さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

イーグル、母国で散る

2007-11-29 22:52:55 | タイ国ボクシング
イーグル、王座転落とのことですね。

あちこちで情報を見た限りでは、足使われて、イーブンぽい回を
ほとんど取られた、という感じだったようです。
やはり、色んな意味で、母国タイは、イーグルにとって敵地だったということでしょうか。

どんな試合だったかはWOWOWで見ないとわかりませんが、
なんか、再戦してもタイでやったらまた負けかな、って感じがします。
日本での活動はスポンサーの問題もあり、厳しいような話ですが、
どうにかならんものでしょうかね。

日本の上位選手との好カードや、胸を貸す形のカードはいくらでも思いつきますし、
それこそ、ローマン・ゴンサレスとの対戦などをやってもらって、
もう一度、世界へのチャンスを得て欲しいところです。


それと、内藤大助の次が、タイ開催だという話がありますが、
なんとか日本開催にできないものでしょうか。
どっちつかずの試合になったら最後、勝ち目ゼロ、という感じみたいですね。

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本当に言ったんでしょうか

2007-11-28 14:29:58 | その他
ひょっとしたら、記者との行き違い、曲解とかかもしれんと思って
一日ほど様子を見たんですけど、どうもそういう話でもなさそうですので、取り上げます。

亀田興毅30日にも練習開始、という記事の下の方、
亀田大毅の出場停止についての、金平会長のコメントです。


>「大毅の1年は長いと思う。処分は甘んじて受けるが、今後はJBC(日本ボクシングコミッション)に対し、期間短縮のお願いも考えていきたい」


本当に、こんなこと言ったんですかね。まずそれが信じられませんが...。
これを「甘んじて受ける」とは言わないですよね、普通。
しかし本当に「お願い」するんでしょうか。
で、「お願い」される側は、どう出るんすかね。

いやはや、とうの昔にケリのついた話だとばかり思ってましたが。
本当に、どこまでバカなんでしょう、この業界のお偉いさんたちって。
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名城再起戦勝利

2007-11-26 23:20:41 | 名城信男
名城信男、まずは無難に再起した模様です

よそをちらほら拝見すると、今回の再起戦を、噛ませ相手だからどうのこうのと
不満を言う人がいるらしいですね。
今まで名城が誰とどんな試合してきたかを考えたら、
そんな文句、とてもじゃないが言えんと思うんですけど...。

ま、平たく言うと「たまにはええやないですか」という感じです(^^;)
初黒星の後ですしね。ぼちぼち調子を上げていってほしいです。


ところで今日の試合は、よみうりTVだけじゃなく、スカイAでも放送されるそうです。
名城の試合を生観戦しないのは久しぶりだったのですが、TV放送をじっと待つとします。
まあ、結果より内容を見たい試合ですし、ね。
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嗚呼、またもひさびさの観戦

2007-11-23 22:18:01 | 関西ボクシング

えー、そんなこって、久々に観戦してきました。
神戸ファッションマートにて、三谷将之vs菊井徹平戦(写真はこちら)です。

初めて行った神戸ファッションマートですが、
大阪から住吉まではけっこう近いし、あとは六甲ライナー最寄り駅の
アイランドセンター駅を降りてすぐです。電車の連絡も良いです。
交通の便が悪いとか言いますが、いつも遠征観戦が当たり前の私にすると、
非常に交通の便が良いと思います。

ただ、なんか、商業施設の吹き抜けスペースっていうから、
もっと家族連れとかで賑やかなのかと思ったら、ファッション関係の店ばかりで、
上のフロアはオフィス街で、全然賑やかじゃなかったです。
お昼食べてから会場入りしようと目論んでたんですが、結局会場内の
カフェレストランでパスタ、という以外に選択肢がありませんでした。
周囲を歩き回れば、そりゃなんかあるんでしょうけども。


