さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

WOWOWかと勝手に思っていたら、DAZNでした

2023-10-25 00:04:26 | その他

日本時間で29日、日曜早朝、と表記がありますが、こういう「試合」がライブ配信されます。
DAZN公式のXに投稿がありました。







といっても、コレに関してはすっかり忘れていて、この投稿を見て、ああ、こういうのあったなあ、と思い出しました。
どの会社がやるのかもよく知らず...フューリーはトップランクと契約してるんだから、WOWOWでやるんやろうか、TVかオンデマンドか。
そんなことを漠然と思っていたらDAZNで、しかもPPVなんですね。

...へー、と思い、その先、自分が何も思っていないことに気付きました(笑)。


だもんで、今回は遠慮いたします、ということで。
これよりもサッカーのリーガ・エスパニョーラ伝統の一戦、エル・クラシコを見た方が、まだ楽しいです。
こちらはDAZNでも、U-NEXTでも、通常料金内で見られますし。

それに、日曜日はまたMotoGPもあって、大変なのです(笑)。
ちなみに次はタイGP。
そりゃ、暑すぎるのも困りますが、何とか晴れてほしいものです。もう雨はいやや...(嘆)。

しかし、1500円というのも、他の国ではもっと高かったりするんでしょうから、お手頃価格なのかもしれません。
ただ、これで1500円だったら、もし井上尚弥の試合をDAZNが手中に収めていたら、いくら吹っ掛けて、いくらかかったんやろう、と想像すると、ちょっと怖いですね。


そういえばU-NEXTの方は、J-SPORTSでラ・リーガを担当していたプロデューサーが「移籍」して、U-NEXTのラ・リーガ番組制作に携わっているのだそうです。
さて、WOWOWエキサイトマッチでも(プロデューサーではなく、制作体制ごとの移籍?)同様のことが、いずれ起こるのかどうか。
今回の「試合」までも、他でやるとは、ちょっと意外でしたが、もう何でもかんでもというわけにはいかなくなっている現状、またしてもその一端を見たような気がしました。




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当たり前にあったものが消えていく時代 ボクシングマガジン、休刊へ

2022-05-26 16:21:45 | その他





驚きの、というと実はそうではないかもしれない残念なニュース。
ボクシングマガジン、今夏にも休刊へ、との報道
朝日新聞デジタルの記事ですので、誤報ではないのでしょう。


井上尚弥や村田諒太といった、数十年前の低迷期からすれば桁外れの業績、実力を持つスターボクサーがいても、こういうことが起こるのか...というのは、もう驚き方としては古いですね。

紙媒体の衰退という大きな流れに加え、情報化時代における従来の枠内に収まった報道への是非論など、これまでも何度か、専門誌やボクシング界におけるジャーナリズムの有り様について、不足を言い、批判もしてきました。
このままでは変容する時代に生き残れない...という危惧は、もう少し後に現実のものとなるだろう、と思っていたら、その厳しい状況にコロナが追い打ちをかけてきた。
とりあえずは、そういう理解で良いのでしょう。


元々ベールボール・マガジン社という出版社は、老舗ではあっても資本規模には限界があり、経営陣にも先見性がない、と色々聞いていました。
現場の編集スタッフは、もう随分早く...二十年くらい前から、紙媒体からweb上への展開に取り組まねば、という意見をしていた、と聞いたことがあります。
しかしそれが容れられず、現在に至り...まあ、こうなって仕方なし、というところでしょうね。


以前、ワールドボクシング誌が休刊したのち、ボクシングワールド、そしてボクシングビートと名前を変え、出版社もその度に変わって現在に至るように、マガジンも、しばし後には...と思いたいところですが、なまじ老舗からの出版であること、そしてあのときとは根本的に事情が違う社会情勢があり、同じような道筋での「再起」がかなうものかどうか。前向きな話があれば幸いですが。


しかしこれから、何もスポーツの専門誌がどうこうという話ではなく、世の中、これまで当たり前にあったものが、気づけばあれこれと消えてなくなっていく時代に突入するのでしょう。
それは言えば宿命的な衰退なのですが、それを後押ししたコロナパンデミックにより、時代を覆う暗雲はますます色濃く見えてなりません。
そのような日々の中、少数のひとりでしかないですが、ボクシング・マガジン休刊というのも、私にとっては大きな事件のひとつです。
残念、というより、半ば仕方ない、という諦念を伴った気持ちですが。





