さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

兄弟で鍛える 井上拓真、尚弥と共に静岡でキャンプ

2020-11-30 18:29:44 | 井上尚弥




来年1月14日、栗原慶太戦に向けて、井上拓真が静岡県内でキャンプ
兄・尚弥も、まだ決まってはいない次戦に向けて「始動」というところで、同行しているとのこと。

そういえばかのマロニー兄弟も、期間こそ違えど、同じように兄弟のサポートに回った、という話がありましたね。
あちらは双子でしょうからますます希少な例ですが、兄弟共々、トップボクサーとして同時期に活動するというのは、本当に凄いことです。

走り込みの模様は、インスタライブで動画配信があった、とのことですが、この辺は今時の話やなあ、という感じですね。
出来れば試合自体も、何らかの形でライブ配信してもらえんかな、と思うところですが...。


おそらく数日遅れの関東ローカル深夜録画でしょうから、この試合こそ新年早々馬鹿をやってでも、会場で見たいものですが、果たして...というところです。
チケットの一般販売があるのかどうかさえ怪しい有様で、どうにもこうにもです。

もっとも、来年のカードを心配している場合ではなく、大晦日の大試合とて、同様の状況なのでしょうが。
海外ではこの年末、良いカードが並びますし、国内でもなんとか、少しでも状況が好転するよう、願うばかりです。



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ということで、一曲。
New Order “Blue Monday” です。







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生中継すべき試合は別にあった ジョイス、予想覆しデュボアをKO

2020-11-29 15:51:53 | 海外ボクシング




今日は午後からWOWOWで、マイク・タイソンとロイ・ジョーンズのエキシビションが生中継されました。

試合のところだけ追っかけ再生で先ほど見ましたが、年齢やブランクを考えれば、やはりタイソンの馬力、体力は凄いなあ、と感じました。
いかに1ラウンド2分とはいえ、8ラウンズ終えて、息が切れていなかっただけでも...やはりこの人、ボクサーとしての天性を生まれ持ったひとりなのだ、と改めて。

ジョーンズの方は、タイソンと比べるとブランクは短かったはずですが、こちらは「相応」だったというところか。
ヘビー級ではずば抜けて速かったタイソンの踏み込みに、中量級からスピードを落とさずに上げて行ったキャリアを持つジョーンズがついていけない、という風にも見えました。

身体を逃がして回り込み、そこから打つ、とはいかず、困ったらクリンチの繰り返しで、これもまあ、しょうがなかろう、現役じゃないんだし...と、当たり前のことを思うのみ。
タイソンと違い、特別な何かは見えてこないままで、残念ながら、今後同様のイベントがあるとしても、あくまで「タイソン対誰々」であって、もう、ジョーンズの出番は無いだろうなあ、と。


まあ、往年のスターが、元気なところを見せる、というイベントとして、普通なら2~3ラウンズで、という、合間の演目なんでしょうが、それが8ラウンズ行われ、大きなビジネスになる、というのは、色々複雑ではあります。
まあ、両者ともにキャリア晩年は何かと大変だった者同士だし...別に悪い話ではないか、というくらいですね。



それよりも日本時間では今朝方、英国のヘビー級ホープ対決は、大方の予想に反して?ジョー・ジョイスがダニエル・デュボアを10回KOした、とのこと。
ジョイスのジャブが有効だったとのことですが、彼のスタイルが、デュボアと対して「保つ」ほど、強靱なものだとは思っていませんでした。驚きました。
まあ、言うても詮無いことながら、生中継すべきはこちらの試合だった、と言いたくもなります。

WOWOWの放送は先になりますが、今から楽しみですね。
YouTubeなどで探せばあるのかもしれませんが、まあじっくり待つとしましょう。



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ということで、一曲。
David Bowie “Let's Dance” です。








