ったり、当事者の話を聞いたり、目撃者の話を聞けば、

多くの場合解決すると言うミステリー要素もあるエピソードでした。

 

そんな中、一つ未だに印象に残るエピソードが載っています。

ある事故の被害者のお話です。

事故の後、怪我が治り一度は退院するも、

痺れが新たに発生し再入院。

取り敢えず事故との因果関係が認められ入院。

症状はある程度良くなったものの、症状の悪化を心配し2年入院継続中。

医者の話では、本人が痛みがあると言えば治癒とは出来ない。

本人が望み、治療継続となれば、入院費用は保険で賄えるけれど、

退院して暫く経ってから症状が悪化した時、

因果関係を認められなかったら、

その時は自腹となってしまうかもしれないと言う事で退院できないと言う事例。

ここで、保険の調査員と被害者の両親のお話が考えさせられます。

 

症状が出るか出ないか判らない状態のなか、

このまま一生入院を続けることが本人にとって幸せかどうか?

退院した後に症状が出るかも知れない。

その時対応を考えるしかない。

それに怯えて一生病院に入院し、

楽しい生活を味わえないことをどう考えるか?

結末はこの本に出ていませんが、考えさせられます。

 

わが身に置き換えた時。

例えば、人間ドックで胃や腸にポリープが見つかって、

精密検査を受ける前。

癌かもしれないと言って怯えて過ごすのと、

なっていた時に改めて考えるのと。

期間は短いとはいえ、悩む人とそうでない人の差は結構大きいと思います。

最近胃が痛む、頭痛がする、背中が痛い。

色々な症状が出たり出なかったりするわけですが、

そこで病気かも知れないと悩む人と、そうでない人。

モチロン本当に病気の人もいるので、

悩むことを馬鹿にするつもりはありませんが、

常に悩む生活は楽しくないよな!苦しいよな!

って思います。難しい問題だと思います。

と言うお話でした。

 

 

ここからがネタバレです。

1は自損事故だったのですが、運転者は目撃者とは見知らぬ赤の他人では駄目と思っていたと言うお話。

2はこちらも年末の自損事故でしたが、谷底に落ちた車を引き取りに行くには修理業者が忙しく、運転者が若くなめられて、後回しにされ50日間も放置されていたと言うだけのお話でした。

3は自事故現場が轍で抉れていて、そこで車を置いてみれば傷の位置はピッタリ当てはまったと言うお話。

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ある小説を読んでの付随的感想

2022-11-11 12:51:02 | 本・映画・音楽

健康のためと言う名目で、カット野菜を買って来て食べる時があるのですが、こう言う野菜ってどれくらい持つのか?少し色が変わってきたりしたとき、ここまでなら大丈夫と言う基準が、今一つわかりません。味音痴ですし、鼻、嗅覚も対したことないので、今日はエイヤアとサンドイッチに挟みましたがどうなんでしょう?

 

今年は年間150冊を目標に、ずっと読書を続けてきていますが、

ちょっと前から嵌っている時代小説の場合、

そもそもの1冊1冊の分量がそれほどなく、

更に時代小説を読む世代は年齢層が高いからか、

文字のサイズも大きい上、行間も広い?

すると1冊を読み終える時間が短くなり、

必然的に読んできた冊数が増える傾向にあります。

前置きはこれくらいにして、

ずっと時代小説ばかり読んでいたので、

久し振りに普通のミステリーを読みたくなり、

何の予備知識もないまま、図書館の書棚を見て歩くと、

好きな作家の一人である中山七里さんの棚で、

「護られなかった者たち」と言う本が目に入り、

中山さんのミステリーなら面白いかも?

程度の期待感で借りてきました。

中山さんの作品では、なんと言っても御子柴礼司シリーズが大好きです。

このシリーズ第1作の「贖罪の奏鳴曲」は突っ込みどころもあり、

読んだ当時、勝手に評価10点満点中6点でしたが、

他の作品は、

追憶の夜想曲は勝手に評価10点満点中9点。

恩讐の鎮魂曲は勝手に評価10点満点中7点。

悪徳の輪舞曲は勝手に評価10点満点中8点。

復讐の協奏曲は勝手に評価10点満点中8点。

とかなり面白かったシリーズです。

さて、私が借りてくると、奥様からどうしてこの本借りたの?

と言う謎の質問があり、「何となく」と答えると、

この本は映画化され、結構評判の高い小説だよと言われ、

調べてみれば、

静岡市には13?(含む移動図書館)の図書館がありますが、

12の図書館に15冊の所蔵があることを初めて知った次第です。

ところで、映画化されていることについてですが、

いつも思うのですが、

何かの小説やら漫画やら、映画化する際に、

映画監督は必ず?原作と何かを変えます。

「アンフェア」の様に個人的に許せない結末と言うか、

重要な役どころを変えたり、

「3丁目の夕日」の様に登場人物の性別を変えたり、

この作品もそういう類の変更が何ヶ所もあります。

恐らく監督さんのプライド?では、原作をただ忠実になぞることは、

許されないと思うのでしょうか?

私にとっては、原作の映像化を見たいと思うのですが、

何らかの変化があると、ある意味違う作品になってしまうのが残念です。

モチロン、映画の場合には上映時間と言う制限が加わるので、

全く同じ内容のまま映画を作ることは難しいのは判ります。

でも、何とかならないのでしょうか?

 

話を戻します。

この小説、そこまで期待せずに読んでいました。

終盤に差し掛かるまで、

取り上げられるテーマは重い内容ではあり、

社会的正義感が満載で、読み応えもありますが、

ミステリーとしての話の展開には、

スリリングさや謎解き等のワクワク感が感じられず、

どうなんだろう?と思って読み進みましたが、

最後の最後に作者にしてやられてしまいました。

だから中山さんは好きな作家なんだと改めてそう思いました。

なるべくネタバレしないように書くと、

非常にあいまいで判り難い表現になります。

でも、この本は今年読んだ最高の作品かも知れません。

最後にいつもの読んだ小説のことを書いています。

勝手に評価は10点をつけたいくらいですが、

途中までの必然的な内容がどうしても引っ掛かって8点にしてあります。

まあ、それこそどうでも良い評価なので、

皆様なりの評価をして下されば結構です。

こういう作品との出会いがあるから読書は辞められません。

 

護られなかった者たちへ - Wikipedia

 

映画『護られなかった者たちへ』公式サイト 4月22日(金)Blu-ray&DVDリリース!

そして、<10年目の殺人>は起きた――。連続“餓死”殺人事件。異様な事件の裏に隠された、切なすぎる真実とはー 4月22日(金)Blu-ray&DVDリリース!

映画『護られなかった者たちへ』公式サイト 4月22日(金)Blu-ray&DVDリリース!

 

さて、今年の目標である年間読書150冊。

239冊目です(今年314日目)

「護られなかった者たち」中山七里

勝手に評価10点満点中8点

仙台市の福祉保健事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨が理由とは考えにくい。一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。三雲の死体発見から遡ること数日、一人の模範囚が出所していた。男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か?なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか?罪と罰、正義が交錯した先に導き出されるのは、切なすぎる真実―。

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私のお気に入りのクラシックの名曲のお話

2022-10-27 12:10:11 | 本・映画・音楽

昨日の朝、予約している本の準備が出来た旨のメールが図書館から届き、昨日は奥様がお休みだったので、私の替わりに行ってもらったのですが、昨日は静岡市の図書館の一斉休館日でした。多くの図書館が毎週月曜日は休館日。後は、図書館によって休館日は違うのですが、毎月第4水曜日は基本的にお休みになっているらしいです。すっかり忘れていて申し訳なかった次第でした。

 

唐突ですが、皆様クラシック音楽はお好きでしょうか?

私は最近は音楽自体を聴く頻度と言うか機会が激減していますが、

若い頃は、JーPOPから洋楽、演歌から軍歌、

そしてクラシック等々なんでも聞きました。

特にクラシックは、親父が好きで、

休みの日はずっとレコードをかけて聞いている姿が印象的でした。

私は親父が嫌いでしたが、クラシックは、

「門前の小僧習わぬ経を読む」と言う感じで、

いつの間にか好きになっていました。

最近聞いていないので、自信を持って言えませんが、

私の中での好きな曲ベスト5は、

1位リムスキー・コルサコフ「シエラザード」

2位ドヴォルザーク「交響曲第8番イギリス」

3位ベートーヴェン「ピアノソナタ8番「悲愴」第二楽章 」

4位バッハ「G線上のアリア」

5位チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番 」

 

このほかにも好きな曲があり過ぎて書ききれません。

シベリウス交響曲第2番、ショスターコビッチ交響曲第5番、

ラヴェルボレロ、チャイコフスキー交響曲第6番悲愴、

ブラームス交響曲第1番、チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」

ヨハン・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」、

ムソルグスキー「展覧会の絵」、エルガー行進曲「威風堂々」第1番、

これくらいにしますが、もっともっとお気に入りの曲は一杯あります。

クラシックの場合、ほとんどは交響楽団?が演奏します。

日本なら、NHK交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、

日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団等が有名?

沢山あって良く判りません。

世界的には、ニューヨークフィルハーモニックとか、

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、

ウィーン・フィルハーモニー交響楽団、

ニュルンベルク交響楽団、ベルリン交響楽団等々。

やはりこちらも沢山あり過ぎて書ききれません。

さらに言えば、指揮者も沢山いらっしゃり、

同じ曲でも、演奏する楽団や、指揮者によって全然雰囲気も変わります。

個人的には、

ヴァーツラフ・ノイマンさんとか、ブルーノ・ワルターさんが好きでした。

そうは言っても、素人がほとんど知ったかぶりで言っているだけで、

上記二人がどういう特徴があって、

例えばカラヤンさんとか、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーさん、

バーンスタインさんとどう違う?と聞かれても違いは判りませんが。

ほとんど雰囲気だけのお話です。

 

今日を機会にまた少し好きなクラシックを聴いてみようかな?

そう思い始めています。

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読書の付随的楽しみ

2022-10-26 12:28:36 | 本・映画・音楽

本当にどうでも良いお話ですが、我が家の玄関の鍵と、実家の玄関の鍵は、鍵をかけたり開けたりする際の回す方向が逆の設定になっています。ボケ老人の私ですから、時々間違えます。開けたつもりが開いていないと言う状態。もちろん開かなければもう一度反対に回せば良いだけなので、困ると言うほどではありませんが、覚えられない現実に打ちのめされる日々。まあ、そこまで悩んでいる訳でもありませんが。少し悲しいかな?

 

色々小説を読んでいると、町並みの描写が出てくることも多いのですが、

それが知っている場所、行ったことのある場所の時は、

それだけで何となく胸ときめくと言うか、

そこ知ってるよ!って叫びたくなるような感覚。

解るか方もいらっしゃるでしょうか?

以前、このブログでも取り上げた、

乾くるみさんのイニシエーション・ラブでは、

作者が静岡市出身と言うことで、かなり知っている地名、お店が登場。

行って来ました ぶどうの丘 - 徒然雑感 by おとぼけの父上

狂喜乱舞と言うのは大袈裟ですが、それだけでこの小説が好きになりました。

もちろんこの小説はそんなこと抜きに素晴らしいのですが。

 

更には、なんと言う小説だったかもう覚えていませんが、

昔住んでいた千駄木、家の前の道玄坂、

ちょっと歩いて団子坂やら根津、谷中、不忍池やら寛永寺、

御徒町やら鴬谷、小石川や六義園、東大赤門等々、

小学校の頃に歩いた地名が出てくると、

本当に情景が一層際立って目に浮かびます。

先日読んだ時代小説では江戸から駿府にかけて旅行くなかで、

薩埵峠やら由比の旧東海道が出てきて、

桜エビのことも触れてくれましたし、

駿府の描写で今もある大工町やら七間町が出てきた記憶が。

そう言う地名を見るとたちまち自分が主人公のような錯覚が。

まあ、静岡は田舎なので滅多に小説に登場したりしないのですが。

そう言う楽しみもほんの少しあるのが読書です。

 

さて、今年の目標である年間読書150冊。

228冊目です(今年298日目)

「宿場魂 品川人情串1本差し」倉坂鬼一郎

勝手に評価10点満点中6点

元八丁堀同心の川路波之進は、品川宿の外れで妹の志乃と串の見世を開いている。浜の無事を守る救け組の面々や臨時廻りの跡部、油問屋の隠居ら常連に支えられ、見世は連日大繁盛だ。ある日波之進は救け組の元太と、身投げした娘を助ける。聞くと、兄が黒夜叉という悪党の仲間になってしまったという。どうも黒夜叉は、波之進が同心を辞めるきっかけとなった敵の手下らしく…

 

さて、今年の目標である年間読書150冊。

229冊目です(今年298日目)

「街道の味 品川人情串1本差し」倉坂鬼一郎

勝手に評価10点満点中6点

わけあって八丁堀同心を辞めた川路波之進は、妹の志乃と品川で串の見世「はし」を営んでいる。江戸界隈を荒らし回る盗賊の噂を聞いた矢先、三田台町の問屋に押し込みが入った。一族郎党の命が奪われる悲惨な事件だった。跡取り息子の新助は、他の見世で修業していたため難を逃れたが、失意のあまり海に入ったところを救け組に救われる。新助の境遇に己の過去を重ねた波之進は、盗賊たちの尻尾を掴むために立ち上がるが…。元八丁堀同心の料理人が捌くのは、味良き料理と市井を荒らす悪党ども。