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英雄たちの姿を、再びリングで見たい

2022-03-01 09:42:18 | その他





ロシアという国については、元々得体の知れない国だ、と思いつつ、基本的には同じ人間なんだから、荒い物言いで切り捨てるのも躊躇がある、というところでした。
ただ、今回のプーチンによるウクライナへの侵略と、その前後にあれこれ漏れ伝わる言動には、新鮮な驚きと恐怖を感じています。


歴史とは、大国が己の都合を「正義」として振りかざし、小さく弱き者を虐げる、その繰り返しではありますが...現在の世界は、実際にミサイルを撃つことよりも、むしろ金...金融や資源などを奪い合う、いわば経済戦争の上に成り立つ仮初めの、さらに言えば欺瞞に満ちた「平和」をいただき、良しとする、それが人類の、現状におけるせめてもの叡智なのだろう、と漠然と思っていたところでしたので。
それはそれで如何なものか、という疑念も、当然あるわけですが、世界にはそのレベルにすら達していない権力者がいて、そのひとりが今回、実際の行動でそれを示したわけです。

愚かというより狂っている、と見えます。というか、実際どうであれ、そう見做して、世界は彼に「対する」べきでしょう。
世界はロシア及び、それに与するあらゆる勢力に対し、経済面を中心に、「制裁」のレベルを超えた、徹底的な「弾圧」を加えるべきだ、と思います。
己の懐具合に響く、となったとき、狂人の目が覚めて、矮小な俗物に戻ってくれれば、それが世界にとってひとまず、せめてもの幸いではあるのでしょう。



しかし、そんな先の話よりも、問題は今なお銃弾、いや砲弾飛び交うウクライナの危機そのものにあります。
遠く日本にいる身で、何も出来ることなどありません。
ただひとつだけ、ウクライナの人々はもとより、さまざまに言葉を発し、祖国のための闘いに身を投じるボクシング界の英雄たち...クリチコ兄弟、オレクサンドル・ウシク、そしてワシル・ロマチェンコの無事を祈ります。
そして、一刻も早く、この理不尽な災禍が終わりますように。ロマチェンコやウシクが再び、戦場ではなく、リングの上で思うさまに闘える日が来ることを。



ロマチェンコの様子。清水聡のTwitterより。






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ボクシング転向、その行き先は

2022-01-09 08:24:38 | その他





実際に何があったか見てはいないんですが、格闘技の試合に筋書きがあったとかなかったとか、話題になっています。
この話自体には、基本的に何も思うことがないんですが、負けた方の選手の名前を見て、おや、と思った次第です。

久保優太、という人は、以前ボクシング転向とか言ってなかったかな?と思ったら、やっぱりそうだったようです。
とはいえ、当初からどこのジムに籍置いて、という話もなく、ようわからんなあと思っていたら、やっぱり取り止めになってたんですね。


そういえば、昨年来、話題になっている那須川天心の転向、聞けば色々と大がかりな話みたいで、でも、キックの方でビッグカードが決まったので先送り、なんだそうです。
あっさりと予定変えるんやなあ、というのも含め、正直、誰が、どの程度の熱意をもって、本気でやろうとしているのか、ちょっとわかりにくいというか、まだはっきりと見えていない。そういう印象です。


もちろん、先行きを断じることは出来ないですが、仮に転向が実現したとしても、キックや格闘技のキャリアに望むものがまだあって、いずれはUターン、というのも、普通にあることでしょう。
ボクシングやるからにはボクサーとして全てをかけて、なんて、ボクシングファンのこっちが勝手に思うだけのことでしかない。
問題は「戻る」ときの商品価値がどうなっているか。それが唯一の、とは言いませんが、かなり重大なテーマだったり。
実際どうかは別にして、そのくらいに思っておいた方が良いのかも知れません。


藤本京太郎のように、傍目にも得心のいく「やりきった」感が残れば、結果どうこう別にして、さいわいなことではありますが。
別に、上記のややこしい話とは関係なく、その辺は気にかかるところですね。




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想像通りの「和解」という、古臭い絵作り

2021-07-12 19:14:25 | その他




ということで、和解したんだそうです。


ほぼ想像していたとおりの展開です。
結局、内輪でごしょごしょして、それで終わりですね。


記事にはJBCのドーピング検査態勢の整備についての現状や、田中恒成陣営が謝罪を峻拒している、という記述があり、つまりはこの話、まだ全然「終わって」はいない、というのが実際のところでしょう。
しかし、この「絵作り」によって、そういう話が今後、大きく取り上げられる可能性は、かなり下がったと思われます。
それもまた、彼らの意図するところなのでしょう。