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寺地拳四朗、謝罪文発表 久田戦は延期が決定

2020-11-27 12:11:54 | 関西ボクシング



寺地拳四朗が、週刊文春に報じられた件について、謝罪文を発表しました


内容については、文春の記事と一部違っていて、示談は成立したとのことです。
一部マスコミには、人に暴力を振るった相撲取りと、器物を損壊した「だけ」の話をあえて混同して書き、大層な話に仕立てているところもあるようですが...形式的には、これで終わった話だと見ていいでしょう。
興行面などで、彼やジム側が相応の負担をすることも含め、責めというか代償は、当然払うことになるわけですし。


しかし、今月になるまで事態に気づいていなかった、というのは、いくらなんでも...と。
まあ、示談が済んだ話を他人があれこれ言う必要も無いでしょうが、「クルマを破壊」と書かれた行為が、実は本当に大したことのない話だったのか、それとも本人がホームラン級の...いや、宇宙開発レベルの馬鹿なのか。
ちょっと不思議というか、理解を超えた部分ではありました。


で、肝心の久田哲也戦は、やはり延期。カード自体がいずれ行われる、というのは最低限...良い話だとは思いませんが、かろうじて救われたかな、と。
コロナ渦で、興行を再セットするのも大変でしょうが、他に組めるカードもない以上、早期に、久田哲也の挑戦が実現することを願います。
そして、試合の日には、互いにベストのボクシングを、リングの上で見せてもらいたい。
それ以外に望むことは、結局の所、何も無いのですから。


しかし12月19日の興行自体はどうなるんですかね。
セミに久高寛之vs大橋哲朗という、これまた心に染みそうなカードが組まれておりまして(笑)色々思い悩んでいたところなのですが。

これよりもさらに押し詰まった27日、枚方のグリーンツダ興行に、先日中止になった高山勝成vs小西伶弥戦が入る、という報がありましたが、これと同様に、この日のメインに、同じ階級の「例の試合」を持ってくる、というのは難しいんでしょうかね。難しいんでしょうね...。

とにかく、悪い話や暗い話題には事欠かないですが、なんとか苦境のときこそ、知恵を絞って、果敢さを失わず、前向きな話をひとつでも多く聞かせてもらいたいものです。



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ということで、一曲。
佐野元春 & THE COYOTE BAND「コヨーテ、海へ」。








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またも久田哲也が「被害」に 拳四朗「警察沙汰で次戦暗礁」と報道

2020-11-26 09:19:20 | 関西ボクシング

来月19日、と専門二誌に記事が載り、チケットぴあにもチケット販売の記載が一時出ていながら、それが削除されていた寺地拳四朗vs久田哲也戦ですが、週刊文春に、拳四朗が「警察沙汰」を起こしていたため、次戦が暗礁に乗り上げている、という記事が出ました。


オンラインで週刊誌掲載分から一部がアップされていますが、正直、本当に驚きました。
想像もしていなかった(当たり前ですが)事態です。
普段でも当然、ましてこんなご時世に、深夜まで深酒して、何であれ警察沙汰とは...現役の世界王者ともあろう者が、と。

週刊誌自体を購読はしていないので、ウェブに出た部分のみをざっと一読しただけですが、その限りでは、7月に事件があって、その後YouTubeチャンネルを開設したり、久田との試合も普通に組まれようとしていたのか、と考えると、ちょっと筋が通らんのやないか、とも見えます。

ただ、よく考えると、クルマを「1人」で「ボコボコに破壊」する、というのは、具体的にどういう状態なのか、よくわかりません。
また、久田戦が内定したあとの件にもかかわらず、上記のような活動を普通にしていたところからすると...もちろん本人が図太い奴だったり、周囲が事態の収拾に動き、それを当て込んでいたからだ、という見方も出来るでしょうが、同時に、記事から受ける印象とは少々違う話なのかもしれない、とも思います。
「実際のところ」がどうだったのか...その辺が詳らかになることは、少なくとも当分の間、ないのでしょうが。


今回がそうだと断定はしませんが、少なくとも、日本の報道メディアは、この手の記事については、警察側の発表を元に、詳らかに取材をしないまま発表するものです。
そして、その対象がボクサーである場合はさらに悪く、ことによると、根本から物事をねじ曲げて書くこともあります。
好むと好まざるとに関わらず、事実として。
それが大ごとになれば袴田事件であり、故・穂積秀一の事件であり、ということも、忘れることは出来ません。


