錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

上高地ハイキング続報

2015-03-31 05:22:44 | 登山
初めて旧釜トンネルを車で通ったときは焦ったものでした。
信号待ちをしていて、青になったのでトンネルに入ると
電気の点いていない真っ暗闇のトンネルにすぐには目が順応せず
何がなんだかわからないまま、タコメーターの針が下がってきて
慌ててシフトダウンした頃に、やっとトンネルの中が急な坂道だと分かったものでした。

という事で、
天女と結婚前に小梨平でキャンプした時は、
醜態を見せずに済んだのでしたが、
間もなく一般車は通行止めになりました。

初めて旧釜トンネルを歩いた時は怖かったです。
頼りないヘッデンの灯りの先は真っ暗闇
幽霊が出るという噂までありましたから・・・
小心者の錆鉄人なのに、よくぞ一人で釜トンネルを歩いていったものでした。
つま先上がりの急坂は分かっていたはずですが、
旧トンネルは漏水がひどくツララが出来ていて、路面は凍っていたので、歩くのも大変でした。
そして、トンネルを抜けると寒風が吹き付け、
神の領域にはいったのだと気付かされたものでした。


今回は初めての新トンネル
トンネルの中の照明は非常駐車帯のみですが、非常電話の表示が頻繫にあり
何よりもトンネル壁面が明るいコンクリート色なので
ヘッデンの光度アップもあって、不安感は少なくなりました。

トンネルを抜ければ神々の領域・・・

と思いきや
そこには、少し前に抜いていった車が排気ガスを吐きながら止まっていて
運転手が車外に出てタバコを吸っているので、ぶち壊しです。

「お早うございます」と声をかけると、
「今日はいい天気でよかったですね。寒くないし」
いい人のようです。
「早いんですね」と言うと
トンネルを掘っていて、6時半ごろには現場が始まるとの事でした。
その現場は釜トンネルの100mほど先、トンネルの口はまだ塞がれていました。

しかしながら、そこを超えると人間の誰もいない神々の領域
薄明るなった視界に焼岳が神々しく佇んでいます。



夜明けの時間を確認していなかったのが失敗でした。
もう時間がない、と錆鉄人は焦りますが、
天女の歩みは遅く、追いつくのを待っては進みました。

ようやく大正池



道路は大正池ホテルの所まで除雪してありました。
その先、帝国ホテルからはまた除雪されていましたが
その上に積もった雪が圧雪されて凍っている所があり、
樹林を通しながら黄金色にに輝く穂高を見ながら歩いていた錆鉄人は1度コケてしまいました。



やがて、バスターミナルに到着。
もう天女を待つのはやめて河童橋まで急ぎました。

そこは、神々の領域

と思いきや、重機が何台も鎮座していていました。
それを意思の力で無視して、河童橋から神々しい穂高の峰峰を見入っていました。



やがて天女も到着。
天女に見せたかった黄金色の冠は、もう銀色に変わっていましたが、
雲ひとつない青空を背に、河童橋からの絶景を二人占め!

「お父さん、ありがとう!」また天女が言いました。

すぐに記念撮影。






そして、山よりだんごの天女の為に、
すぐにザックからコンビニで買ったパンとおにぎりを出しました。

刻一刻と峰峰は白さを拡大し、夢中で見入りながらパンをかじっていました?





雪国の我々は、河童橋から先のスノートレッキングには興味はありません。
という事で、スノーシューは持ってきませんでした。
(雪が締まっているので無しでも歩けますが、気温が高くなると必要と思われます)

河童橋からの景色に大満足して、戻りました。



バスターミナルからの穂高を見納めに、天女を先に歩かせて戻りました。
下りは天女も快調だなと思っていると、急に天女がしゃがみこみました。
「貧血でもう駄目・・・」

愛妻家の錆鉄人は優しく天女の回復を待ち、
天女はゆっくりと歩き出しましたが、調子は悪そう・・・




大正池を過ぎてからも釜トンネルまでは遠く、
天女は指が冷たいわと言いながらもゆっくり歩いていました。
本当に錆鉄人の嫁さんは大変です。


という事で、
愛妻家の錆鉄人は
「先に行って迎えにくるから、ゆっくり歩いていてね」
と言って足を早め、


(釜トンネルの手前にトイレが開放されていました)

釜トンネルからは走って車に戻り、
釜トンネルから数百メートル戻って来た所で、無事に天女を回収。

「お母さん、ありがとう」







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上高地へのアクセス

2015-03-30 19:49:40 | 登山
上高地への交通機関は4月半ばまで閉ざされているので、
釜トンネルを通って歩いて行くしか方法はありません。

しかも、釜トンネル付近に駐車場はないので、
何らかの交通手段が必要となります。

平湯側からは、長い安房峠トンネルがあるので、
うまくヒッチハイクでも出来れば良いのですが・・・
そういうことを期待しているわけには行きません。
という事で、安房峠トンネルを越えた松本側からのアクセスを考える必要があります。

お金が余っている人は、坂巻温泉か中ノ湯に泊まって送迎してもらうのが良いでしょう。
この時期は比較的お安く泊まる事が出来ると思われます。

2番目にお金のある人は、沢渡に駐車してタクシーで送迎してもらうのが良いと思われます。
片道3000円程度と思われますので、3~4人で乗れば安いものです。
しかも、冬季間は沢渡駐車場は無料。

3番目の手段は坂巻温泉の駐車湯を利用させてもらって、釜トンネルまで約2km歩く事です。
駐車料金は1日500円なので、これがお勧めなのですが・・・

愛妻家の錆鉄人は、
天女に河童橋から穂高の峰峰が黄金色の冠を被る所を見せたいので
朝の4時ごろには出発したいのですが、
こんな早朝に駐車させてもらえるとは思えません。
かといって、車中泊などさせてもらえるはずはないので、
坂巻温泉駐車場を利用する案は不可能です。


錆鉄人は、この付近を何度も往復していますが、
坂巻温泉より釜トンネル側に駐車場はなかったように思います。
路側がやや広い部分はありましたが、駐車したら違反にならないか不安です。
坂巻温泉より少し下った所には何箇所か駐車スペースがあり、ここを利用するのがベターと思われました。
出来れば自転車があると良いのですが・・・

以上の事前調査と予備知識をもとに・・・

29日昼の天気予報で天気図を見ると、
上高地のみならず本州が高気圧に覆われて晴れが予想出来たので
天女に出かける事を告げて準備を開始しました。

そして、17時に出発。勿論、下道走行ですが、
旧道は冬季通行止めなので有料の安房峠トンネルを通るしかありません。
安房峠トンネルを越えた所から駐車可能なスペースを捜しながら沢渡駐車場に21時少し前に到着。
駐車している車は2台のみでした。
後席を収納してベッドを作っていると足湯の電気が消えました。

という事で、車中泊。

目覚ましは4時にセットしてましたが、3時50分に目が覚めた錆鉄人。
トイレに行って、すぐに車を出しましたが、
めぼしを付けた駐車スペースは駐車禁止の標識が・・・
もう1箇所は私有地のようなので、遠慮する律儀な錆鉄人。

最後の候補地は坂巻温泉の近くでしたが、
車を下りて確認しましたが、
どうやら駐車しても問題なさそうな所だったので、そこに決定。

すばやく登山靴をはいて
半分寝たままの天女に、ストックを延ばして渡し
「錆鉄人の嫁さんは大変だね!」
と言うと、
天女は肯定も否定もせず、
「ウフフ・・・」と微笑んで、
「お父さん、ありがとう」
と言うのでありました。

この後に続く苦難を知らずに・・・


釜トンネルの直前の道路標示、
温度が出ていませんが、0度と予想より暖かい気温でした。
この部分、左折と直進(釜トンネル)と松本方面の3車線になっているのですが、
車中泊をさせない為か、ガードレールを置いて2車線になっています。

ちなみに、釜トンネルから旧道の間には
昔は10台以上駐車出来たのですが、かなり前からガードレールで閉鎖されています。

続く・・・

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上高地ハイキング速報

2015-03-30 15:30:57 | 登山
という事で、行ってきました。
登山とはいえませんが・・・

まずは、大正池の逆さ穂高です。



これは徒歩か親切な運転手さんのタクシーに乗らないと撮影出来ないポイントです。
(シャトルバスでも左側に乗っていれば撮影できるかも?)


以下、乞うご期待?
(働き者の錆鉄人は帰ってくるなりお仕事をするのでありました)


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冬の上高地へ

2015-03-29 16:10:39 | 登山
この所、畑仕事や家事に大忙しだった天女の為に
愛妻家の錆鉄人はとびっきりの休暇を計画しました。

それは冬の上高地散策と、ガーデンホテル焼岳のインド薬膳料理です。

本当は河童橋から奥穂に光が当たるのを眺めたいと思っているのですが・・・
天気やタクシーなどの状況次第です。

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山菜や山野草の様子

2015-03-29 15:55:21 | 山菜
蔵の後ろのミズブキが遂に伸びだしました。



家の南側のミズブキは、暖かいはずなのにまだです。


コシアブラのツボミが膨らんで黄緑色です。




ワサビ田は青虫対策の網をしました。



一部、花が咲いています。



花を咲かせると根が大きくならないとの事ですが、子孫を作る為に種が出来るのを待ちます。

花壇の片隅では二輪草が成長してきました。
天女が雑草と思って処分しないように教えました。

露天風呂の所のカタクリも、葉が1枚出ているのを発見しましたが
支柱の工事や排水溝の泥上げで周辺を踏みつけてしまったので、花が咲いてくれるか・・・

そして、ミズバショウも少しずつ成長しています。



1日1日の変化が楽しみな差ビッツ人です。
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遂に開花!