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今回は森博嗣さんのお話です。

2022-07-22 16:09:50 | 本・映画・音楽

ちょっと森博嗣さんのことを語りたくなったので、特別編です。

 

さて、今年の目標である年間読書150冊。

170冊目です(今年200日目)。

「赤緑黒白」森博嗣   

勝手に評価10点満点中7点鮮やかな赤に塗装された死体が、深夜マンションの駐車場で発見された。死んでいた男は、赤井。彼の恋人だったという女性が「犯人が誰かは、わかっている。それを証明して欲しい」と保呂草(ほろくさ)に依頼する。そして発生した第2の事件では、死者は緑色に塗られていた。シリーズ完結編にして、新たなる始動を告げる傑作。

この本を読むのは、多分3回目。

それでも、内容は犯人以外覚えていませんでした。

森博嗣さんは本職の大学教授の傍ら、沢山の本を書かれていて、

S&Mシリーズからこの本が完結編であるVシリーズ。

そのほかGシリーズ、Ⅹシリーズ等々、

沢山のシリーズや本を書いています。

初めて「すべてがFになる」と出会った時の衝撃は忘れられません。

メフィスト賞受賞作のこの本。

その後、ここまで作品が積み重なるとは全く思っていませんでした。

因みに、2005年に名古屋大学を退官されたようです。

 

森さんは、色々なこだわりを持っていらっしゃいますが、

例えば、

かつて日本工業規格(JIS Z 8301)において、

「ある単語が3音以上の場合には、語尾に長音符号をつけない」

という規定があるらしいのですが、

これを徹底して小説に持ち込んでいます。

コンピュータ、データ、エレベータ、シンナ、プレッシャ等々。

(でも、タクシーはタクシー、フリーはフリーでした)

また、独自のルールとして子音+yで終わる言葉には、

「ィ」を用いている「ミステリィ」「スプレィ」。

雑知識でした。

 

登場人物が天才、あるいは天才的と言う小説は沢山あります。

例えば、羊たちの沈黙に登場するレクター教授、

古くはシャーロックホームズもそうですよね。

作者なりに天才を表現する訳ですが、

日常会話、あるいはちょっとしたエピソードで、

天才を表すのは、作者が天才でないと出来ないと、私は思っています。

 

個人的に、天才が犯罪を見抜く、あるいは犯人を見つける。

確かに天才にしかできないでしょうが、

ある意味、作者が自分でストーリーを作るのですから、

出来るのが当たり前です。

それより、何かの出来事があって、

普通そんな事見ていない、気にしていないことを、

しっかり見ている、気にしている、数えている。

その凄さは多分、作品を読まないと判らないと思います。

私が天才だはないので、説明できないことも悲しいです。

この作品は、Vシリーズ最終回と言う事で、真っ先に読みました。

今後また森作品を読み返し、

作者が天才である文章が見つかったらここに記してみるのも面白いかも。

時々書いていこうかと。

取り敢えず、近々「幻惑の死と使途」「夏のレプリカ」を読む予定です。

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小説から学ぶこと

2022-02-16 22:27:42 | 本・映画・音楽

最近、街中が閑散と言う話を何回か書きましたが、帰りのバスもガラガラです。朝のバスは、混む日もあれば空いている日もある。この辺はやはりまん延防止等重点措置の影響でしょうか?

 

最近、お気に入りの作者が高田郁さん。

読み方はたかだかおるさん。

大学は私が落ちた中央大学法学部出身。

司法試験に落ちたあと、漫画原作者としてスタート。

その後、紆余曲折の末、作者デビュー。

私の中では、かなり格上げしつつある作者です。

 

そんな彼女が作中で良く取り上げるテーマと言うか、

大切なこととして読み取れることが、

謙虚さ、正直さ、直向きさ。

思いやりが、

優秀でも傲慢、天狗、非協調的な人間を

凌ぐことを訴えています。

もちろんもっともっと奥深いお話ですが、

前にも部活や試合やコーチのお話のなかで、

謙虚でない指導者に指導された選手が、

謙虚に出来るはずはないと書いたこともあるように、

今、世の中で一番欠けている気がします。

 