この心楽しくない話題については、これまでもあれこれ思いつくことを書いてきましたが、こういう終わり方にしかなりようがないだろうなあ、と想像していたとおりでした。
これぞ、我らが日本のボクシング、という感じです。

リングの上に目を向けているときはともかく、そうでないときは、本当に色々と気持ちのよろしくない話も多く、それも覚悟の上ではありますが、それにしたって毎度毎度...もう、キリがないので止めますが、本当に「古い」よなあ、と溜息が出ますね。いやホンマに。




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行き着く「べき」ところは、上申書ではないはず

2021-06-02 08:50:19 | その他



井岡一翔所属のAmbitionジム、JPBA(協会)に「上申書」を提出、という話題です。
対するJBC、永田時理事長の反応
上申書を受けた、協会長の反応など。


細かいことは今さらですので省きますが、これはあくまで、井岡側が潔白の証を立て、名誉を回復するための「段階」なのだろう、と思います。
行き着く先は結局、裁判であるはずですし、そうあるべき、ですし、さらにいうならそうでないと色々おかしな話やな、となってしまいますから。
まさか、身の潔白を語る彼が、従来型の身内のなあなあで、みたいな、わかったようなわからんような幕引きで話を済ませるようなことはない...はずですし。


ただ、先日来のあれこれ、報じられた記事などをちらほら見ていると、やっぱり首を捻る部分もありはします。
例えば、彼は全てを濡れ衣だと言っているのですが、普通の話として、警察が捜査に踏み切ったという事実ひとつ取っても、単にJBCが検体を持ち込んだから、それだけの理由で即、家宅捜索しました、なんてことが本当にあるのか、という驚きがあります。
日本の警察って、そんなに軽率に動いたり、令状出したりするものなの?と。

その辺はもう、ボクシング関係の話であろうとなかろうと、恐ろしいなあと思うので、実際どうなのか、詳らかにしてもらいたい、とも思います。
法廷の場に出れば、それはもう、経緯も何もかもはっきりすることでしょう。
井岡一翔の心労は相当なものがあるのでしょうが、それでも是非、彼が訴える潔白、選手として安心出来る環境の整備などを実現するために、然るべき形で、全ての証を立ててもらいたい、と願う次第です。
他の選手たちにとっても、安心して活動出来るボクシング界の実現を、彼が望むというのなら、なおのこと。



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何も説明せず、責任も取らず JBC、空虚な謝罪文

2021-05-29 09:36:04 | その他



明日は見逃せない試合が生中継でふたつも見られる、楽しい(と言う表現では収まらないですが)日曜なんですけど、前日にいまいち楽しくない話題について、一応書いておきます。


JBC、井岡一翔に「名誉を傷つけた」として謝罪文をHPに掲載。全文も記事に載っています。
しかし、依然として井岡、及び田中恒成両陣営は強硬な態度である、という記事も出ています。

そりゃ、当然だと思います。
肝心なことを何も説明せず、誰一人責任を取らず、今後を語られてもな、という話です。
改めて、ようもまあ...これで「済む」と思っているのだとしたら、大した度胸というか面の皮というか。
それでいて、まんざら阿呆でもないなあ、というか、幹部の責任逃れの筋道のために、肝心のところが全部すっ飛ばされています。


何しろこの謝罪文、改めて疑問だらけです。
いちいち突っ込み出すと終わりませんが、冒頭の「ずさんなドーピング検査を行い、この間違った検査に基づく情報が意図せず流失してしまいました。」という一文だけでも、疑問がいくつも湧き上がってきます。


→そのずさんな検査の実態を、JBCの上層部は承知していたのか。していなかったなら(それ自体、大問題ですが)、その実態を把握したのはいつか。
→その検査を命じ、また実行した人員は誰なのか。
→そのずさんな、なおかつ「間違った」検査による、きちんと管理されていない検体を、警察に持ち込んだ理由は何か。
→また、それは誰の意志決定によるものか。
→意図せず流出した情報、とあるが、そもそも何一つ情報が開示されず、選手や陣営にも通告がなかった理由はいかなるものか。同じくそれは誰の意志決定によるものか。


本当に終わりませんから止めますが、先日の会見といい、今回の謝罪文といい、肝心なことは何も説明していません。
この調子を見ていると、複数のメディアにリークした人員には「公益通報」の理があった、と思わざるを得ません。
上記のような、検体の取り扱いという大問題を、意味不明、理由不明、責任の所在不明のままで済ませ、誰も責任を取らない。
そして、何度も書いたことですが、メディアへのリークがなければ、そもそも何も無かったことになっていたのです。