2015-03-29 15:45:26 | ガーデニング
幹が腐って、ほとんど樹皮部分だけで生きている我が家の老梅
去年、その表面を覆っていたコケを撤去したせいでしょうか、
今年は元気良くたくさんのつぼみをつけていて、
錆鉄人は朝昼晩とつぼみの膨らみをチェックしていたのですが、
今日、遂に開花しました。
樹勢がいいので、今年こそたくさん子孫を作る(梅の収穫)のではないかと思われます。



これは朝で開き始め、午後には完全に開花していました。

花の向こうの白いものは残雪です。
小屋の本屋と下屋の2段のトタン屋根からすべり落ちて貯まった山のような雪の最後の残骸です。
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手首の傷跡

2015-03-28 22:26:17 | 田舎暮らし



仕事を辞めて収入がなくなってしまった錆鉄人は
生活苦のあまり自殺を図ったわけではありません。

ジャガイモを植える前に、イノシシの侵入防止の柵を増強しようと裏山の竹を10本余り伐り
枝をはつっていて、その枝を捨てる時に切った先が腕に触れて切れてしまったのですが

もう5mmずれていたら、欠陥を切ってしまう所でした。
これm天女の加護のおかげに違いありません。

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地雷掃討作戦その3

2015-03-28 08:14:50 | 田舎暮らし
愛妻家の錆鉄人は、天女の為に地雷掃討作戦を着々と進めています。

第二弾は、家の裏や北側のコケ一掃作戦でした。
古刹のコケは観光客を呼びますが、
我が家のコケは雨を溜めてジメジメを保ってナメクジを呼ぶだけなので、
一生懸命コケを剥ぎ取りました。

そして、第三弾は裏庭の庭木の伐採です。
乾燥させるためには通風が重要なので、
大きく高くなって葉を茂らせている庭木は屏風のようなものです。

という事で・・・
ハシゴを立てかけ、さらに樹をよじ登って・・・
片手でノコギリ、もう片手は蔵の屋根に伐った枝が落ちないように枝を持って
地上10mの揺れる樹の上で命綱もなく作業をしていたので・・・

腕はガクガク、心臓はパウパク、のどはカラカラ


奮闘努力の甲斐あって



下に落とした枝の始末に数日はかかりそうです。
(短く切って薪にします)
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露天風呂

2015-03-26 21:34:06 | My露天風呂
今朝は放射冷却で凄く寒く、霜柱が立っていましたが、
今日から春本番の暖かさになるという事で、
ミカンの樹に被せていたブルーシートを外し(防寒対策です)
露天風呂のカバーも外しました。

天女がブルーシートを二重に掛けて厳重に守っていてくれたので
露天風呂への雨漏りはなく、中は乾燥したまま。
去年は人造大理石の一部が氷結のせいで欠けていましたが、
入念にチェックしたわけではありませんが今年は無事のようです。
(特に変わりがないので写真はありません)

という事で、近いうちに初釜の予定です。
温泉の素は何にしようかなぁ・・・
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コゴミ

2015-03-25 21:24:33 | 山菜
本日は季節はずれの雪で畑も雪化粧。



でも予報とは違って陽も射す天気となったので、
働き者の錆鉄人は今日も外仕事(時々、雪も降りましたが・・・)

まずは、
先日、ミカンの樹を植えるために掘ったアジサイを植えるために
県道沿いの畑(実際は荒地になっています)に行き、
コンクリートブロックの裏に込めた石に苦労しながらアジサイを移植しました。

引き続き、イノシシが石垣を壊した為に埋まった水路を掘りに行くと
去年植えたコゴミがもう成長しているではありませんか。

という事で、その上の畑の排水の為の溝も掘ったあと、コゴミを収穫。



午後は、屋敷の裏の排水路の泥上げとワサビ田の再整備

1日中、溝堀りだったので又しても腕がパンパン。

という事で、天女のご褒美は・・・

コゴミの胡麻和えとフキノトウの味噌和えと酢味噌和え
コゴミの胡麻和え、最高です!



さらには
コゴミに、やっと伸びてきたタラの芽と、フキノトウのテンプラ



錆鉄人の好きなチクワのテンプラと野菜の掻き揚げも加わって



という事で・・・

ビールが進みました。(月火と禁酒していましtが・・・)
コメント (2)
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