自分さえ良ければと言う身勝手で、

思いやり、協調性に欠ける人間がどれほど多いのか。

ものすごく悲しいです。

ただ、幸いなことに、

私の周りには比較的少なく、

最も私が避けているだけかもしれませんが。

居ない訳ではないので、

いかにも無視して、

あるいは見ないようにして、ストレスを回避するか。

大変です。

 

さて、今年の目標である年間読書150冊。

42冊目です(今年46日目)。

「あきない世傳金と銀 三 奔流編」 高田郁

勝手に評価10点満点中8点

大坂天満の呉服商「五鈴屋」の女衆だった幸は、その聡明さを買われ、店主・四代目徳兵衛の後添いに迎えられるものの、夫を不慮の事故で失い、十七歳で寡婦となる。四代目の弟の惣次は「幸を娶ることを条件に、五代目を継ぐ」と宣言。果たして幸は如何なる決断を下し、どのように商いとかかわっていくのか。また、商い戦国時代とも評される困難な時代にあって、五鈴屋はどのような手立てで商いを広げていくのか。奔流に呑み込まれたかのような幸、そして五鈴屋の運命は?大好評シリーズ、待望の第三弾!

このシリーズ3冊目ですが、

ここまで主人公が輝く場面はまだまだ少ない展開。

先の展開も読めず、もやもやしています。

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図書館のちょっとしたサプライズ

2022-01-09 23:36:38 | 本・映画・音楽

大坂選手の復帰戦。準々決勝で、第1セット完璧だったのに、第2セット、ちょっとよれよれ?勝つには勝ちましたが、4ヶ月のブランクは大きいのか?と思っていたら、準決勝棄権となりました。やはり、第2セットの乱れには理由があったようで、残念です。ところで、土曜日に大会があり、R中の選手は頑張ってくれましたが、結果は今一つ。ただ、私自身も、大学から硬式テニスを始めたへたくそであり、ソフトテニスなんかやった事のなかった私。自分のことを棚に上げて、選手の頑張りを否定する資格はありません。でも、いつか、せめて市の大会の優勝者を育てたいものです。

 

今年は、年間150冊を読むという目標を立てました。

読む本のほとんどは、図書館で借りていますが、

図書館の良いところは、お金が掛からないことですが、

悪いところは、

読みたい本がどこの図書館にも所蔵されていなかったり、

シリーズ物などで、順番通りに読みたくても、

人が借りていることで先に、順番が後の本が手に入り、

前の本が借りられる頃には、後ろの順番の本が期限が来てしまったり。

すんなり思い通りに読めないことですかね?

 

そんな中、

昨日、西奈図書館に行ったのですが、

何故か?借りたい本が見つからず?と言うか、

いつもなら、本の題名を見て、

借りよう!と、ピンとくる本があるのですが、そんな感覚はゼロ。

何となく西奈図書館で見つかる気がしないので、

中央図書館麻機分館へ行ってきました。

13時45分頃着いたのですが、その時点で人が誰もいませんでした。

司書の方に聞くと、ちょっと前まで来館者がいたのですが、

最近は、コロナの関係で、皆様、用が済むと直ぐ帰ると言う事と、

お昼の後の空白タイムと言う事だったようです。

混んでいるのは大嫌いですが、

誰もいない図書館は居心地が悪かったです。

ただ、受付の若い司書さんと、気軽に話が出来たことは、

人見知りの私にとって、最高の瞬間でした。

社交辞令とはわかっているのに、

「また来てくださいね!」と言われて舞い上がった私。

キャバクラで、若いキャバ嬢に同じ言葉を言われてやにさがる、

馬鹿な男の様な私でした。

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「そして、バトンは渡された」 瀬尾まいこ を読んで

2021-12-09 22:27:16 | 本・映画・音楽

今日はいつもと違うブログになります。

今日はメインが読んだ本のお話です。

それではまず、いつも通りの読書ノートです。

 

さて、今年の目標である年間読書120冊。

203冊目です(今年341日目)。

「そして、バトンは渡された」 瀬尾まいこ

勝手に評価10点満点中6点

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。

この本は2019年本屋大賞受賞作らしいですね。

私はこの本を図書館で借りたわけではなく、

同僚が読んでみる?と言って貸してくれたので、

まあ、あまり期待せずに読んでみました。

テイストは「みつばの郵便屋さん」シリーズや、

鈴木るりかさんの「さよなら、田中さん」の様な、

日常を切り取った小説です。

普段ミステリー中心の私ですが、

時にこのようなホンワカする小説は、心の癒しになります。

先日の喫茶店のお話はこの本に触発されました。

この作者のエッセイを読みたくなっている私がいます。

出来れば、先程挙げた「みつばの郵便屋さん」シリーズのように、

この主人公を中心としたシリーズものを期待したいのですが、

多分作者はそんな気は全くないでしょう。

映画がどれくらいヒットしているか?