私は普段、海外の選手の話であれば、深酒が過ぎて狼藉をはたらく程度のことは、いちいち気にせず読み飛ばします。
いざ試合となれば、そんなことはあまり気にせず、試合だけを見ます。
ドーピングどうのこうの、というのは、試合に直接影響しますから、そういうわけにはいきませんが。


今回の拳四朗の件については、クルマを所有する「被害者」の方に対し、相応に償い、それが済めば、基本的にはそれ以上の話だとは思いません。
ただひとつ、日本王者時代に一度、対戦を自分の都合(WBC挑戦)のためにキャンセルした相手、久田哲也に対し、拳四朗は今回、明らかに、前回以上の「迷惑」をかける形になるだろう、ということ。
これだけは、看過できないと思います。

コロナの感染状況が悪化する中、先行きが危ぶまれるところですが、それでなくても苦境にあるボクシング界が、この一戦に費やした労苦が無にされるだけでも問題なのに、それに上乗せするような...好きな言葉ではなく、時にいい加減な使い方もされる言葉ですが、この「道義的責任」は、非常に重いものだ、と。

「実際のところ」がどうであれ、コロナ陽性で試合が流れた最近の数選手と、久田哲也の立場は歴として違います。
今言えるのは、拳四朗どうこうは置いて、彼の試合、それも世界タイトルマッチの機会が、早期に実現してほしい、ということですね。
それがどのような形であれ...普段は、口が裂けても言わないことですが、こういうときにこそ、WBCがどこよりも先駆けて作った、大変結構な(←皮肉です)制度があるのやおまへんか、と思ったり...。



まあ、何にせよ、良い話題が無いところに、追い打ちですね。
コロナ陽性とか、感染者増による観客数の設定とか、そんなことばかり心配していたら、斜め上からゴロフキンの左フックみたいなやつが振り下ろされました(*_*)

ちょっと早いかもしれませんが、なんかもう、本当に...えらい一年でしたねー、今年は。



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ということで、一曲。
BBHF「流氷」。










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美しく敗北せよ 長谷川穂積、バドミントンに挑む

2020-11-25 12:48:08 | 長谷川穂積



世相はどうにも暗く、ボクシング界もご多分に漏れませんが、とりあえずひとつ、息抜きというか、動画。
毎度お馴染み、毎日放送「せやねん」長谷川穂積挑戦シリーズ。
今回はバドミントンです。







内容については...長年の長谷川ファンとしては、もう、涙も涸れました、としか(ーー;)
まあ、元気そうで何より、ですが...。



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ジャブを見てもらえた僥倖 石田匠、新鋭に競り勝つ

2020-11-24 10:43:54 | 関西ボクシング




昨日は高山勝成、小西伶弥戦中止という残念な報がありましたが、もうひとつの目玉カード、石田匠vs石井渡士也戦は、なかなか見どころの多い試合となりました。


WBA挑戦、IBF挑戦者決定戦出場、日本王座五度防衛。
戸部洋平、江藤大喜、木村隼人、船井龍一らを破り、キャリア30戦、痩身のジャバー、石田。
対するは、日本ユース獲得試合の石川春樹戦での鮮烈なKO勝ちにより、僅か3戦のキャリアでありながら、ファンの注目を集める、好戦的なボクサーファイターの石井。
何もかも対象的な両者は、そのイメージをそのまま、リングの上で描いたように思います。


初回から石井が積極的だが、石田のジャブが正確に見える。石田か。
2回は左右アッパーなどを連打に織り込んだ、石井の攻めがまさる。石井。

3回、攻めてくる石井に、石田のジャブ、右ストレートがクリーンヒット。ワンツーをまともに食った石井、少し手が止まる。左瞼から出血。クリアに石田の回。
4回、石井手数は出ているが、出血の影響か、空振りが増える。石田は右浅くヒット、ジャブで追撃。石田。

5回、石田のジャブでまた出血が見える石井だが、中盤、アッパーを織り込んだ上下連打で攻める。
石田は圧されながらも右クロス、ボディ、最後にワンツーで巻き返す。微妙な回。やや石田?