さらに、引用したふたつめの記事によれば、JBC永田理事長は「非公式に」片方の陣営に謝罪を行い、それを拒否されたとあります。
事ここに至ってなお、この隠蔽体質というのか何というのか。
このような人物が、リークした人員を犯人扱いして、ドーピングと共に「ガバナンス」の体制を確立する、と語る。
正しく、他に言い表しようのない、正真正銘の「お笑い草」ですね。


何しろ、この話に出てくるのは、影でコソコソ、口開いたら自分の都合や誼に基づいたことだけ、という手合いばかりで、見ていてこの上なく、気持ちの悪い話です。
こちらは、何もかもを公にさらして、開かれた場で、単に客観的事実をもって、全てを明らかにしてもらいたい、と思うだけなんですが。

その他にも、警視庁の捜査を受けてから、スクープ報道が出るまで「いわれなき嫌疑」をかけられたことに対して、JBCに抗議の意を表明することなく沈黙していた井岡一翔の態度や、あれこれ話をこねくり回した記事を書いた一部の書き手など、腑に落ちないことは色々とあります。

「リーク」によって色々と明らかになったあれこれの先に、色んな思惑が蠢いているのかもしれませんが、この辺の「風味」が、勝負の世界たるボクシングのそれには、まったくそぐわない。
何よりもそのこと自体が不快で、気持ち悪くて耐えられないです。ええ加減にしてくれや、と思うばかりですね。



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こういう話にしかなりようがない JBC倫理委員会、ドーピングを認定出来ず

2021-05-20 07:25:15 | その他



昨日、思ったより早く、JBC倫理委員会の答申が出て、会見で発表
また、井岡一翔も会見を行った、という記事も出ています。

結論?としては、検体の取り扱い(保存、手順など)に様々な不備があり、井岡一翔のドーピングの有無を認定することは出来なかった。
要するに、これが全てです。
これまで報じられた経緯は、概ね事実だったようで、従って、こういう話にしか、なりようがありませんね。


尿検体の取り扱いと、その後のJBCの動きについては、倫理委員会の答申書を元に、というビートの記事が詳しいです。

尿検体の扱いに関しては、想像を絶するほどに杜撰な扱いだったことに驚きはありましたが、大筋ではほぼ、想像どおり。
保存方法が悪かった、A検体の大麻成分検出は「偽陽性」だった、B検体の違法薬物検出も、検体が変質したが故だった、とのことです。

しかし、これが実態の「説明」なのかというと違います。いずれも推測、可能性の話です。
少なくとも、何も問題無しだった、田中恒成の検体とは違う結果が一度は出た事実を、どう見れば良いのか、という疑問は残ります。
この最初の検査は、簡易なものでしかなかった上に、冷凍保存の条件を満たしていない、だから陽性とは言えない、とのことで、それはその通りなのでしょうが、逆に言えば「そこまで止まり」の話でしかありません。

また、この事実が数ヶ月にわたって伏せられていた理由は何か、不思議でなりませんでしたが、どうやら警察に検体を持ち込む決断をした人物に責任があるようですね。
取り扱いを誤った、或いは事情あって隠蔽を図った、責任逃れのつもりだった?いずれにせよ、です。



それにしても、あれこれ出ている記事をざっと見て、改めて、JBCの一部(であってほしいですね)人員には、改めて呆れたというか、厚顔無恥ぶりに感心するというか。

これだけ盛大に「やらかし」たのだから、検体の取り扱いを誤った責任者、隠蔽を図った人員の名を公表し、厳しく処分します、その上で当該の理事長自ら引責辞任します、とでも言えば、まだ話にもなりますが、この期に及んで「情報漏洩に対するガバナンス委員会の設置」とか言ってるんですからね。
「表沙汰にした者、許すまじ」ってことです。信じられません。

確かに、情報の管理自体は、違う局面では意味あることでしょう。
が、今回はそうじゃない。この当該の理事長自らが、処分の対象であるべきです。

しかし、現実はそのようには動いていません。

不備がありました、確認しようがありません、従って何も無かったと見做します。
そして、誰一人責任を取らず、今のままの立場に、これからも居続けます。

...ホンマ、ええ根性してはるわ、と言うしかありませんね。



======================



今回の件、せめてもの救いは、このようなドーピング検査の不備、その杜撰な、と言うにも及ばない、そもそも検査する意味そのものが無いような実態が明らかになった、ということでしょうか。
JBC(の一部?)が意図したとおりに、世間に知られぬまま終わっていれば、何一つ改善されることなく、今後も同じ事が続いていたのでしょうから。

世界と名の付くタイトルマッチのドーピング検査検体を、職員が自宅に持ち帰って冷蔵庫で保管、とは...さすがに開いた口が塞がりません。
大晦日にタイトルマッチ興行が行われるようになって何年経つか忘れましたが、毎年この調子だったんですかね?