全く知りませんが、読んでみて、

主人公が映画では、永野芽郁さんが演じているようですが、

珍しく?

ぴったりの配役と言う気がします。

ただ、ネタバレになるのでどこまで書いて良いのか分かりませんが、

映画と原作で細部で違っているようで、

こういう変化を映画監督は好むのか?

原作をそのまま映画にすることに抵抗があるのか?

原作をそのまま映画にすることはプライドに傷がつくのか?

原作をそのまま映画にすること良くないと思っているのか?

こういう変化が改善ではなく、改悪になることも多いのが現状。

この映画は見ていないので、

どうか改善となっているように!と願わずにはいられません。

この本を貸してくれた同僚は、

読んで涙が止まらなかったともおっしゃっていました。

わたしも途中でウルウル来ましたが、

本t脳は泣かせようと作者が書いたかもしれない終わりの場面では、

ウルウルもしなかった変人の私です。

まあ、ツインNの結婚式でも泣けなかった私ですから。

そして、この本に共感した理由は、

やはり物事に対する淡白さと言うか、

現状に甘んじる鈍感さ?変化を許容できるおおらかさ?

人がその境遇であれば不幸だろうという状況で、

不幸を感じないところが、少し私に似ているかもとは思いました。

まあ、それを証明は出来ませんが。

多分、この小説を読んだ感想は、

他の人とは大きくずれているという実感だけはあります。

映画を見れば、映画監督がこの小説をどう捉え、

同消化したかが判るでしょう。

それを知りたいとは思いました。

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イカ天のお話

2021-09-19 20:01:18 | 本・映画・音楽

今、全農2021 カーリングミックスダブルス 日本代表決定戦が行われています。4人制と同様に、日本はまだオリンピック出場権を獲得していないはずです。どこが代表になっても、ぜひオリンピックに出て欲しいものです。

 

ほぼ毎日、YOU TUBEで色々な動画を見ています。

ある程度、画面に出てくるおすすめ動画をみて、

マンネリを防止することを心掛けています。

ということで、昨日突然、昔話題になった「イカ天」、

いかすバンド天国の動画が出てきました。

1989年2月に始まったこの番組。

当時の私はこの番組にはそこまで魅力を感じていませんでした。

時々見ましたが、似たようなバンドも多く、

際物?というイメージが強かった気がします。

ところで正式名称と言うか字が、

いかすバンド天国なのに、略すときはイカ天。

5週連続で勝ち抜いたチャンピオンをイカ天キングと呼ぶ訳で、

まあ、ひらがなだろうがカタカナだろうが、

大した問題ではありませんが。

さて、有名イカ天出身者?といえば、

衝撃だったBEGINさん。

あの名曲、「恋しくて」が、

いわゆるアマチュアバンド(ド素人?)から発表されたこと。

本当に鳥肌でした。

#BEGIN #ビギン   恋しくて (トークたっぷり・#イカ天屋) 初登場チャレンジャー キング・ノーマジーン涙の敗戦・・

もう一組はたまの「さよなら人類」ですかね。

#たま #さよなら人類 (トークたっぷり・#イカ天屋) #イカ天 2週目イカ天キング

その後紅白にも出たし、

ほとんど社会現象ともいわれた個性派バンド。

この2つのバンドは、

ひょっとすると、イカ天が無くても世に出たかもしれませんが、

やっぱり、深夜番組から紅白まで出るのは、

やっぱり凄い事だったと思います。

 

そう言えば、ジッタリン・ジンもこの番組出身でした。

1週だけの勝ち抜きでしたが。

でも、1990年、「プレゼント」「にちようび」「夏祭り」が、立て続けにブレイク。特に「にちようび」は週間オリコンチャートにおいて初登場1位を記録し、最大のヒット曲でした。

もの凄く懐かしくて、思わずブログに取り上げてみました。

動画はそのうち削除されるかもしれませんが。

平成初期のお話も、既に過去になってしまったのかな?

今はインディーズデビュー?