さて、やたら天井の高い会場での観戦となった三谷vs菊井戦。
序盤は三谷がしっかりジャブを出し、菊井は懐を取ろうと前に出る展開。
しかし中盤は三谷がジャブを省略して打ち合いに応じ、菊井が押さえる回もあり。
終盤は打ち合う展開で、三谷にとっても菊井にとっても本来のスタイルを外した感じ。
ここでパワーの差が出て、三谷が好打を決めて菊井を突き放しました。
さうぽん採点は97-93、三谷。無理から振り分けたのも入れて、ですが。

試合としては、共にきつい負け方した直後の再起戦ということを考えると、
まずまずの内容だったとは思います。
しかし三谷、次がサーシャ戦というのはこれまたきつい。
ただ、スタイル的には、川端賢樹やロリー松下よりは、三谷の良さが出せるでしょうから、
あまり悲観的になりすぎることはないと思いますが。
菊井はバンタム級ではやはり無理を感じました。


さて、ひさびさの観戦、全部で17試合の二部興行をどっぷりと...と
行きたいとこなんですが、諸事情あってそうも行かず、二部最初の試合、
武本在樹再起戦勝利を最後に、会場を去りました。
何かその後もあれこれと、色んな意味で厳しい闘いが重なった模様ですが...(^^;)
ま、その辺はスカイA様の放送でじっくりと拝見するとしましょう。
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北京への道

2007-11-19 00:10:27 | 井岡一翔
井岡一翔、全日本決勝で惜敗
好試合の末、きわめて僅差だった模様です。

惜しいところでした。これで五輪予選は勝者の大久保賢児が
出場することになるのでしょう。
もっともアマチュアでも、プロに負けずに不可解なことはあるもので、
負けた選手が選ばれたりすることも、過去にはあったようですけど、
いずれにせよ、井岡が堂々とここまで勝ち上がって、健闘したことは素晴らしいです。


しかし、井岡弘樹の甥が、こんなに活躍しているんですね...。
今でこそ、「ごきげん!ブランニュ」において、
月亭八光との名コンビで、シュールな笑いを取りまくっている叔父さんですが(^^)
私は現役時代、世代的に近いこともあって、大ファンでした。
当然、その甥が見事な素質を持ったボクサーであるとなると、気になって仕方がないわけです。
是非、すこやかに大きくなって、叔父さん以上の名ボクサーになってほしいですね。


さて、全日本選手権といえば、決勝だけはNHKで放送されると思ってたんですが、
今日は放送無かったみたいですね。
来週あたりに録画ででも放送してもらいたいものです。

以前は松島勝之とか、三浦国宏vs関政明の戦慄KO劇とか、
その他にもあれこれ楽しみに見られた試合があったんですけど、
今回の大久保vs井岡も、それと同じくらい楽しみですね。


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コットvsモズリー

2007-11-13 00:11:17 | 海外ボクシング
毎度の情報シャットアウトな月曜日(^^)
先ほど、ミゲル・コットvsシェーン・モズリー戦を見終えました。


私の予想は、モズリー勝利でした。
堅牢なガード、圧倒的な馬力と強打を持つコットですが、
時に危ない食い方をするし、優勢な場面でやや散漫になる。
それに案外、打たれるともろい、そしてボディが弱いとされる。

モズリーは馬力、体力、若さで劣るものの、キャリア豊富でガッツがある。
そして、コットの隙を突き得る、速くて強い右がある。
私はモズリーが競り勝つか、終盤ストップもあり得るか、と思っていました。



序盤、コットは硬いガードと、思いの外速いジャブ、スイッチして左ストレート。
モズリーはジャブを思うように打てないと見ると、これまた速い右一発。
コットはモズリーの右が怖い。しかしモズリーも、いきなり右から打つのは怖い。

中盤にかけて一進一退。コットが圧力かける。モズリー押される。
しかしモズリーは、ボディ打ち、アッパーで、コットの圧力を削ぐ。
モズリーは見た目が悪くてもボディを叩いて、終盤挽回に来るであろう
コットの馬力を削いでおこうという感じ。