6回、石井がジャブ、フックの左でリードし、右フック、アッパーに繋げ、石田を抑え込む。クリアに石井の回。

7回、石井攻勢、石田の右浅く、ジャブも少ない。ヒット数は、といえば石田か、しかし押されていて、印象は悪い。迷う回。
8回、石井の攻勢は続く。石田ジャブ、右クロス。ワンツーも出るが、石井の連打が印象的。やや石井か。


判定は3-0で石田。大差の採点は置くとして、その他の数字以上に、競った内容の試合だったと見えました。
少なくとも、石田にとり、キャリアの違いをクリーンヒットの大差で見せつけた、というような試合ではなかったと思います。
きついようですが、地元の試合で、ジャブをしっかり見てもらえたから勝てた試合だ、というか...もしこの内容を後楽園ホールでやっていたら、負けを告げられていた可能性もあったことでしょう。
東西お互いに、その辺は容赦ないな、と改めて思わされました。今回とて、79という採点があるのですから...。



私は7回を迷ってイーブンにし、他は無理矢理振り分けて、4対3で石田ですが、採点どう以前に、バンタム級に上げてもなお、せっかく素晴らしいジャブを持っているのに「突き放し」が物足りず、もうひとつパンチにパワーが乗らないし、好打の後の追撃も甘い、という印象は変わらず、今後「上」を目指す、という話になると、やはり不安が残りました。
仮にバンタムで国内上位と闘うとして、井上拓真や栗原慶介と、となったとき、好カードだ、楽しみだ、と思う人はいても、石田有利と予想する人は、ほとんどいないことでしょう。


もっとも、試合の数なら自分の十分の一なのに、そういう段階の選手としては驚異的に力があり、厚みのある攻めを繰り返してきた石井渡士也との対戦は、石田にとって心身共に、難しいものだったと思います。
そして、その難しさ以上の苦闘を石田に強いた石井については、大健闘、お見事でした、と拍手するしかありません。
今回、石井のキャリアが少ないことから、8回戦になったのでしょうが、これだけ「やれる」なら、あと2ラウンズあっても良かったな、と思うくらいです。
今後がますます楽しみです。石田と比べれば小柄に見えましたが、若いこともあり、本当の勝負はもう一階級くらい上げてから、なのかもしれませんが。



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ということで、一曲。
THE YELLOW MONKEY「砂の塔」。









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観戦予定の立てようがない 高山vs小西戦、小西のコロナ陽性で中止

2020-11-23 13:19:04 | 高山勝成



昨夜はMotoGPの最終戦を見るのに忙しく、ネットをチェックしていなかったんですが、今日になって報じられたものか、それとも昨日のうちに出てた話を見逃したのか。
高山勝成プロ復帰戦は、小西伶弥のコロナ陽性により中止に


試合中止の要因は、これまでは色々ありましたが、この新型コロナだけはもう、どうしようもないですね。
誰がどうというのではないし、厳密に予防を試みても、なるときはなる、と。
今回、会場に足を運ばなかったのは、チケットの詳細がよくわからず、最近になって二部興行だと判明した、ということが大きいですが...たった7試合の予定を二部に分けることについて、試合後、少し触れようと思っていたら、6試合になってしまいました。やれやれです。


それにしても、遠方からの観戦予定など、これでは立てようが無いですね。
新型コロナの脅威はもちろんのこと、それによって興行の枠組みが直前まで決まらない、という二重の不確定要素があるのでは...。
私も9月に、仕事による上京にかこつけて、かろうじて一度ホールにお邪魔しましたが、年末や年明けの「目論見」は、もはや風前の灯火、というか。
すでに色々と覚悟を決めているところです。なんともかとも。