日本の音楽業界におけるインディーズ(インディー)・レーベルとは、日本レコード協会加盟のいわゆるメジャー・レーベルのレコード会社と対比する形で、同協会に一切加盟していない独立系レーベルを指す。 インディーズデビューとは、独立系レーベルから発売されることを意味し、自主出版とは異なる。

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読書に派生する思い出のお話

2021-09-10 12:02:03 | 本・映画・音楽

良く、人は年を取ると丸くなるて言いますよね。私の周りにもそんな人がいたので真理を突いていると思いますが、全ての人に当てはまる訳ではありません。私はむしろ短気になった気がします。些細なことが気になり、昔後輩で、ものが綺麗な並んでいないと気持ち悪い。例えば友達が本棚から本を手に取ったら、同じ場所に同じように戻すまでジット見ているって言ってました。私も前のブログに書いた通り、私がいつも横に置くものを誰かが縦に置くと気持ち悪くて仕方ない。昔、気にならなかったことが気になってしまう。何なんでしょうね?

 

最近のブログで、鈴木るりかさんの本を読んで昔を懐かしむ。

そんな事をブログで何回か書きました。

と言うことで、

小中学生時代の本に纏わる思い出をほんの少し、書きたいと思います。

いつ頃から本を沢山?(私にとってですが)読むようになったのか?

あまり覚えていませんが、

小さい頃買ってもらった、おさるのジョージシリーズや、

小さなおうち、チビクロサンボ等の絵本?がスタートでした。

その後、家にあった、たぶん兄貴のために買ってあった、

ファーブル昆虫記とか、宝島とか、ロビンソン漂流記、

敵中横断三百里(たぶん誰も知らないと思いますが)、

君たちはどう生きるか、

あげればキリがありませんが、

そんな感じの家にあった本を読みまくり、

その後、学校図書館利用から、童話等に進み、

文京区の鴎外図書館デビューとなっていったはずです。

夜寝ながら読むので小5で視力が0.3まで落ち眼鏡をかけ始め、

近視プラス乱視のガチャ目のせいで、最悪0.06くらいまで落ちました。

 

小2の時、何を血迷ったかレ▪ミゼラブルを借りて読み、

内容をどこまで理解できたか?

自分でも良く分かりませんが、

最後の牧師のエピソードだけは覚えていました。

今は、読む本の殆どがミステリー関連ですが、

昔読んだミステリー以外では、

山本有三の未完の作品、生きとしいけるもの、

中学の時の国語の岩田先生に教えてもらった、

モーパッサンの首飾りを読んだときの衝撃。

星の王子様は25才くらいまで毎年1回は読んでいました。

その後、シェークスピアにはまり、

前に書いた、

「殿方は、決して自分からやろうとしないくせに、やればできると言う言い訳だけは忘れない」

とか、

色々な名言をノートに書いておきましたが、

今は祖のノートが行方不明です。

本に関しては思い出が尽きないので、

また機会があったら書くかもしれません。

皆様の興味を満たすかどうかは自信がありませんが。

 

さて、今年の目標である年間読書120冊。

135冊目です(今年252日目)。

「イコン」 今野敏

勝手に評価10点満点中6点

熱狂的人気だが、正体は明かされないアイドルのライブでの殺人事件。警視庁少年課・宇津木と神南署・安積警部補は捜査の過程で社会と若者たちの変貌に直面しつつ、隠された驚愕の真相に到達する。「蓬萊」に続く長編警察小説。

昨日のブログで少し触れましたが、

この小説では、当時、最新トレンドとして注目を浴び始めた?

パソコン通信等が一つの柱になっています。

私がまだパソコンに嵌る前の時代のお話ですが、

中々に懐かしさ満載のストーリー。

今読むと何を今さら?的な内容ですが、

それが時代の流れと言うものなんでしょうね。

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隠蔽捜査シリーズ今野敏さんに出会えた幸せ

2021-08-20 12:13:51 | 本・映画・音楽

本日も不安定な天気です。朝は雨も降り、でも西の空は明るく、その後よい天気なので、このまま晴れるとよいなあと思ているうちに、今は本格的に雨が降っています。今は梅雨?と言う感じの雨模様。これも温暖化の影響でしょうか?

 

昨日、今年の目標である年間読書120冊を達成しました。

狙った訳ではありませんが、

結果的に120冊目が今野敏さんの隠蔽捜査シリーズとなったことに、

そこはかとなく幸せを感じます。

先日のブログにも書きましたが、

何故にこのシリーズに嵌まったのか?