終盤、一進一退。モズリーは快調かと思えば次に失速。
コットはクリーンヒットで上回り、ポイント優勢と読んだか、
またはボディのダメージか、最終回は足を使って逃げ切り。



両者の強さが平均を超えていて、数少ない両者の弱みがさらけだされてしまう。
怖れと勇気、果敢さと計算高さが交錯する、めまぐるしい闘い。
12R、あっという間に終わりました。いやー、面白かったです(^^)

私の判定は、モモモモココモコモココモ、115-113モズリー支持。
しかし、3つほど逆もありか、と思う回があるので、コット勝利も納得です。


モズリー、36歳にしてなお、その才能を錆び付かせていませんでした。
若くてタフで粘っこい強敵コットに苦戦を強いられつつも、
逃げるのでなく自分からボディを打っていく勇敢さ。
このあたりが単なるスピード型とは違う、モズリーのモズリーたる所以です。
負けたのは残念ですけど、もうこのへんの「師匠クラス」になると、
そういうのとはまた別に称えたい気持ちですし、次が楽しみですね(^^)


難敵モズリーに競り勝ったコット、やはり上記したとおりの強みを見せました。
序盤、完全に負けの流れでしたが、簡単に巻き返しにかかるあの馬力。
本当に「強い」という言葉がふさわしい、今時やないとこがイイです。
ただ、ちょっと、最後の方の安全運転が残念でした。
もっとも、モズリーがそれだけ手強く、巧かったのでしょうけど。
デラホーヤ戦とかいう話があるようですが、私としては、
アントニオ・マルガリートとの対戦が見てみたいところです。
メキシカンvsプエルトリカンの「今時やない」者同士の対決、最高だと思うんですが(^^)


とにかく、やはり世界の一流同士の激突は、本当に良いものですね。
こういうものを結果知らずに見られる、ありがたいことです。
そりゃ、出来れば生中継が良いですけど(^^)
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JBCなればこそ。

2007-11-07 09:43:23 | その他
少し前の話ですが、JBC幹部に辞任要求があったそうです。

今のところ、時事通信以外で報じられた形跡がありません。
JBCが「カメダ問題を受けて」色々と改善、改革に向けて取り組んでいる、
という話題なら、それこそどっちゃでもええような些末な話でも記事になるのに、
マイナスの話だと、静かなものですね...このへん、マスコミ各社も、
ようしつけられてはるみたいで、結構なことでございます(^^;)

しかし、専務理事さんのコメントには、思わず腰が抜けました。
以前にも少し(少しじゃないか...)JBC批判を書きましたが、
なるほど、カメダみたいなのがのさばって大きな顔してられるのも、
このコミッション(もどき)ありゃこそやね、と、改めて思った次第...。
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苦戦の防衛

2007-11-05 01:21:40 | 関東ボクシング
坂田健史、デンカオセーンと引き分け、二度目の防衛なりました。
防衛したのはいいのですが、試合内容は良くも悪くも坂田そのものでした。

前回のバスケス戦でも、初回からけっこう打たれましたが、今回も初回にダウン。
前半はデンカオセーンの好打が完全に支配してたように見えました。

しかし中盤から、デンカオセーンの攻撃は右パンチばかりになり、
なぜか、左からの組み立てが全然なくなってしまいます。
そこに坂田がつけ込んで前進を繰り返し、ペースアップします。
終盤10Rなどは、デンカオセーンを打ちまくり、明白に押さえました。

とはいえ、初回のダウン含め4Rまでで5失点(←あくまで私見です)の坂田が、
残りの回でそれを挽回したかどうかは、ちょっと微妙に思いました。
採点表を見ると、私の印象としては、デンカオセーン勝利を支持したジャッジと、
ドローと採点したジャッジの間くらい。小差ながら、デンカオセーンというところです。
まぁ、少数派の意見かもしれませんが。