しかし高山、復帰を決めたはいいが、当初予定の森青葉戦がなくなり、次に決まった試合がこれです。
見た目こそ若いが、もう多くの時間が残されているわけでは無い身にとり、本当につらいところだと思います。
それでも相手を思いやる言葉が真っ先に出るあたり、他人事ながら頭が下がる思いですが...。



もうすぐ配信が始まるようで、改めてYouTubeのリンク貼っておきます。
残りの6試合、好ファイトになってくれるよう期待しましょう。









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明日は三田/大森欠場/変わらぬ巧さと危うさ/設定通り

2020-11-22 14:27:44 | 高山勝成




明日は兵庫県、三田にて二部興行。
関西ボクシング界は当然、全国的に見ても、こういうメイン級、各ジムの代表格が直接対決するカードが並ぶというのは、なかなかないことだと思います。
しかも有り難いことにYouTubeでライブ配信です。多くに見られると良いですね。






高山勝成ほか、各選手計量パスという記事です。
高山は本当に、復帰初戦でこの強敵か、と改めて思う、小西伶弥との一戦。
普通ならあり得ないマッチメークでしょうが、もうここまで来たら、ということなんでしょうか。
まあ、高山勝成というボクサーのキャリア自体、いろいろと「あり得ない」ことだらけだったわけで、それを思えば「らしい」というものなんでしょうが。
何であれ、勝ち負け以前に、良い内容、経過の上で終わってほしい、と思うのみ、です。


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今日は大阪で大森将平、再起二試合目でしたっけか、予定されていましたが、大森が前日計量で脱水症状を起こしていてドクターストップ、とのこと。
なんとも残念としか。
細かい経緯や実情は不明なれど、ホールでやった再起戦、フェザー級の体重で良い動きをしていたんで、今後は...と思っていたら、またスーパーバンタムで試合が組まれていたんですね。
もちろん、本人の調整失敗が原因なんでしょうが、その辺、ちょっと気になるところではあります。


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昨日のBoxingRaiseライブ配信、内藤律樹は、今野裕介の腕か肩の負傷もあって、9回終了TKO勝ち
巧いけど、巧いだけに相手を引き寄せてしまう余裕が、時に危うい印象も残す、というところは、階級を上げても変わらない、内藤の魅力であり、陥穽でもある。
そんな内藤の闘いぶりを、余すところなく見られた、そんな試合でした。
今野は攻勢を取った回もありましたが、最後は左手が下がったまま動かず、右で探って飛び込んで、と本当に片手でした。
その奮闘は感動的でしたが、無念の結果となりました。

内藤はスーパフェザー級時代、国内上位の強敵を悉く破り、あの伊藤雅雪でさえも敵わなかった、超一流の日本チャンピオンでした。
当時は、CSフジNEXTの生中継カードのメインイベンターとして頻繁に登場したので、彼の試合を見たさに、他に見るもののないチャンネルですが(←それはお前の勝手や)視聴契約をしたものです。
ノリとしてはほとんどPPV視聴でした。
この先、本人のコメントにも出ている面々と、最強の座を決めるようなカードが組まれてほしいものですね。


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セミは好ファイト。木村吉光と仲里周磨の一戦は、ダウン応酬のドロー。
この試合だけでメインの価値あり、という試合でした。

しかし4回、仲里がかすめるような左フックで、これまた左を振っていた木村を倒したのがスリップ判定なのに、7回、木村が手首で仲里を引っかけたらダウンの裁定。
相変わらずの「設定」通りのレフェリングには、鼻白む思いでした。
4回のスリップ裁定のあと、仲里が(改めて)左フックでダウンを取ったので、ダウン一度ずつのドローという結果でしたが、きちんと裁定していれば、普通に仲里の勝ちです。

別に今から結果覆せとは言いませんが、映像をスローで見れば、誤審だったことは誰にでもわかります。
当該のレフェリーに対して、コミッションはきちんと指導なり、注意なりした上で、その事実を公に発表してもらいたいものですね。
何もなしで「人間のやること、仕方ない」で済ませてばかりでは、選手にしたらたまったものではないでしょう。
少なくとも、もう、それで済んだ時代は過去なのだ、という認識が求められる、と思います。



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ということで、一曲。
The Birthday 「オルゴール」。









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中谷正義vsベルデホ、WOWOWオンデマンドでライブ配信!