自分で分析してみると、

やはり主人公の特殊性に行き着きます。

 

一般的に、権力者はその権力にしがみつき、

更にその地位の優越性を感じたり、保持したり、

マウントを取るために、

部下を押さえつけ、反抗等を認めず、

イエスマンを優遇します。

それが、仲間意識だったり、序列の厳格実施だったり、

前例踏襲だったり。

もっと言えば、ことなかれ主義だったり。

そして都合の悪いことの隠蔽に繋がる訳です。

だからこそ、そう言うものからかけ離れて、

常識や、正論を出来る限り踏襲する主人公に、

物凄く引かれるのだと思います。

もちろん小説の中のお話であり、

ある意味ご都合主義的なストーリー展開はあります。

でも、実世界にないものに憧れる?

アイドルを好きになる心理と近いのかもしれません。

 

現実を見れば、今の政府のその場しのぎの対策だったり、

北海道のいじめ問題への対応だったり。

私のような小市民には真実は不明ですが、

少なくともまともな対応をしていないことだけは判ります。

何を守ろうとしているかは解りませんが、

心が痛まないと言うことこそが驚きです。

だからこそ、この小説に引かれるのです。

 

さて、今年の目標である年間読書120冊。

120冊目です(今年231日目)。

「隠蔽捜査8 清明」 今野敏

勝手に評価10点満点中8点

神奈川県警刑事部長に着任した異色の警察官僚・竜崎伸也。着任早々、県境で死体遺棄事件が発生、警視庁の面々と再会するが、どこかやりにくさを感じる。さらに被害者は中国人と判明、公安と中国という巨大な壁が立ちはだかる。一方、妻の冴子が交通事故を起こしたという一報が入り……。リスタートで益々スケールアップの第八弾!

もう何度も書いていますが、

主人公の竜崎信也警視長の魅力?

その一言に尽きる小説です。

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小説とドラマ化のお話。

2021-03-22 23:16:31 | 本・映画・音楽

夏に、ツインNとツインNの子供と奥様で、カニを捕まえてきて、それ以来ずっとそのカニを飼っています。この時の(奥様のリハビリの前に気分転換の若いわいさん)ブログでも書いた通り、カニの脱皮を見たのですが、本日2回目の脱皮に気が付きました。カニって何回脱皮するんでしょうか?

 

いつもは、最後の付けたしのように、

読んだ本の紹介をしていますが、

今日はそれをメインに書きたいと思います。

 

今回読んだ本は、「ルパンの娘」。

元々は横関大さんの「チェインギャングは忘れない」に感動し、

横関大さんの本を数冊読み漁っていました。

その中で、たまたま、

ドラマにも取り上げられた「ルパンの娘」を読みました。

いつも書いているように、私は基本的にドラマは見ないので、

このドラマも当然見ていません。

ただ、主演が深田恭子さんと言うことだけ知っていました。

通常、原作のあるものをドラマ化する時、

原作を忠実に再現するのか?

一部だけ変化させるのか?(例えば主人公の性別を替えたり)

それから、基本設定は使っても、ストーリーは別物にしたり。

 

「ルパンの娘」がどんなドラマなのかは知らないので、

コメントできませんが、

多分、原作とは違うんだろうなあって思っています。

後でこの原作を読んだ感想は、

いつも通りの形式で評点等載せますが、

昔から、漫画だったり小説の映像化で感動したことがありません。

一つは、小説の分量に比べてテレビの時間は短すぎると思います。

だから、端折ったりすることも多く、

もっと言うと、原作者の考えと、映像にする監督の考えが、異なる。

もちろん時間の関係でやむを得ない時もあるでしょうが、

結構監督は自分の色を出さんとするあまり、

無理やり感のある変更が、私にとっては興ざめとなります。

それも、ドラマが好きでなくなった理由かもしれません。

 

さて、この小説は、続編も出ているようなので、

今は読んでみたいと切に思っています。

ただ、ドラマは見たくないかな?

一度見たら嵌るかもしれませんが。

 

さて、今年の目標である年間読書120冊。

36冊目です(今年81日目)。

「ルパンの娘」 横関大

勝手に評価10点満点中7点

「今すぐ別れなさい」
私は泥棒の娘。結婚を考えていた彼は警察一家の長男だった。
――連続テレビドラマ化で人気沸騰のベストセラー!

三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。ついに桜庭家に到着した華は、玄関の家族写真を見て唖然とする。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしている。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だ。
その数日後、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行すると……。

 

中々のどんでん返しでした。

読み始めたときは薄っぺらな物語と言う感じを持ちました。

でも、やっぱり横関さんの小説でした。

相変わらずの無理やり感はありますが、

それさえ気にならない横関ワールド。

やっぱり良いなあ。

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