全体として、坂田のスロースタートという短所と、
旺盛なスタミナという長所の両方が出て、
それにデンカオセーンの失速が相まっての接戦という感じでした。
坂田はダウンを食った右を、その後は巧くガードしましたけど、
その対応力はさすがとはいえ、やっぱり立ち上がり悪過ぎます(困)。
そろそろ、その辺は善処していただかんと、と思います。ていうか、心配です。



あと、ひとつだけちょっと疑問だったのが、最終回、ラスト30秒での減点。
確かにしかるべき裁定なら、いつであろうと下さねばならないのでしょうが、
あのタイミングで、というのは、いささか奇異に感じました。
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ローマン・ゴンサレス

2007-11-03 22:56:45 | 海外ボクシング
ボクシング・マガジンが以前よりも世界各地の情報ページを増やしてから
もうどれくらい経ったかは覚えていないのですが、
あれは大変ありがたいことです。

北米ばかりじゃなく、南米、東洋、欧州の情報もたくさん読めますし、
特に欧州担当(?)の草野氏のように、「ボクシングは北米だけのものじゃない、
欧州にもこんなに良い選手がいて、良い試合があるんだ!」という情熱が
行間から滲み出ているページは、読んでいてとても楽しいものです(^^)

で、その南米情報ページにおいて、何度も取り上げられていた、
ニカラグアの新星ローマン・ゴンサレス。
WBAミニマム級上位に急上昇、デビュー14連勝、それが全部KO。
アルゲリョの再来とまで言われる、スーパースター候補。
南米の関係者諸氏が口を揃えて絶賛する記事を読んで、
ご多分に漏れず私も興味津々でした。

少し前に「どんなんか見たろ」と思って、Youtubeで検索してみたんですが
残念ながら見つかりませんでした。
しかし、この度帝拳プロモーションと契約を結び、初来日。
しかも相手が新井田に二敗した以外は負け知らずの強豪、エリベルト・ゲホン。
時間が許せば後楽園ホールへ飛んでいくところですが、
それはかなわず、自宅でG+観戦となりました。

やや小柄ながら、上体が大きく、下肢が細く、
いかにもラテン・アメリカの一流ボクサー、という感じのゴンサレス、
試合が始まったら早々に、「音もなく」という感じのステップで
ゲホンの正面に正対しました。

ゲホンはジャブこそ少し出しましたが、ちょっと重い立ち上がりのまま、
ゴンサレスが良い角度で出す左フック、アッパーのダブルを受け続け、
最後も左の上下で沈められました。

ゲホンは、立ち上がりちょっとのんびりしている間に倒された感じです。
調整不足か、情報不足なのか、ゴンサレスがいつでも打てる位置取りを
いささか安易に許してしまいました。

しかし、同時にゴンサレスの凄さもしっかり見られました。
最軽量級の選手が、あれだけ力みなく打って、あの強打。
バランスも良いし、相手のガードを破る角度を知っている感じ。
もちろん、もっと長い試合で色んな面を見たいところではありましたが、
将来が楽しみな逸材であることははっきりしました。

いやー、これは会場で見たかったなぁ。
次回は誰相手になるのか、ひょっとしたらいきなり世界戦なんてことも
あるやもしれませんが、こういうけっこうなモノは、なんとか直に見たいものです(^^)

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史上二人目のベスト4

2007-11-02 14:18:21 | その他
アマチュア世界選手権で、川内がベスト4入り
石井幸喜以来の快挙とのこと。

しかし石井幸喜とはまた、お懐かしい限りです。
石井のことは「ナンバー」に立松和平が書いた日東ジムのルポ記事で知りました。
もう、20年くらい前のことです。
石井の試合は見たことがなかったのですが、金てっこー(笑)に敗れた試合は、
ある方のご厚意により、最近見ることができました。

あの石井以来のメダル獲得、五輪出場も決めた、とは快挙ですね。
アマチュアのことは詳しくは知りませんが、他の選手も健闘を見せた模様です。
内山高志なんか見てても、強い奴はかなり強いですよね。
何もプロになるばかりがボクサーじゃないですけど、でも、将来、
プロのリングでも見てみたいですよね、こういう選手は。

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