2020-11-21 23:02:37 | 海外ボクシング




先ほどWOWOWの放送・配信予定を確認したら、当日、12月13日にライブ配信の予定が記載されていました。
朗報です!(^^)
いやーこれは有り難い。WOWOW頑張ってくれてますねー。感謝。
ということで取り急ぎ。



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年内のDAZN/12.27枚方/坂晃典は年明けに/困難あれど

2020-11-21 16:36:08 | 話題あれこれ


今日はこのあと、後楽園ホールから内藤律樹、今野裕介戦がBoxingRaiseでライブ配信されますが、その前に、久し振りに話題あれこれ、という形で記事を。


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明日早朝、DAZNでライブ配信ある模様。
コナー・ベンvsセバスチャン・フォルメラ戦、とのことですが、これはポベトキンvsホワイトの再戦がなくなった興行なんですね。
絶対ライブで見るぞ!という気合いではないですが(朝の4時ですから...)後ほどチェック、という感じで。

ちなみに28日土曜は、ダニエル・ジェイコブスvsガブリエル・ロサド戦があります。
ジェイコブスはチャベスのせがれとの一戦以来でしたっけ。
この人も、まだまだ引っ込むような選手じゃないと思いますけど、どんな調子でしょうか。

あと、DAZNでは、年内はカネロvsカラム・スミスがあり、年明け早々は延期されたライアン・ガルシアvsルーク・キャンベル戦ですね。
他、ジョシュアvsプーレフ戦なども、予定通りならあるはずなんですが。「どちらがやる」かは不明、なものもあるかもしれませんね。


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今年、関西最後の興行となるのは、12月27日、枚方でのグリーンツダ興行
夏に決まっていた試合が流れた奥本貴之、先の京口、タノンサック戦アンダーに出る予定だった「令和の海老原」前田稔輝などが、試合の機会を得られたことは、ファンとして嬉しいことですね。
メインは奥本なのか矢田良太なのか、ちょっとわかりませんが、長身サウスポー下町俊貴も出るし、これは見たいところです。
当日、所用がありましてなかなか...と思っていたら、時間が夕刻から、ということで、何とかなるかどうか、微妙。鋭意検討中です(笑)。
ひょっとしたら、YouTubeでライブ配信があるかもしれません。そちらにも期待です。


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来年の話もちらほら出る時期ですが、坂晃典の指名試合、渡邊卓也戦もやっと実現の運び
1月22日、ホールです。
わかってはいたことですが、府立ならなんとか...このご時世で上京は難しいですね。
まあ、他にいろいろ目論んでいたりもしますが、その上に、となると。
これもBoxingRaiseのライブ配信に期待ですが。


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しかし、どの興行が、というのでなく、今はカードや日時が決まり発表があっても、チケット販売の話が止まっているパターンが多いですね。
先日取り上げた、拳四朗vs久田哲也のタイトルマッチにしてからが、一度、チケットぴあに出た情報が消えたりしています。
客入れを何人までに制限せねばならないか、当初見込んでいた数字を修正する必要が生じているのかもしれません。

その検討の末、どういう答えが出るものか、さっぱりわかりませんが...先の中谷、マグラモ戦のように「関係者のみ」の入場が許可される、という形になる、或いは表立ってそう言わずとも、実質的には、ということも、あり得るかもしれません。
どんな事情であれ、こういう「閉じた」話になってしまうのは、残念に思います。


そんな中、上記記事にある、グリーンツダジム、本石会長のコメントは、もちろん様々な困難もあるが、それでもなお...という、極めて強い意志を感じるものです。
このような意志が、少しでも良い形で報われるよう、事態の好転を願うところです。


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ということで、一曲。
布袋寅泰「Dangerous feat. 吉井和哉」。








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