昨年の大晦日のみならず、この時期に何度も暇割いて、身銭切って会場を足を運んで来ましたが、私はいったい何を見せられていたのだろう...と、ちょっと愕然となってもいます。
まあ、有り体に言えば「馬鹿を見ていた」ということなのかもしれませんが。



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JBCはもう「相手」ですらない 畑中清詞会長、法的手段も示唆

2021-05-18 11:10:11 | その他




大晦日、井岡一翔に敗れた田中恒成陣営、畑中清詞会長がオンライン会見
JBCに送った質問状の内容と、その回答について明かし、さらなる通告を行った、とのことです。
別の解説記事では、法的手段も示唆、とあります。


今月中にも、正体不明の倫理委員会が出すという結論と、JBCの判断を待たねばなりませんが、こうして田中陣営の視点から見ると、問題点ははっきりしていますね。
そして、ここに至る過程において、JBCの動きはこれ全て「隠蔽」が前提であり、「無かったこと」にしておかないと成り立たないことばかりだ、ということも、改めて浮き彫りになったように思います。


もう、こういう組織、と呼ぶに値するのかどうかわかりませんが、JBCを相手にしてても埒があかない、といレベルの話に見えます。
「法的手段」であったり、それこそWBOへの正式な提訴であったり、きちんとした話が通じるところに持っていくべきでしょうし、畑中清詞会長には、田中恒成の立場を第一に優先して、然るべき対応を取ってほしい。
「余計」なことには目もくれず、耳も貸さず、という姿勢を貫いてもらいたい、と切に願います。



==================



ということで、一曲。
Eve「夜は仄か」。






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問題は「世間が騒いだ」ことではない

2021-05-12 15:24:49 | その他


話が全部きれいにめくれて、白黒はっきりつく、のかどうか極めて疑わしい、井岡一翔の...というより、JBCのドーピング検査についての疑惑ですが、JBC永田理事長が「取材に応じた」という、東スポの記事

どういう形式で取材に応じたのか、よくわからんですが(しっかり対面?立ち話?リモート?)、記事を読む限り、根本的なことは何も言わず、触れず、話をそらしているだけです。

「問題は何でマスコミにリークがあったのか」
いやいや...マジでこんなこと言うたんですかね、ホンマのホンマに?
要するに「表沙汰にしたくなかった」と言うたも同然やないですか、これ。

経営体制が変わる前に、東京ドームの会社から来た人らしいですが、もうちょっとマシな人間おらんのか、という印象です。
それにしてもこの人、「5月中」には「結論」を出す、と言っていますが、倫理委員会が出した結論を受け容れる立場のはずが、妙な物言いもあるものですね。


で、これに通ずるのが、現代ビジネスの記事
話をそらし、すり替え、という繰り返しで、読み進むにつれて、何がどうなっているのかよくわからん記事です。
検査の手順が歪められた問題が、いつの間にか違う話になっているあたりは、ある意味「プロの仕事」なのかもしれませんが。
書き手の個人的な「誼」から書かれた記事の典型、と言えるかもしれません。

本来の「問題」については、世間に「騒ぎ」を起こしてはならん、と言いたいようです。
検査の結果、問題があったことが世間に一切知られず、騒ぎにもならず、何も無しでそのまんまだった方が、余程問題だし、恐ろしいことだと思うんですが。



こちらはスポニチの記事。限られた紙面の制約あれど、ドーピングの専門家の意見や、対する田中恒成陣営、畑中清詞会長の立場にも目配りがあり、バランスの取れた記事です。
普通の感覚で書けば、こういう風になるのが当たり前だという印象ですね。



今のところ、情勢自体は変わっていませんが、メディアを通じてあれこれと探り、計り、という感じの動きは、これからちょこちょこ目に付くのかもしれません。
しかし、以前も触れたとおり、きちんと然るべき話が進んでいれば出ただろう結論を導くための前提が、物理的に失われているのだとしたら、もうすでに手遅れであり、言ってみれば負け戦です。
仮に今月の内に、なんらかの区切りがつけられるにしても、妙ちくりんな、気持ちの悪い話をまた聞かされるんやろうなあ、と今からげんなりしています。残念なことですが。




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