雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

伊豆丸野山、富士朝霧高原、松崎

2008-04-30 04:25:48 | M/Cレース
にほんブログ村 バイクブログ カワサキへお手数ですが、ちょっとクリックいて頂けますか。


KAZE191号が送られてきた。

2008年レース参戦特集で始まっている。
つい先日、MFJ全日本モトクロス第1戦で新井選手の走りなど見ただけに、身近に感じるのは不思議である。

今年は250ccにNinja250Rなどが出て好評のようである。
それら250シリーズが紹介されている。

そして、ツーリングレポートはKLX250で走る『春の伊豆』のレポートである。
伊豆と言えば関西人にとっては熱海とか修善寺ぐらいが有名だが、レースなどに関係したお陰で、あのあたりのいいところに行ったことがある。



1964年当時、MCFAJの全日本は富士の麓の朝霧高原や伊豆の丸の山で行なわれていた。
壮大な大自然の中でのレースで騒音問題などもなかった時代である。
今は、観光地の中心でそんなところでモトクロスレースをするなんて考えられないことだろう。

そういう意味では、昔はよかったと言うか懐かしい。

朝霧高原は壮大な富士の裾野で、滝の白糸の直ぐヨコであった。
この年の4月のMCFAJ全日本で山本隆がオープンでカワサキとして初めて全日本クラスに優勝した。


伊豆では丸の山のスカイラインの直ぐヨコでレースが開催された。
1964年の秋10月10日、東京オリンピックの開会式の当日、MCFAJの全日本があって伊豆にいた。
当時は広告宣伝課でヘリコプターを持っていて、レース場にはヘリ帯同の贅沢な時代であった。
他メーカーのライダーたちにヘリへの搭乗をせがまれて、いろんな選手たちと懇意になれたりした。

このレース、4種目中3種目に優勝した。
カワサキコンバットの三橋、安良岡、梅津、岡部。
神戸木の実、山本、歳森の時代でまだ星野はいなかった。
星野はこの1ヵ月後、11月8日和歌山がデビューである。

天城山の直ぐ下で、まだ有料道路が珍しい時代で、伊豆スカイラインが快適であったのが印象に残っている。


それから10年ほどあとだが、
伊豆と言えば、あまり人は行かない西海岸の松崎にマリーナを契約して持っていた
温泉があったり、魚が旨いと言って会社の上の人たちに人気があった。
全然行く機会がなかったのだが、ボート事業を止めるころにその契約中止の交渉に千葉君と一緒に行った。
海岸線の曲がりくねった道で大変だったが、行ったついでに伊豆半島を一周した。
そんなことで、一応は下田も伊東も知っている。


レースや遊びが半ば仕事であったお陰で、いろんな人が行けないところにあちこちと行けた。
春の伊豆は知らぬが、『伊豆はいいところだ』という印象は残っている。

そんなことを思い出させてくれたKAZE191号であった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする